バイエルン、来夏にハメス・ロドリゲスの買取OP行使を決断! 55億円で完全移籍加入へ
2018.02.15 00:30 Thu
▽バイエルンがレアル・マドリーから2年間のレンタル移籍で加入中のコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(26)の買い取りオプションの行使を決断した。ドイツ『シュポルト・ビルト』が14日付けの紙面の一面で伝えている。
▽ハメス・ロドリゲスは、ブラジル・ワールドカップでの活躍を経て、2014年7月にモナコからレアル・マドリーへ7500万ユーロ(約99億円)で完全移籍した。加入1年目はリーガエスパニョーラで29試合に出場し13ゴールを記録するも、2年目、3年目と徐々に出場機会が減少。その後、出場機会を求めた同選手はマドリー加入時に指揮を執っていたカルロ・アンチェロッティ監督が率いるバイエルンへ2年間のレンタル移籍で加入した。
▽バイエルンではその恩師がシーズン序盤に解任されるも、後任のユップ・ハインケス監督の下でも着実に出場機会を確保。今季ここまでは公式戦24試合に出場し、4ゴール8アシストと上々の数字を残している。
▽『シュポルト・ビルト』の伝えるところによれば、ハメス・ロドリゲスのパフォーマンスに満足するバイエルンは、今季終了後に4200万ユーロ(約55億4000万円)に設定されている買い取りオプションの行使を決断したという。また、選手自身もバイエルンへの完全移籍を受け入れているようだ。
▽ハメス・ロドリゲスは、ブラジル・ワールドカップでの活躍を経て、2014年7月にモナコからレアル・マドリーへ7500万ユーロ(約99億円)で完全移籍した。加入1年目はリーガエスパニョーラで29試合に出場し13ゴールを記録するも、2年目、3年目と徐々に出場機会が減少。その後、出場機会を求めた同選手はマドリー加入時に指揮を執っていたカルロ・アンチェロッティ監督が率いるバイエルンへ2年間のレンタル移籍で加入した。
▽バイエルンではその恩師がシーズン序盤に解任されるも、後任のユップ・ハインケス監督の下でも着実に出場機会を確保。今季ここまでは公式戦24試合に出場し、4ゴール8アシストと上々の数字を残している。
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