レーティング:レアル・マドリー 3-1 パリ・サンジェルマン《CL》

2018.02.15 06:57 Thu
Getty Images
▽チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグ、レアル・マドリーvsパリ・サンジェルマン(PSG)が14日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-1で逆転勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
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▽レアル・マドリー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ケイロル・ナバス 6.0
失点はノーチャンス。ムバッペの決定機を阻止するなど、安定したゴールキーピングだった
DF
6 ナチョ 6.0
ネイマールの対応に奔走し上々の出来。それでも、要所で攻め上がっては攻撃に厚みを加えた

5 ヴァラン 6.0
相手の高速カウンターやネイマールの仕掛けに対して、最後の場面で身体を張り続けた

4 セルヒオ・ラモス 6.5
身体を張ったシュートブロックや読みを利かせたカバーリングで最終ラインを締めた
12 マルセロ 7.0
値千金の追加点を奪取。絶妙なアーリークロスで決定機を演出するなど攻撃性能を遺憾なく発揮

MF
10 モドリッチ 6.5
球際での粘りの守備に加え、嫌らしい間受けで攻撃の起点に

14 カゼミロ 6.0
無難なパス捌きに加え、出足鋭い対人守備で相手を苦しめた

(→ルーカス・バスケス 5.5)
投入直後からハードワークをこなす

22 イスコ 6.0
2列目を自由に動き回りながら攻守に多くの仕事をこなした

(→アセンシオ 6.5)
チームを勝利に導く2つのクロスを供給。起用に見事に応えた

8 クロース 6.5
相手のプレスを無効化するシンプルな捌きを披露

FW
9 ベンゼマ 5.5
見事なダイレクトシュートをファインセーブで阻まれる。前線で一定の存在感

(→ベイル 5.5)
まずまずボールに絡んだが、決定的な仕事はできず

7 C・ロナウド 6.5
プレッシャーが懸かるPKを決めてCL7戦連発となる10点目。レアル・マドリーでのCL通算100ゴールの偉業を達成。さらに値千金の逆転弾まで決めて見せた

監督
ジダン 6.5
攻撃的な交代策で接戦をモノにする見事な采配だった

▽パリ・サンジェルマン採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
16 アレオラ 6.0
3失点も2度のビッグセーブを見せるなど、持ち味の身体能力を生かした好守を披露

DF
32 ダニエウ・アウベス 6.0
前半はバランス重視のプレーに終始。後半途中から右ウイングにポジションを上げてネイマールと共に攻撃をけん引

5 マルキーニョス 5.5
ビッグマッチでキャプテンマークを巻き、個人としては堂々のプレーを見せた

3 キンペンベ 5.0
チアゴ・シウバを押しのけて先発に抜擢も2失点目に絡むなど、難しい試合に

17 ユーリ 5.5
2失点目の場面では何とかクリアしたかった。ただ、それ以外では攻守に及第点の出来

MF
6 ヴェッラッティ 6.0
巧みなターンで相手のプレッシャーをいなしてカウンターの起点に

18 ロ・セルソ 5.0
不用意なファウルでPK献上。守備面でソリッドさを欠いた

(→ドラクスラー -)

25 ラビオ 6.5
先制点に加え、中盤で攻守に質の高いプレーを続けた

FW
29 ムバッペ 5.5
先制点の起点に。ただ、強引な仕掛けが目立ち空回りが目立った

9 カバーニ 5.5
コンディション不良の中でまずまずの存在感を示した

(→ムニエ 5.0)
自身のサイドを2度破られて逆転を許す…

10 ネイマール 6.0
やや持ち過ぎな場面もあったが、圧巻の仕掛けとキープ力で輝きを放った

監督
エメリ 4.5
結果論ではあるが、投入したムニエのサイドから2失点。さらに、キンペンベ、ロ・セルソの抜擢も機能せず、チアゴ・シウバやディ・マリア温存を非難される可能性も

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
マルセロ(レアル・マドリー)
▽ここ最近の低パフォーマンスから穴となることも指摘された中、持ち味の攻撃性能を発揮し相手を押し込む原動力に。また、試合終盤に見せた3点目のフィニッシュは圧巻だった。

レアル・マドリー 3-1 パリ・サンジェルマン
【レアル・マドリー】
C・ロナウド(前45[PK])
C・ロナウド(後38)
マルセロ(後41)
【パリ・サンジェルマン】
ラビオ(前33)

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