ホラーバッハ新体制初陣のHSVがライプツィヒとドローで連敗ストップ! 酒井は右CBで3戦ぶりの出場《ブンデスリーガ》
2018.01.28 01:53 Sun
▽ブンデスリーガ第20節、RBライプツィヒvsハンブルガーSV(HSV)が27日に行われ、1-1のドローに終わった。なお、HSVのDF酒井高徳はフル出場。MF伊藤達哉はベンチ入りも出場機会はなかった。
▽前節終了時点で5位のライプツィヒ(勝ち点31)と、降格圏の17位に沈むHSV(勝ち点15)の一戦。直近6試合で1勝3敗2分けと乗り切れないライプツィヒはケガのフォルスベリ、ベンチスタートのナビ・ケイタを欠く中、ヴェルナーとオギュスタン、ブルマの3トップを採用。一方、リーグ4連敗中で6戦未勝利のHSVはギズドル前監督を解任し、後任にクラブOBのホラーバッハ新監督を招へい。その初陣となる今節では直近2試合を欠場していた酒井が復帰も伊藤はベンチスタートとなった。
▽キャプテンの酒井を3バックの右ストッパーで起用する[3-5-2]の新布陣でいきなり自身の色を示したホラーバッハ新監督率いるHSVに対して、ホームチームの快速3トップがいきなり襲い掛かっていく。9分、中盤でフントからボールを奪ったカンプルがそのまま持ち上がって右サイドのサビツァーに展開。そして、サビツァーのクロスに対して、ヴェルナーとブルマの2選手を1人で見る対応となった酒井に競り勝ったブルマのヘディングシュートがゴール右隅に決まった。
▽敵地でいきなり先制を許したHSVは直後の16分にもK・パパドプーロスの不用意なバックパスをオギュスタンにカットされボックス内で決定機を許すが、シュートは枠の右に外れた。その後も不用意なボールロストからホームチームのカウンターに晒されるHSVだが、積極的に声をかけてコミュニケーションを取る酒井を中心に何とか追加点を与えない。
▽すると29分には前線でうまく潰れたG・ユングが最終ライン裏に出したスルーパスに抜け出したコスティッチがボックス内で冷静にGKをかわして無人のゴールへシュートを流し込み、ワンチャンスを生かして追いついた。その後は一進一退の攻防が続く中、再びホームチームが押し込む流れとなったものの、前半は1-1のイーブンで終了した。
▽一方、劣勢が続くHSVも61分に後半最初の決定機を作る。左サイドで粘ったコスティッチの浮き球クロスをゴール前で後ろ向きに収めたウッドが反転シュートを試みるが、ここは相手のブロックに阻まれる。続く64分にはセットプレーの二次攻撃から酒井がダイレクトボレーを放つが、これもシュートブロックに遭う。
▽後半半ばから終盤にかけて互いに決定機を作り合うオープンな展開に。77分にはボックス左からサビツァーが枠を捉えたシュートを放つが、これはGKマゼニアがセーブ。対するHSVもコスティッチの個人技からゴール前に迫る場面を幾度も作るが、最後の場面でうまくいかない。試合終盤にはホームのライプツィヒが決死の猛攻を見せるが、HSVも最後まで集中力を切らさず耐え抜き試合は1-1のままタイムアップ。ホラーバッハ初陣で格上とドローに持ち込んだHSVが連敗を「4」でストップした。
▽前節終了時点で5位のライプツィヒ(勝ち点31)と、降格圏の17位に沈むHSV(勝ち点15)の一戦。直近6試合で1勝3敗2分けと乗り切れないライプツィヒはケガのフォルスベリ、ベンチスタートのナビ・ケイタを欠く中、ヴェルナーとオギュスタン、ブルマの3トップを採用。一方、リーグ4連敗中で6戦未勝利のHSVはギズドル前監督を解任し、後任にクラブOBのホラーバッハ新監督を招へい。その初陣となる今節では直近2試合を欠場していた酒井が復帰も伊藤はベンチスタートとなった。
▽キャプテンの酒井を3バックの右ストッパーで起用する[3-5-2]の新布陣でいきなり自身の色を示したホラーバッハ新監督率いるHSVに対して、ホームチームの快速3トップがいきなり襲い掛かっていく。9分、中盤でフントからボールを奪ったカンプルがそのまま持ち上がって右サイドのサビツァーに展開。そして、サビツァーのクロスに対して、ヴェルナーとブルマの2選手を1人で見る対応となった酒井に競り勝ったブルマのヘディングシュートがゴール右隅に決まった。
▽すると29分には前線でうまく潰れたG・ユングが最終ライン裏に出したスルーパスに抜け出したコスティッチがボックス内で冷静にGKをかわして無人のゴールへシュートを流し込み、ワンチャンスを生かして追いついた。その後は一進一退の攻防が続く中、再びホームチームが押し込む流れとなったものの、前半は1-1のイーブンで終了した。
▽迎えた後半、立ち上がりから攻勢を見せるライプツィヒは55分、味方のフィードに抜け出したサビツァーがボックス左でGKをかわしてシュート性のクロスを入れるが、これはポジションを取り直したGKマゼニアにはじき出される。その後、58分にはデンメを下げて切り札のケイタをピッチに送り出し、攻勢を強めていく。
▽一方、劣勢が続くHSVも61分に後半最初の決定機を作る。左サイドで粘ったコスティッチの浮き球クロスをゴール前で後ろ向きに収めたウッドが反転シュートを試みるが、ここは相手のブロックに阻まれる。続く64分にはセットプレーの二次攻撃から酒井がダイレクトボレーを放つが、これもシュートブロックに遭う。
▽後半半ばから終盤にかけて互いに決定機を作り合うオープンな展開に。77分にはボックス左からサビツァーが枠を捉えたシュートを放つが、これはGKマゼニアがセーブ。対するHSVもコスティッチの個人技からゴール前に迫る場面を幾度も作るが、最後の場面でうまくいかない。試合終盤にはホームのライプツィヒが決死の猛攻を見せるが、HSVも最後まで集中力を切らさず耐え抜き試合は1-1のままタイムアップ。ホラーバッハ初陣で格上とドローに持ち込んだHSVが連敗を「4」でストップした。
ハンブルガーSVの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
ハンブルガーSVの人気記事ランキング
1
「これはショックだ…」「信じられない」現役時代と大きく異なるファン・デル・ファールト氏の姿が話題!「引退生活を楽しんでるみたい」
元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏の現在の姿に注目が集まっている。 ファン・デル・ファールト氏は、2000年にアヤックスでプロキャリアをスタート後、ハンブルガーSVやレアル・マドリー、トッテナム、ベティス、FCミッティランでプレー。最後はデンマークのエスビャウfBでプレーした後、2018年に現役を引退した。 代表キャリアにおいては、2001年にオランダ代表デビューして以降、109試合25得点をマーク。ワールドカップ(W杯)とユーロで2度ずつの出場歴を誇り、2010年の南アフリカW杯でオランダ代表の準優勝に貢献した名手だ。現役引退後にはプロダーツ選手に転向したことでも話題となっていた。 現在41歳のファン・デル・ファールト氏は、23日に行われたリバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズのチャリティーマッチにアヤックスの一員として参加。だが、現役時代との違いにファンが驚くこととなった。 現役時代にはどちらかと言えばシュッとしたイメージだったファン・デル・ファールト氏だが、当時と比べてかなり大きくなった様子。別人のような姿になっていた。 引退後はこれくらいの体型を維持しているファン・デル・ファールト氏だが、久々にピッチでプレーしたということもあり、体型のことを知らなかったファンからは「これはショックだ…」、「これは誰?」、「信じられない」、「引退生活を楽しんでるみたいだ」と大きな驚きの声が寄せられることとなった。 なお、リバプールレジェンズvsアヤックスレジェンズの一戦は、アヤックスが2点を先行したものの、後半にリバプールが一挙4得点で逆転に成功。4-2でリバプールレジェンズが勝利を収めている。 <span class="paragraph-title">【動画】現役時代とは別人のようなファン・デル・ファールト氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="nl" dir="ltr">Rafael van der Vaart <br>Edgar Davids <a href="https://twitter.com/hashtag/livaja?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#livaja</a> <a href="https://t.co/xBgmFQU41H">pic.twitter.com/xBgmFQU41H</a></p>— AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1771515889692660178?ref_src=twsrc%5Etfw">March 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 13:20 Mon2
名手ファン・デル・ファールトの長男ダミアンがアヤックスと長期契約…世代別オランダ代表に名を連ねる18歳
アヤックスがラファエル・ファン・デル・ファールト氏の長男と長期契約を結んだ。 絶大なタレント性でサッカーファンを魅了した左足の名手、元オランダ代表MFファン・デル・ファールト氏。アヤックスやハンブルガーSV、レアル・マドリー、トッテナム等で活躍した。 その長男は、元日本代表FW高原直泰氏とともにプレーしたハンブルガー時代に生まれた、ダミアン・ファン・デル・ファールト(18)。 少年時代は父親の移籍に伴い、ドイツ、デンマーク等で生活し、2023年にアヤックスのU-18チームへ入団。昨夏U-19チームに昇格し、世代別のオランダ代表にも名を連ねている。 父の古巣でもあるアヤックスとはU-19昇格と同時に新契約を締結も、7日、新たに2029年6月までの契約延長にサイン。近い将来のトップチーム昇格が念頭にあるのは間違いないだろう。 アヤックスのフットボール・ダイレクター(FD)を務めるマリジン・ボイカー氏いわく、ダミアンは父ラファエルと同じく攻撃的MFで、より守備にも協力的な現代型のフットボーラー。 「彼との契約延長を嬉しく思う。ダイナミックな攻撃的MFで、ボックス内への侵入も多い。何より優れたキック精度とテクニックがあり、エネルギッシュなプレッシングも魅力的だ」 「次のステップはヨング・アヤックス(オランダ2部/セカンドチーム)に上がること。今後数年間でさらなる成長があると確信しているよ」 <span class="paragraph-title">【写真/2枚目】ファン・デル・ファールト親子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="hu" dir="ltr">It’s a ‘Van der Vaart’ thing <br><br>Damián 2029 </p>— AFC Ajax (@AFCAjax) <a href="https://twitter.com/AFCAjax/status/1876698684404207889?ref_src=twsrc%5Etfw">January 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.08 14:20 Wed3
「寿司ボンバー」20年前の高原直泰のブンデス初ゴールは守護神カーンの無失点記録を止める一撃「衝撃的だった」
ブンデスリーガの日本語版公式ツイッターが懐かしいゴールを投稿している。 アップされたのは、今からちょうど20年前の2003年2月9日に行われたバイエルンvsハンブルガーSVの一戦で生まれたゴール。決めたのは沖縄SVの選手兼監督である元日本代表FW高原直泰だ。 2003年1月にジュビロ磐田からHSVへと完全移籍した高原。ハノーファー戦で先発出場の機会を掴むと、デビュー3戦目にはバイエルンとアウェイで対戦した。 当時のバイエルンは守護神だった元ドイツ代表GKオリバー・カーンが連続無失点を記録中。自身が保持していた736分の記録を更新できるかに注目が集まっていた。 試合は、バイエルンが11分に先制。24分にはカーンが無失点記録の更新を達成し、バイエルンのペースで進んだ。しかし、そのままタイムアップかと思われた後半アディショナルタイムにドラマがあった。 メフディ・マハダヴィキアが右サイドからクロスを上げると、ゴール前に飛び込んだのは高原。打点の高いヘディングには守護神カーンも全く反応できず、ゴールネットを揺らすのを見送ることしかできなかった。 高原のブンデスリーガ初ゴールは、カーンの連続無失点記録を802分で止めるゴールに。試合は1-1のドローに終わっていた。 ブンデスリーガの投稿には、ファンも「このゴールは衝撃的だったな」、「寿司ボンバー」、「この映像、懐かしい」とコメントを寄せている。 高原は2008年に移籍するまで、HSVとフランクフルトでプレー。ブンデスリーガでは通算135試合に出場し25ゴール7アシストという数字を残している。 <span class="paragraph-title">【動画】守護神カーンを破った高原直泰のブンデス初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> 20年前の今日、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%AB%98%E5%8E%9F%E7%9B%B4%E6%B3%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#高原直泰</a> がバイエルン相手に <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブンデスリーガ</a> 初ゴール! <a href="https://t.co/K78ENwZ4gJ">pic.twitter.com/K78ENwZ4gJ</a></p>— ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) <a href="https://twitter.com/Bundesliga_JP/status/1623674082683232256?ref_src=twsrc%5Etfw">February 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.10 21:15 Fri4
アンジ・マハチカラ、オベルタンとイリセビッチの加入を発表
▽ロシア・プレミアリーグに所属するアンジ・マハチカラは24日、フランス人MFガブリエル・オベルタン(27)と、元クロアチア代表MFイボ・イリセビッチ(29)の加入を発表した。 ▽かつてマンチェスター・ユナイテッドに在籍していたオベルタンは、2011年にニューカッスルに完全移籍。左右のウイングなど、2列目を主戦場とする同選手は、加入初年度こそリーグ戦23試合に出場するも、以降は度重なる負傷に悩まされ、思うように出場機会を得ることができず。昨シーズン途中にニューカッスルとの契約を双方合意の下で解消していた。なお、アンジとは2018年6月30日までの2年契約にサインしている。 ▽一方、クロアチア人の両親の下、ドイツで生まれ育ったイリセビッチは、これまでボーフムやカイザースラウテルン、ハンブルガーSVなどで活躍。バルカン半島にルーツを持つ選手らしく足元の技術と攻撃センスに長けた攻撃的MFは、昨シーズンのハンブルガーSVでリーグ戦31試合に出場し、4ゴール3アシストの活躍を披露。だが、シーズン終了後にクラブとの契約延長を行わず、ロシアを新天地に選んだ。なお、アンジとは2019年6月30日までの3年契約にサインしている。 2016.08.25 00:05 Thu5