アギーレ元日本代表監督が関与したとされる八百長疑惑に進展…6年間のフットボール活動禁止措置が求刑

2018.02.15 10:40 Thu
Getty Images
▽かつて日本代表を指揮し、現在はUAEのアル・ワフダで指揮を執るハビエル・アギーレ氏。日本代表監督を退く要因ともなった八百長疑惑について、重い処分が求刑されることになるようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

▽嫌疑がかかっているのは、2010-11シーズンのリーガエスパニョーラ最終節のレバンテvsレアル・サラゴサ。アギーレ監督は当時サラゴサで指揮を執っており、アギーレ監督を含む多くの選手が嫌疑をかけられている。

▽スペイン検察は、この八百長疑惑に対し、関係者に2年間の懲役刑と6年間のフットボール活動禁止措置を勧告することを発表。しばらく動きがなかったこのスキャンダルの周囲が再び騒がしくなりそうだ。
▽今回の八百長疑惑には、アギーレ監督以外にも、アトレティコ・マドリーのキャプテンであるガビやマンチェスター・ユナイテッドのアンデル・エレーラ、レスター・シティのビセンテ・イボーラなどが関与しているとされている。

▽スペインの法律では、初犯であれば2年以下の懲役は免れることができる可能性が高い。しかし、アギーレ監督は、2013-14シーズンのエスパニョールvsオサスナでも嫌疑がかけられており、その場合は重い処分が下されそうだ。
▽6年間のフットボール活動禁止となれば、スペイン国内に限らず、世界中でのあらゆる活動ができなくなるため、どのような判決が出るかに注目が集まる。

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