大迫先発のケルン、リーグ4戦無敗も連勝は「3」でストップ…《ブンデスリーガ》

2018.01.28 01:49 Sun
Getty Images
▽日本代表FW大迫勇也の所属するケルンは27日、ブンデスリーガ第20節でアウグスブルクと対戦し、1-1の引き分けに終わった。大迫は71分までプレーした。

▽最下位ながらリーグ戦3連勝中と好調なケルンが、8位アウグスブルクをホームに迎えた一戦。前節のハンブルガーSV(HSV)戦を新エースFWテローデの2発で勝利したケルンは、HSV戦と同じスタメンで試合に臨んだ。

▽大迫がテローデと2トップを形成する[4-4-2]で試合に臨んだケルンのファーストシュートは12分、ボックス左手前でボールを収めたヨイッチがカットインから右足を振り抜いたが、このシュートは枠の上に外れた。
▽一進一退の展開が続く中、21分にアクシデント発生。ハイボールの競り合いで頭同士を打ち付けたケルンのヘーガーと、アウグスブルクのク・ジャチョルがピッチに倒れ込む。ク・ジャチョルは比較的早く立ち上がることができたものの、ヘーガーはプレー続行不可能となり、メディカルスタッフの肩を借りてピッチを後にした。これを受けて24分にレーマンが緊急投入された。

▽アクシデントに見舞われたケルンは、26分にビッグチャンス。ボックス左付近でパスを受けた大迫がファーサイドを狙ったグラウンダーのクロスを供給。これが相手DFにディフレクトすると、ゴール前でこぼれ球を拾ったテローデがGKとの一対一を迎えたが、決め切れない。
▽絶好機を逃がしたケルンだが、40分にスコアを動かす。バイタルエリア左でヨイッチがR・ケディラに倒されFKを獲得。これをヨイッチが直接ゴール左上に突き突き刺した。先制したケルンは、48分にも左CKから大迫がゴールに迫ったが、シュートはGKヒッツの正面を突いた。

▽迎えた後半、アウグスブルクはク・ジャチョルとハウウェレーウを下げてヘラーとダンソを投入する2枚替えを敢行。一方のケルンは、69分に足を痛めたクレメンスがプレー続行不可能となり、クランターとの交代を余儀なくされる。さらに71分にも大迫を下げてギラシーをピッチに送り出した。

▽すると、ケルンはセットプレーから同点に追いつかれる。77分、マックスの右CKをファーサイドのカイウビーが打点の高いヘッドで合わせると、これがゴール右隅に決まった。

▽勝ち越しゴールを狙うケルンは、試合終了間際の91分に決定機。メレのロングフィードを前線でテローデが競り合うと、こぼれ球を拾ったギラシーがボックス内まで持ちこみシュートを放ったが、これはわずかに左に外れた。

▽結局、試合は1-1のドローで決着。ホームで引き分けたケルンは、リーグ戦無敗を4試合に伸ばしたが、連勝は3試合でストップした。

ケルンの関連記事

レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が5日に行われ、延長戦の末3-2で逆転勝利したDFBポカール準々決勝ケルン戦を振り返った。 ブンデス2部で首位を走るケルンとベスト4進出を懸けて対戦したレバークーゼン。立ち上がりからハーフコートゲームとしていたレバークーゼンだったが、ロングボールとカウンターから失点し、54分ま 2025.02.06 12:00 Thu
バイエルンは27日、ケルンのU-21ドイツ代表GKヨナス・ウルビグ(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月までの4年半となっている。移籍金はドイツ『キッカー』によるとボーナス込みで1000万ユーロ(約16億2000万円)程とのこと。 バイエルン加入が決まったウルビグは「世界最大のクラブ 2025.01.28 06:00 Tue
バイエルンが、“ノイアーの後継者”の獲得に近づいているようだ。 先日に来シーズンの残留を明言した元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(38)が、引き続き守護神を務めるバイエルン。 ただ、ここ数シーズンは離脱も少なくないベテランGKをサポートしつつ、後釜を担う新守護神探しは急務となっており、ここまではパルマの日 2025.01.16 09:20 Thu
パルマの日本代表GK鈴木彩艶(22)がバイエルンの獲得候補に名を連ねているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じた。 元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(38)が長らく正守護神に君臨するバイエルン。元ドイツ代表GKスヴェン・ウルライヒ(36)とイスラエル代表GKダニエル・ペレツ(24)がバックアッパーとして控 2024.12.30 23:10 Mon
ボーフムは1日、ドイツ人GKティモ・ホルン(31)の加入を発表した。契約は2026年夏までの2年。背番号「1」をつける。 ホルンは2023年夏にアカデミー時代から数えて21年を過ごしたケルンを契約満了で退団。半年のフリー期間を経て、今年1月に今季いっぱいの契約でレッドブル・ザルツブルクに加入したが、オーストリア・ 2024.08.02 15:55 Fri

ブンデスリーガの関連記事

【ブンデスリーガ】ボルシアMG 4-6 フランクフルト(日本時間9月28日/ボルシア・パルク) 堂安律がボルシアMG戦で2アシスト!今季5試合で5ゴールに直接関与しています (2得点3アシスト) #ブンデスリーガ pic.twitter.com/tt65129jse— ブンデスリーガ 日本語版 (@B 2025.09.30 11:00 Tue
【ブンデスリーガ】アウクスブルク 1-4 マインツ(日本時間9月20日/WWKアレーナ) [速報] 佐野海舟ブンデスリーガ初ゴール!!ブンデスリーガ 第4節アウクスブルク vs マインツ/待ちに待った瞬間がついに!得意のインターセプトから自ら運びゴール前中央で左足一閃ゴールを貫く!\DAZN 登録は▷ https 2025.09.21 06:00 Sun
【ブンデスリーガ】ホッフェンハイム 1-3 フランクフルト(日本時間8月30日/プレゼロ・アレーナ) 虹を架けた今季リーグ戦初ゴール⚽️堂安律 見事な軌道のコントロールショットブンデスリーガ第2節ホッフェンハイム×フランクフルト #DAZN LIVE配信中 #ブンデスリーガ #だったらDAZN— DA 2025.08.31 06:30 Sun
【ブンデスリーガ】ハンブルガーSV 0-2 ザンクトパウリ(日本時間8月30日/フォルクスパルクシュタディオン) 藤田譲瑠チマが絶妙スルーパスで #ブンデスリーガ 初アシスト!ザンクトパウリがハンブルガーSVとのダービーを制しました pic.twitter.com/i42UkF3pAe— ブンデスリ 2025.08.30 17:32 Sat
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、2025年8月24日(日)22時30分より無料生中継するブンデスリーガ2025-26シーズン開幕節『マインツ vs ケルン』において、元日本代表DFで現在は解説者として活躍する安田理大氏の出演することを発表した。 安田氏は現役時代、Jリーグやオランダ、韓国など国内外で 2025.08.24 12:00 Sun

ケルンの人気記事ランキング

1

シャルケで名を馳せた元ドイツ代表MFマイヤーがケルンに加入

ケルンは27日、元ドイツ代表MFマックス・マイヤー(25)の加入を発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。背番号は「13」。 マイヤーは、2013年にシャルケでトップチームデビューを果たすと、デビュー2年目となった2013-14シーズンから主力に定着。卓越した攻撃センスと高精度の両足のキックを武器に左右のウイングや攻撃的MFとして4シーズンにわたって活躍した。 また、ドメニコ・テデスコ新監督の就任に伴い、2017-18シーズンにはアンカーやインサイドハーフにコンバートを果たし新境地も開いていた。 ステップアップを目指したマイヤーはシャルケからの退団を望み、2018年8月にフリートランスファーでクリスタル・パレスへと加入。プレミアリーグに活躍の場を移すと、ここまで46試合で1ゴール3アシストを記録。しかし、今シーズンは出番が限られ、16日に契約を解除していた。 ドイツへ戻ったマイヤーは、ケルンへの移籍についてコメント。出場機会が重要だったと語った。 「僕にとって、プレーできるという観点が重要だった。ケルンでのチャンスを生かし、トップレベルの自分を示して、クラブが残留できるように貢献したい」 ケルンは今シーズンのブンデスリーガで18試合を戦い、勝ち点15でプレーオフ圏の16位に位置。ブンデスリーガで146試合に出場し17ゴール16アシストを記録しているマイヤーの加入がプラスになるだろうか。 2021.01.27 21:30 Wed
2

ケルン、正GKシュヴェーベと2027年まで契約延長

ケルンは28日、ドイツ人GKマルヴィン・シュヴェーベ(28)と2027年6月まで契約を延長したことを発表した。これまでの契約から3年更新した格好だ。 オスナブリュック、ディナモ・ドレスデンと下部リーグでキャリアを積んだシュヴェーベは、2021年夏にデンマークのブレンビーからケルンに加入。昨季中盤、ケルンの絶対的守護神だったティモ・ホルンの負傷を機に正GKの座を奪取。今季はブンデスリーガ全34試合にフル出場していた。 ケルンとの契約延長についてシュヴェーベは「ケルンのゴールマウスを守ることができて誇りに思う。ここ2年で成長できたし、今後もケルンで成長できることを楽しみにしている。ホームゲームでプレーする際は今でも鳥肌が立つよ」と喜びを語った。 2023.06.28 23:00 Wed
3

ケルン、U-19ドイツ代表DFと契約延長! ボール扱いに長けた左利きCB

ケルンは12日、U-19ドイツ代表DFロベルト・ヴォロダー(19)と2023年6月30日までの新契約を締結したと発表した。 ボスニア・ヘルツェゴビナにルーツを持つドイツ生まれのヴォロダーは、足元の技術に長けた185cmの左利きのセンターバック。トップチームデビューは果たしていないが、U-19チームでキャプテンを託される有望株だ。 また、U-17からボスニア・ヘルツェゴビナの世代別代表でプレーしていたが、昨年9月にU-19ドイツ代表デビューを飾っている。 U-19ドイツ代表DFノア・カッターバッハ(19)に続きアカデミー出身の逸材との新契約に漕ぎ付けたトップチームを率いるマルクス・ギズドル監督は、ヴォロダーに対する大きな期待を口にしている。 「ロベルトは我々のスタイルにマッチするプレーヤーだ。ボールの扱いが巧く、良い左足を持っている。それに毎日のトレーニングを通じてどん欲な姿勢で学習している。その素晴らしい才能と共に、そういった正しい姿勢が彼を素晴らしいプレーヤーに成長させるはずだ」 2020.05.13 17:38 Wed
4

ケルン主将ヨナス・ヘクターが個人的な理由でドイツ代表引退、通算43試合出場

ドイツサッカー連盟(DFB)は、ケルンでキャプテンを務めるDFヨナス・ヘクター(30)がドイツ代表から引退したことを発表した。 ヘクターは、アウエルスマッハーというドイツの下部リーグのチームでキャリアをスタート。2010年7月にケルンのセカンドチームに加入すると、2012年7月からはファーストチームでプレーしていた。 これまでケルンでは、公式戦255試合に出場し19ゴール18アシストを記録。ブンデスリーガでも149試合でプレーし9ゴール11アシストを記録していた。 ドイツ代表としては、世代別の代表チームではプレーしたことがなく、2014年11月に初招集。ジブラルタル代表とのユーロ2016予選でデビュー。以降、左サイドバックや左サイドハーフとしてコンスタントに招集されていた。 昨年11月19日に行われたユーロ2020予選の北アイルランド代表戦にフル出場し2アシストの活躍。この試合がドイツ代表での最後のプレーとなった。 ドイツ代表通算で43試合に出場し3ゴール12アシストを記録。ユーロで6試合、2018年のロシア・ワールドカップでも2試合でプレーしていた。 ドイツ代表のディレクターを務めるオリバー・ビアホフ氏は、ヘクターの引退についてコメントしている。 「ヨナス・ヘクターの決定に敬意を表する。彼のすべての運動能力に加え、我々は常に彼の素晴らしい性格、冷静さ、信頼を大切にしてきた」 「ヨナスはまた、よく反省していた。彼とはピッチ外のことも話すことができた。自身の立ち位置を認識し、チームがもつ価値観を守り続けてきたことを忘れない。キャリアを終えた後、我々はいつでも歓迎する。ケルンでの今後のタスク、そして個人としても彼に最高の幸せが訪れることを祈る」 なお、ヨアヒム・レーブ監督には9月の初めに個人的な会話として代表引退を報告していたとのこと。クラブにも伝えていたとのことだ。 2020.10.16 18:30 Fri
5

ジャカに悪質タックルのケルンFWティールマン、2試合出場停止

ドイツサッカー連盟(DFB)スポーツ裁判所は5日、U-21ドイツ代表FWヤン・ティールマンに対し、2試合の出場停止処分を科したことを発表した。 ティールマンは3日に行われたブンデスリーガ第24節レバークーゼン戦に先発。13分にMFグラニト・ジャカのアキレス腱を踏む危険なプレーでVARの末に一発退場となっていた。 ティールマンは今季ここまでブンデスリーガ15試合に出場して1ゴールを記録。次節ボルシアMG戦、次々節ライプツィヒ戦の欠場が決まった。 <span class="paragraph-title">【動画】ジャカも怒りを示したティールマンのプレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="/h2-dvU-OLvQ";var video_start = 31;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.05 23:20 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly