バークリーの来年1月移籍は既に決定? アラダイス監督が示唆
2017.12.04 06:30 Mon
▽エバートンのイングランド代表MFロス・バークリー(23)が来年1月に移籍することは既に決定事項となっているようだ。エバートンの新指揮官、サム・アラダイス監督がイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューで同選手の退団を示唆した。
「誰かが既に彼との契約を完了させていない限り、バークリーをチームに留めることができると思いたいね」
「ただ、彼に対しての問い合わせの電話などが来ていないと思い込むほど、私はまぬけではないよ。仮に、彼を残留させることができれば、私以上に喜ぶ人間はいないだろう。ただ、それが可能かどうかはわからないよ」
▽なお、バークリーの新天地に関しては、今夏土壇場で移籍を拒否されたチェルシーと共に、相思相愛といわれるトッテナムが有力な候補に挙がっている。
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▽今シーズン限りでエバートンとの契約が終了するバークリーは、すでにエバートンからの契約延長オファーを拒否しており、今冬あるいは来夏の退団が決定的となっている。そして、今年8月31日の移籍締め切り最終日には3500万ポンド(約53億円)でのクラブ間合意が伝えられたチェルシー行きに合意し、メディカルチェックに向かったと報じられた。しかし、同選手は土壇場で翻意して移籍を拒否するサプライズを提供した。▽ハムストリングの負傷で今季未だ出場機会がないバークリーに関して、3日のハダースフィールド戦で就任後初勝利を手にしたアラダイス監督は、試合後のインタビューで同選手が来年1月に退団する可能性が高いことを示唆した。「ただ、彼に対しての問い合わせの電話などが来ていないと思い込むほど、私はまぬけではないよ。仮に、彼を残留させることができれば、私以上に喜ぶ人間はいないだろう。ただ、それが可能かどうかはわからないよ」
「とにかく、現時点での私の目標は彼をスカッドに復帰させることだ。その後に彼がどうなるかを考えるつもりだ」
▽なお、バークリーの新天地に関しては、今夏土壇場で移籍を拒否されたチェルシーと共に、相思相愛といわれるトッテナムが有力な候補に挙がっている。
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