レーティング:インテル 1-1 ローマ《セリエA》

2018.01.22 06:50 Mon
Getty Images
▽セリエA第21節、インテルvsローマが21日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、1-1のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
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▽インテル採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ハンダノビッチ 5.5
止めるべきシュートはきっちりセーブ。ただ、ビルドアップでもう少しチームを助けたい
DF
7 カンセロ 6.0
幾度か良い形でクロスを上げる。守備でも粘り強く対応

37 シュクリニアル 6.0
ビルドアップで苦戦もゼコに決定的な仕事は許さず

25 ミランダ 6.5
負傷明けも安定した守備は健在。要所でフィードを狙った
21 サントン 5.0
緩慢な対応で失点の要因に。ただ、後半は盛り返して意地を見せる

(→ダウベルト・エンリケ 5.5)
可もなく不可もない出来

MF
87 カンドレーバ 5.5
幾つか決定機に絡んだが、全体的な仕事量はいまひとつ

(→エデル 5.5)
フィニッシュに絡んだが、決定力を欠く

11 ヴェシーノ 6.0
相手のハイプレッシャーに晒されてボールを捌けなかったが、最後に値千金の同点ゴールを記録

20 ボルハ・バレロ 5.5
トップ下とアンカーで繋ぎの起点になろうと腐心。後半は無難に捌いた

5 ガリアルディーニ 5.0
相手中盤との肉弾戦で劣勢に。攻守にもの足りない出来

(→ブロゾビッチ 6.0)
後半頭からの投入もインパクトに欠けたが、同点ゴールをアシスト

44 ペリシッチ 6.0
良い形でボールを受けられない中、個人技で幾つかの決定機を創出

FW
9 イカルディ 5.5
前線で孤立しながらも持ち味の動き出しで決定機に絡む。ただ、仕上げの仕事はできず

監督
スパレッティ 5.5
古巣相手にホームで苦戦も、粘り強い攻撃で勝ち点1を拾う

▽ローマ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 アリソン 7.0
再三のビッグセーブに加え、先制点をアシスト

DF
24 フロレンツィ 5.5
守備ではペリシッチに食らいつき、攻撃では要所で気の利いたプレーを披露

44 マノラス 6.0
前線からの連動した守備によって持ち味の攻撃的な守備が機能

20 ファシオ 6.0
前回対戦で苦杯を舐めたイカルディに対して、冷静に対応し続けた

11 コラロフ 5.5
前半は内に絞る味方を積極的に追い越して攻撃の起点になったが、後半は疲労の影響かやや雑なプレーが目立った

MF
7 ペッレグリーニ 5.5
攻撃時のアイデア不足もあったが、前半は圧倒的なインテンシティでチームを支える

6 ストロートマン 6.5
強さと巧さを兼ね備えたプレーで攻守に中盤を制圧

30 ジェルソン 6.0
後半はさすがにバテたが、前半に見せた運動量と気迫は素晴らしかった

(→ブルーノ・ペレス 5.0)
バイタリティを与えることが期待された中、攻守にいまひとつだった

FW
92 エル・シャーラウィ 6.5
かつての宿敵相手に痛快な先制点を奪取。攻守両面でサントンを凌駕

(→ファン・ジェズス 5.0)
相手の流れの時間帯に投入されたことで、なかなか試合に入り切れず

9 ゼコ 5.5
決定的な仕事はできなかったが、献身的なプレーで攻守にチームを助けた

(→シック -)

4 ナインゴラン 6.0
自身の持ち味が行き易い戦術プランで攻守に奮闘

監督
ディ・フランチェスコ 5.5
前半のアグレッシブなプランはハマったが、マイボールの時間やカウンターの精度という課題を残す

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
アリソン(ローマ)
▽パリ・サンジェルマンやリバプールも関心を寄せる中、圧巻のゴールキーピングで幾度もチームを救う。さらに定評がある足元の技術を披露し、先制点のアシストやプレス回避で周囲を助けた。

インテル 1-1 ローマ
【インテル】
ヴェシーノ(後41)
【ローマ】
エル・シャーラウィ(前31)

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セリエA第33節、ローマvsボローニャが22日に行われ、1-3でボローニャが快勝した。 5位ローマ(勝ち点55/1試合未消化)と4位ボローニャ(勝ち点59)によるチャンピオンズリーグ(CL)出場権争い。 ローマは前節ウディネーゼ戦、エンディカがピッチで倒れて試合が中止に。1試合消化が少ない中、4ポイント差でボローニャを追うローマは4日前に行われたヨーロッパリーグではミランを下して2季連続準決勝進出とした。そのミラン戦で負傷交代となったルカクが欠場となった中、エイブラハムがディバラ、エル・シャーラウィと共に3トップを形成した。 一方、前節モンツァにゴールレスドローで2試合連続無得点のボローニャは、ザークツィー、エンドイエ、サーレーマケルスの3トップで臨んだ。 共に[4-3-3]でスタートした一戦。立ち上がりの主導権争いを経て14分、ボローニャが先制する。左サイドをオーバーラップしたカラフィオーリのクロスをエル・アジズが華麗なバイシクルシュートで蹴り込んだ。 失点したローマは20分、敵陣でボールを奪ったチェリクがボックス内へ侵入してシュートを放つ決定機を迎えるも、枠を捉えきれず。 ハーフタイムにかけては互角の攻防が続いていた中42分、ボローニャはサーレーマケルスの直接FKがバーに直撃すると、45分に追加点。サーレーマケルスの浮き球パスをエル・アジズが落とし、受けたザークツィーがボックス左で縦へ。左足で放ったシュートがGKスヴィラールの手を弾いてゴールラインを割った。 2点ビハインドで迎えた後半開始5分、ローマはエル・シャーラウィの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、ゴールライン前のポッシュに頭部でクリアされた。 それでも56分に1点差に強める。4分前に投入されていたアズムンがペッレグリーニの右クロスに頭で合わせるとGKスコルプスキを強襲。ルーズボールを押し込んだ。 しかし65分、ボローニャに決定的な3点目が生まれる。中盤でのボールカットからショートカウンターに転じ、ザークツィーのラストパスを受けたサーレーマケルスが独走。GKとの一対一をチップキックで制した。 終盤にかけてはボローニャがローマの攻撃をシャットアウト。3-1で快勝し、CL出場権獲得へ大きく前進している。 2024.04.23 03:29 Tue
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