ドルトムント監督続投の条件は年内リーグ戦4試合で3勝?幹部が考えるプランBは…

2017.11.29 22:46 Wed
ボルシア・ドルトムントはやはり、ピーター・ボス監督の解任を準備しているのだろうか。地元メディア『WAZ』によれば、来シーズンに向けてホッフェンハイム率いるユリアン・ナーゲルスマン監督の招へいを目指しているという。

ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営者)は先日開かれた会員総会で、進退が問われるボス監督の当面の続投を示唆。4点リードから同点に追いつかれたシャルケ戦の結果を踏まえ、監督には次節レヴァークーゼン戦まで「すべてに関して見直さなければいけない」と要求しつつ、その場では“最後通告”を口にすることはなかった。

だが『WAZ』によると、クラブ幹部はオランダ人指揮官の解任に備えて準備に取り掛かっているという。ヴァツケCEOは総会では「チャンピオンズリーグ(CL)出場権は何よりも重要」と今シーズンの最低ラインに来季CLへの出場権を設定していることも強調していた。『WAZ』曰く、その目標を達成するためには、年内ブンデスリーガでは少なくとも勝ち点30を重ねなければならない。

リーグでは7試合6勝1分けと好調なスタートを切りながら、直近の6試合では2分け4敗と不振に陥ったドルトムントがこれまで得た勝ち点は「21」。つまり、冬季中断期に入るまでの4試合で3勝を収めることが必須となる。しかしながら、内部でのボス監督への期待値は下がっており、それが達成されるとは考えられていない。

そして、年内にチームを再生できなかった場合、クラブは現在準備中の“プランB“に移るとのこと。『WAZ』によると、今シーズン終了までシュトゥットガルトやフランクフルトなどで指揮を執った経歴を持つアルミン・フェー氏を暫定的監督に迎え、来季に向けて今夏にも関心を抱いていたとされるナーゲルスマン監督を招へいする考えだ。

バイエルン・ミュンヘンからの興味が薄れつつあるとも報じられるナーゲルスマン監督は、ホッフェンハイムとの契約を2021年までとしている。2019年に行使が可能となる500万ユーロに設定される解除条項が盛り込まれていると言われる。だが、ドルトムントはある程度の違約金を提示すれば、ホッフェンハイム側も来夏の退団を容認することを見込んでいるという。

現時点ではこれらは憶測に過ぎないかもしれない。だが、具体的なシナリオが描かれているだけあって、今回の報道はドイツ国内では大きな注目を集めているところだ。


提供:goal.com

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町野修斗が今季7点目!格下キールに4失点を喫したドルトムントがリーグ戦連敗…【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第17節のホルシュタイン・キールvsドルトムントが14日に行われ、4-2でキールが勝利した。キールのFW町野修斗は76分までプレー、29分に今季7点目を記録した。 4日前に行われたレバークーゼン戦を打ち合いの末に敗れた8位ドルトムント(勝ち点25)はその試合からスタメンを5人変更。バイアーやアデイェミ、ヤン・コウトらに代えてザビッツァーやデュランヴィル、シュロッターベックらをスタメンで起用した。 町野が[3-4-2-1]の左シャドーでスタメンとなった17位キール(勝ち点8)に対し、ドルトムントは27分に先制を許す。高い位置からハイプレスを掛けたベルンハルトソンがスローインを受けたブラントからインターセプトに成功。ボックス手前まで侵攻しラストパスを供給すると、最後は中央の町野がダイレクトシュートをゴール左に突き刺した。 町野の今季7点目で先制したキールは、32分にもローゼンブームの右クロスをハーレスがヘディングで叩き込み追加点。さらに前半追加タイム4分にも、町野のパスでボックス左に抜け出したハーレスの折り返しをベルンハルトソンが左足で流し込んだ。 まさかの3失点で前半を終えたドルトムントは、後半からベンセバイニとリエルソンを下げてバイアーとアントンを投入。さらに59分には、ザビッツァーとデュランヴィルを下げてレイナとヤン・コウトをピッチに送り出した。 すると、ドルトムントは71分にアントンのパスを受けたレイナがボックス右手前から右足を振り抜くと、このシュートがゴール左隅に突き刺さった。 その後、キールは76分に町野らを下げてヤン=フィーテ・アルプらを投入したが、直後にドルトムントがゴールネットを揺らす。77分、左クロスのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、ボックス左でパスを受けたバイノー=ギテンスがコントロールショットをゴール右上に突き刺した。 1点差とされたキールは、86分にエンメチャに対して後方から危険なタックルを見舞ったホルトビーが退場となり数的不利となったが、試合終了間際の98分に相手CK跳ね返しカウンターを仕掛けると、ドルトムントGKコベルもゴール前に上がっていた状況の中で、ドリブル持ち上がったアルプが中盤からロングシュートを無人のゴールに流し込んだ。 結局、試合はそのまま4-2でタイムアップ。町野の今季7点目などで4ゴールを奪ったキールが新年初勝利。一方のドルトムントは、レバークーゼン戦に続き2連敗となった。 ホルシュタイン・キール 4-2 ドルトムント 【ホルシュタイン・キール】 町野修斗(前27) フィル・ハーレス(前32) アレクサンデル・ベルンハルトソン(前49) ヤン=フィーテ・アルプ(後53) 【ドルトムント】 ジョバンニ・レイナ(後26) ジェイミー・バイノー=ギテンス(後32) 2025.01.15 08:05 Wed

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