ファンからの愛情を感じる石川直宏選手「それ以上に僕が愛していた」
2017.12.16 15:00 Sat
▽6日、東京都吉祥寺のB&D吉祥寺店がリニューアルオープンイベントを行い、先日、現役を引退した元日本代表MF石川直宏選手が登場。MCの鈴木ダイさんと共に行われたトークイベントで、FC東京での自身のキャリアを振り返った。
――FC東京での現役生活を振り返ると?
「自分が入った当時はJ1に上がって間もないころで、このクラブと共に自分も成長して強くなる。そういう思いがあって、2004年、2009年にはナビスコ杯(現:ルヴァン杯)で優勝しました。その後はJ2に落ちましたし、天皇杯も優勝しました」
「苦しい時期の方が多かったように思いますが、その時期を乗り越えたからこそ見えるものがあります。今回の最終戦でもそうですが、ケガでJ1では2年半ほど出られていませんでした。その中で、最後にやり遂げるんだという思いと、成長した姿を見せられたかなと思います。もちろん悔しい部分もあり今シーズンを終えましたが、1つ形としてみんなに示すことができたと思います」
――長い現役生活でしたが、これまでに忘れられない試合は?
「スタートから最後の試合までが1つに繋がっています。自分の中でそれは途切れさせたくなかったです。例えば、J1の最後の試合は2015年7月の試合でしたが、ケガが治らずにピッチに立てなかったらあそこで途切れていました。地道にリハビリを続け、最後は引き分けでしたが、最初から最後まで繋ぐことができました。なので1つを選ぶことは難しいですが、唯一選ぶとしたらFC東京でのデビュー戦となった2002年4月のナビスコ杯。駒沢での清水戦ですかね」
「公私ともに仲が良いですね。今はC大阪でその前はタイにいましたが、未だに連絡を取り合っていますね。当時はまだ21歳ぐらいでした。このクラブをどう強くしていこうかと、毎週のように焼肉を食べながら熱い話を永遠としていました。その中で結局たどり着く答えはいつも一緒で、それでもずっと話をして。そういう志がありましたね」
――たどり着いた1つの答えとは?
「タイトルを獲ることです。逆算してやっていくのですが、僕らが試合に出ないと体現できないし経験もできません。試合に出るために何をするか。だから練習でどういうことをしようという話をしていました」
「どの試合、どの練習もおろそかにしたくなかったので、全力でやった結果、あっちこっち痛くなったというのもありますけどね(笑)」
――セレモニーや選手のコメントを見ても、石川選手が多くの方々から愛されている存在だと感じましたが、自分でも感じていますか?
「もちろん感じましたが、僕はそれ以上にみんなのことを愛していました。相手チームの選手に対してもリスペクトを持って挑んでいましたし、最後の試合では相手チームから横断幕を出していただいて、とても嬉しかったです。普段は勝ち負けがありますが、試合が終わればひとつのサッカーファミリーだというものを感じられました」
――FC東京での現役生活を振り返ると?
「自分が入った当時はJ1に上がって間もないころで、このクラブと共に自分も成長して強くなる。そういう思いがあって、2004年、2009年にはナビスコ杯(現:ルヴァン杯)で優勝しました。その後はJ2に落ちましたし、天皇杯も優勝しました」
――長い現役生活でしたが、これまでに忘れられない試合は?
「スタートから最後の試合までが1つに繋がっています。自分の中でそれは途切れさせたくなかったです。例えば、J1の最後の試合は2015年7月の試合でしたが、ケガが治らずにピッチに立てなかったらあそこで途切れていました。地道にリハビリを続け、最後は引き分けでしたが、最初から最後まで繋ぐことができました。なので1つを選ぶことは難しいですが、唯一選ぶとしたらFC東京でのデビュー戦となった2002年4月のナビスコ杯。駒沢での清水戦ですかね」
(C)CWS Brains,LTD.
――あの当時は茂庭選手などもいて、最後のC大阪戦でも相手に茂庭選手がいましたが?「公私ともに仲が良いですね。今はC大阪でその前はタイにいましたが、未だに連絡を取り合っていますね。当時はまだ21歳ぐらいでした。このクラブをどう強くしていこうかと、毎週のように焼肉を食べながら熱い話を永遠としていました。その中で結局たどり着く答えはいつも一緒で、それでもずっと話をして。そういう志がありましたね」
――たどり着いた1つの答えとは?
「タイトルを獲ることです。逆算してやっていくのですが、僕らが試合に出ないと体現できないし経験もできません。試合に出るために何をするか。だから練習でどういうことをしようという話をしていました」
――ケガも多かったですが充実していた現役生活だったのでは?
「どの試合、どの練習もおろそかにしたくなかったので、全力でやった結果、あっちこっち痛くなったというのもありますけどね(笑)」
――セレモニーや選手のコメントを見ても、石川選手が多くの方々から愛されている存在だと感じましたが、自分でも感じていますか?
「もちろん感じましたが、僕はそれ以上にみんなのことを愛していました。相手チームの選手に対してもリスペクトを持って挑んでいましたし、最後の試合では相手チームから横断幕を出していただいて、とても嬉しかったです。普段は勝ち負けがありますが、試合が終わればひとつのサッカーファミリーだというものを感じられました」
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