大迫不出場のケルン、古巣復帰のテローデのラストプレー弾で劇的2連勝《ブンデスリーガ》
2018.01.15 01:32 Mon
▽ケルンは14日、ブンデスリーガ第18節でボルシアMGとのホーム戦に臨み、2-1で勝利した。ケルンのFW大迫勇也はベンチ入りも出場機会はなかった。
▽ウインターブレイク前の前半戦最終戦となったヴォルフスブルク戦でようやく今季初勝利を飾った最下位ケルン(勝ち点6)は、この冬にシュツットガルトから獲得し、5年ぶりの復帰となったテローデを先発で起用。肺炎でウインターブレイク前のリーグ戦2試合を欠場していた大迫はベンチスタートとなった。
▽6位ボルシアMG(勝ち点28)に対し、押し込まれる展開となったケルンは、13分にシュティンドルに枠内シュートを浴びせられる。続く17分にはCKの流れからクラマーに決定的なシュートを許したが、枠を外れて助かった。
▽その後もボルシアMGがポゼッションを高めていく中、28分にはカウンターからT・アザールがケルンゴールに迫る。しかし34分、先制したのはここまで攻め手のなかったケルン。中央やや右の位置で得たFKをヨイッチがゴール前へ蹴り込むと、ゴールエリア左のソーレンセンが右ヒザで合わせたシュートがネットを揺らした。
▽後半からグリフォに代えてラファエウを2トップの一角に投入し、T・アザールを左サイドに回した1点ビハインドのボルシアMGが、押し込む流れで試合は推移していく。
▽ケルンは失点直後、ソーレンセンがFKからゴールに迫ると、75分には途中出場のクレメンスがGKを強襲するシュートを浴びせる。しかし、終盤にかけてもボルシアMGが攻勢に出ると、86分には逆転のチャンス。T・アザールのスルーパスをボックス右で受けたJ・ホフマンがシュート。だが、わずかに枠の左に外れ、1-1のままタイムアップとなるかに思われた。
▽ところが、ラストプレーとなった追加タイム5分、ラウシュの左クロスにテローデがヘッド。これがゴール右に決まり、ケルンが土壇場で勝ち越し。古巣復帰となったテローデの劇的ゴールでケルンが後半戦初戦を制し、2連勝としている。
▽ウインターブレイク前の前半戦最終戦となったヴォルフスブルク戦でようやく今季初勝利を飾った最下位ケルン(勝ち点6)は、この冬にシュツットガルトから獲得し、5年ぶりの復帰となったテローデを先発で起用。肺炎でウインターブレイク前のリーグ戦2試合を欠場していた大迫はベンチスタートとなった。
▽6位ボルシアMG(勝ち点28)に対し、押し込まれる展開となったケルンは、13分にシュティンドルに枠内シュートを浴びせられる。続く17分にはCKの流れからクラマーに決定的なシュートを許したが、枠を外れて助かった。
▽後半からグリフォに代えてラファエウを2トップの一角に投入し、T・アザールを左サイドに回した1点ビハインドのボルシアMGが、押し込む流れで試合は推移していく。
▽そのボルシアMGが攻めあぐねる状況を強いられていたが、67分にT・アザールのヘディングシュートでゴールに迫ると、69分に同点に追いついた。シュティンドルのスルーパスでボックス中央に抜け出したヘアマンのシュートはGKホルンのファインセーブに阻まれ、ルーズボールをボックス右のラファエウがシュート。これもゴール前のヘクターにブロックされたが、ルーズボールを再びラファエウが拾ってゴールへ蹴り込んだ。
▽ケルンは失点直後、ソーレンセンがFKからゴールに迫ると、75分には途中出場のクレメンスがGKを強襲するシュートを浴びせる。しかし、終盤にかけてもボルシアMGが攻勢に出ると、86分には逆転のチャンス。T・アザールのスルーパスをボックス右で受けたJ・ホフマンがシュート。だが、わずかに枠の左に外れ、1-1のままタイムアップとなるかに思われた。
▽ところが、ラストプレーとなった追加タイム5分、ラウシュの左クロスにテローデがヘッド。これがゴール右に決まり、ケルンが土壇場で勝ち越し。古巣復帰となったテローデの劇的ゴールでケルンが後半戦初戦を制し、2連勝としている。
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