ホームで伏兵ウディネに屈したインテルが17戦目にして今季初黒星…長友はベンチ入りも出場なし《セリエA》
2017.12.17 01:01 Sun
▽セリエA第17節、インテルvsウディネーゼが16日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、アウェイのウディネーゼが3-1で快勝した。なお、インテルのDF長友佑都はベンチ入りも出場機会はなかった。
▽前節、劣勢となったユベントスとの“イタリア・ダービー”をドローで終えて首位キープに成功したインテル(勝ち点40)だが、ミッドウィークに行われたコッパ・イタリアではセリエCの格下ポルデノーネ相手に120分間でゴールをこじ開けられず、PK戦の末の薄氷勝利で辛くも準々決勝進出を果たした。同試合からの巻き返しを図るスパレッティ監督は、シュクリニアル、ヴェシーノを除く主力9人を先発復帰させ、13位のウディネーゼ(勝ち点18)撃破を狙った。
▽ブーイングに晒されたポルデノーネ戦の失態を払しょくするため、立ち上がりから攻勢を見せるインテル。カンドレーバやヴェシーノ、ペリシッチと立て続けにシュートを放っていくが、いずれも決め手を欠く。すると14分、相手セットプレーの流れからボックス右のヴィドマーにグラウンダーで折り返されると、ゴール前でDFシュクリニアルの前に身体を入れたラザーニャにワンタッチで流し込まれた。
▽ホームで先制を許す立ち上がりとなったインテルだったが、失点からわずか1分後に追いつく。失点後のリスタートからダンブロージオのフィードが右サイド深くのカンドレーバに渡ると、すかさず鋭いクロスを供給。これをボックス中央でDFをブロックしながら前に入ったイカルディが右足のボレーシュートでゴールネットを揺らした。
▽エースのゴールでスコアをタイに戻したインテルは、ここからきっちり試合の主導権を握っていく。攻守の切り替えの場面で相手を圧倒していくと、得意のカウンターやセットプレーで勝ち越しゴールに迫る。36分にはCKのクリアボールに反応したブロゾビッチが右ポストを掠めるダイレクトシュートを放つと、40分にもカウンターから左サイドを突破したペリシッチがニアを狙った低いシュートを放つが、ここは相手GKビサーリに防がれ、前半のうちに試合を引っくり返すことはできなかった。
▽一方、後半に入って流れが悪いインテルは54分、ブロゾビッチを下げてガリアルディーニを投入する。だが、61分に自陣ボックス左のライン際でヴィドマーにクロスを許すと、これをDFサントンが腕を使ってブロックしてしまう。最初の判定ではクロスを上げた時点でボールがラインを割っていたと判断されるも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認が行われた結果、判定が覆りウディネーゼにPKが与えられる。これをキッカーのデ・パウルに決められ、再びビハインドを背負った。
▽前半同様に早い時間帯に追いつきたいインテルは、68分にセットプレーからカンドレーバのクロスをシュクリニアルが頭で合わすが、ボールはクロスバーを叩く。さらに72分にも左CKからガリアルディーニが決定的なヘディングシュートを放つが、今度は相手GKの好守に阻まれる。
▽その後はやや攻めあぐねる状況が続く中、スパレッティ監督は2失点に関与したサントン、ヴェシーノを下げてカラモー、エデルを続けて投入。この交代でシステムも攻撃的な[3-4-3]に変更し、リスクを冒して前に出る。しかし、77分には相手のカウンターを浴びて左サイドのスペースに飛び出したヤンクトの絶妙なグラウンダーのクロスをファーでドフリーのバラクに流し込まれ、今季最多となる3失点目を喫する。
▽敗色濃厚の中、諦めずに猛攻を仕掛けたインテルだったが、完全に引いたウディネーゼの守備を最後までこじ開けることはできず。ホームで伏兵相手にまさかの大敗を喫したインテルが、今季リーグ戦17試合目にして初黒星を喫し、首位陥落が濃厚となった。
▽前節、劣勢となったユベントスとの“イタリア・ダービー”をドローで終えて首位キープに成功したインテル(勝ち点40)だが、ミッドウィークに行われたコッパ・イタリアではセリエCの格下ポルデノーネ相手に120分間でゴールをこじ開けられず、PK戦の末の薄氷勝利で辛くも準々決勝進出を果たした。同試合からの巻き返しを図るスパレッティ監督は、シュクリニアル、ヴェシーノを除く主力9人を先発復帰させ、13位のウディネーゼ(勝ち点18)撃破を狙った。
▽ブーイングに晒されたポルデノーネ戦の失態を払しょくするため、立ち上がりから攻勢を見せるインテル。カンドレーバやヴェシーノ、ペリシッチと立て続けにシュートを放っていくが、いずれも決め手を欠く。すると14分、相手セットプレーの流れからボックス右のヴィドマーにグラウンダーで折り返されると、ゴール前でDFシュクリニアルの前に身体を入れたラザーニャにワンタッチで流し込まれた。
▽エースのゴールでスコアをタイに戻したインテルは、ここからきっちり試合の主導権を握っていく。攻守の切り替えの場面で相手を圧倒していくと、得意のカウンターやセットプレーで勝ち越しゴールに迫る。36分にはCKのクリアボールに反応したブロゾビッチが右ポストを掠めるダイレクトシュートを放つと、40分にもカウンターから左サイドを突破したペリシッチがニアを狙った低いシュートを放つが、ここは相手GKビサーリに防がれ、前半のうちに試合を引っくり返すことはできなかった。
▽迎えた後半、先に決定機を作ったのはウディネーゼ。自陣からのロングカウンターで右サイドを突破したデ・パウルからのクロスをゴール前で受けたラザーニャがGKをかわして右足を振り抜くが、このシュートをふかしてしまい、勝ち越しゴールとはならなかった。
▽一方、後半に入って流れが悪いインテルは54分、ブロゾビッチを下げてガリアルディーニを投入する。だが、61分に自陣ボックス左のライン際でヴィドマーにクロスを許すと、これをDFサントンが腕を使ってブロックしてしまう。最初の判定ではクロスを上げた時点でボールがラインを割っていたと判断されるも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認が行われた結果、判定が覆りウディネーゼにPKが与えられる。これをキッカーのデ・パウルに決められ、再びビハインドを背負った。
▽前半同様に早い時間帯に追いつきたいインテルは、68分にセットプレーからカンドレーバのクロスをシュクリニアルが頭で合わすが、ボールはクロスバーを叩く。さらに72分にも左CKからガリアルディーニが決定的なヘディングシュートを放つが、今度は相手GKの好守に阻まれる。
▽その後はやや攻めあぐねる状況が続く中、スパレッティ監督は2失点に関与したサントン、ヴェシーノを下げてカラモー、エデルを続けて投入。この交代でシステムも攻撃的な[3-4-3]に変更し、リスクを冒して前に出る。しかし、77分には相手のカウンターを浴びて左サイドのスペースに飛び出したヤンクトの絶妙なグラウンダーのクロスをファーでドフリーのバラクに流し込まれ、今季最多となる3失点目を喫する。
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