バチュアイのデビュー弾含むドッペルパックでドルトムントが4戦ぶり勝利! 香川フル出場も大迫は欠場《ブンデスリーガ》

2018.02.03 06:29 Sat
Getty Images
▽ブンデスリーガ第21節、ケルンvsドルトムントが2日に行われ、2-3でドルトムントが勝利した。ケルンのFW大迫勇也は欠場し、ドルトムントのMF香川真司はフル出場している。
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▽前節アウグスブルク戦を1-1の引き分けに持ち込まれた最下位ケルン(勝ち点13)は、4連勝こそ逃がしたものの。ここ4試合を3勝1分けと好調を維持。シュティーガー監督解任後、チーム状態が上向きの中、風邪をひいた大迫が欠場となった。▽一方、前節フライブルク戦で2試合連続ゴールを決めた香川だったが、チームは終了間際に被弾して追いつかれ、年明け後の3試合をいずれも引き分けている。絶対的エースのオーバメヤンがアーセナルへ移籍した中、チェルシーから加入したバチュアイがスタメンデビューとなった。
▽香川が[4-3-3]の左インサイドで先発となったドルトムントが立ち上がりからポゼッションする流れとなった中、最初に決定機を迎えたのはケルン。13分、カウンターに転じ、右サイドに流れたギラシーのクロスをヨイッチがシュート。しかし、GKビュルキの好守に阻まれた。

▽その後もケルンの鋭いカウンターにけん制されたドルトムントだったが、新戦力のバチュアイが前線で身体を張って起点になっていく。すると35分、バチュアイにデビュー弾が生まれる。
▽ボックス左ゴールライン際まで切れ込んだトルヤンのマイナスの折り返しをバチュアイが左足で蹴り込んだ。香川が積極的にバチュアイを使ってケルンを押し込みにかかるドルトムントはさらに44分、バチュアイが再びトルヤンのクロスに合わせてネットを揺らすも、VARによってオフサイドと判定され、前半を1点のリードで終えた。

▽迎えた後半、一進一退の攻防で立ち上がった中、56分にドルトムントに決定機。シュールレのスルーパスに抜け出したバチュアイがボックス中央に侵入。GKと一対一となったが、シュートはホルンに止められてしまった。

▽すると60分、ケルンはカウンター返しから同点に追いつく。テローデがボックス左でタメを作って、ハインツがミドルシュート。GKビュルキが弾いたルーズボールを後半から出場のツォラーが頭で押し込んだ。

▽それでもわずか2分後、GKビュルキのロングキックでルーズとなったボールをプリシッチが拾いスルーパス。これに反応してボックス右に走り込んだバチュアイがシュートを流し込んでドルトムントがすかさず勝ち越しに成功した。

▽その後、69分にヘクターの右CKをメレに頭で流し込まれて2-2とされたドルトムントだったが、終盤の84分に三度リードする。ロングカウンターに転じ、香川、バチュアイとつないで、最後はボックス右まで持ち上がったシュールレがシュートを流し込んだ。

▽逃げ切りを図るドルトムントはシュールレに代えてデビューとなるDFのアカンジを投入。対するケルンはピサーロを投入して同点弾を目指した。

▽終盤、サンチョが負傷して10人での戦いを強いられたドルトムントだったが、ケルンの攻勢を凌いで逃げ切り。ドルトムントが新年初勝利を飾り、4試合ぶりの白星としている。

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