サンチェス&ムスタフィ弾でアーセナルが好調C・パレスを撃破! ヴェンゲルのプレミア最多タイとなる810試合目を白星で飾る!!《プレミアリーグ》

▽アーセナルは28日、プレミアリーグ第20節でクリスタル・パレスと対戦し、3-2で勝利した。▽公式戦6試合負けなし中の6位アーセナル(勝ち点34)が、リーグ戦8試合負けなしと好調を維持する16位C･パレス(勝ち点18)の本拠地に乗り込んだ一戦。22日に行われたリバプール戦をドロー(3-3)に終わったアーセナルは、その試合からスタメンを2人変更。ナイルズとイウォビをベンチスタートにし、チャンバースとムスタフィをスタメンで起用。ウェストハム戦から続けてきた[4-2-3-1]から[3-4-2-1]の布陣に戻して試合に臨んだ。▽立ち上がりから高いボール支配率で試合をコントロールするアーセナルは、9分にバイタエルエリア左に持ち込んだジャカがチーム最初のシュートとなるミドルシュートでC･パレスゴールを脅かす。さらに20分、サンチェスのパスをボックス左で受けたエジルがダイレクトで折り返すと、ボックス中央に走り込んだジャカが左足で合わせたが、シュートは相手DFのブロックに阻まれた。
▽すると25分、アーセナルが待望の先制点を奪う。バイタルエリア中央で獲得したFKのセカンドボールをラカゼットがボックス内で拾うと、ボックス右から左足を振り抜く。このシュートはGKスペロニが好反応で弾くも、こぼれ球をムスタフィが押し込んだ。

▽その後、30分にエジル、35分にラカゼットがC･パレスゴールを脅かしたが、追加点は奪えず、前半は1-0で終了した。▽迎えた後半、最初の決定機はC･パレスに生まれる。50分、左ボックス付近でパスを受けたザハが縦に切り込むと、マイナスの折り返しを供給。これを逆サイドから走り込んだタウンゼントがダイレクトでゴールに流し込んだ。

▽同点に追いつかれたアーセナルだが、63分に反撃に出る。右CKのセカンドボールをバイタルエリア中央で拾ったチャンバースがボックス左へロングパス供給。サンチェスが頭で落としたボールをラカゼットが拾うと、素早くサンチェスへパスを返す。これをサンチェスがダイレクトシュートで合わせると、相手DFの股を抜いたボールがゴール左隅に突き刺さった。

▽さらに66分、センターサークル内でボールを受けたウィルシャーが前線にロングパスを送ると、相手DFの裏に抜け出したサンチェスが絶妙なトラップで収め、シュートをゴール左隅に流し込んだ

▽アーセナルは、試合終了間際の89分に左CKからトムキンスに1点を返されるも、3-2で勝利。サンチェス弾で逃げ切ったアーセナルは、アレックス・ファーガソン監督に並ぶプレミアリーグ最多タイとなる810試合目の指揮となったヴェンゲル監督の節目を白星で飾った。