崖っぷち大宮が仙台に大敗…石井新体制の初陣飾れず…《J1》

2017.11.18 17:06 Sat
©超ワールドサッカー
▽明治安田生命J1リーグ第32節、ベガルタ仙台vs大宮アルディージャがユアテックスタジアム仙台で行われ、ホームの仙台が3-0で勝利した。

▽15位の甲府(勝ち点28)と16位のサンフレッチェ広島(勝ち点27)、最下位のアルビレックス新潟(勝ち点19)と熾烈な残留争いを戦う17位の大宮(勝ち点24)は、3節を残した段階で伊藤監督を解任し、前鹿島アントラーズの石井正忠新監督を招へいする今季2度目の監督交代に踏み切った。

▽既に残留を決定している12位の仙台(勝ち点37)とのアウェイゲームに向けては、先発5人を変更。和田、金澤、大山、清水、大前がスタメン入りを果たした。
▽試合は序盤からホームの仙台がボールを保持して押し込む展開が続く。焦れずに守る大宮も時おりカウンターからチャンスを作ると、16分にはボックス手前左で得たFKをキッカーの大山が直接狙うが、これはクロスバーを叩く。

▽この絶好機を逸した大宮は25分にCKを与えると、この流れから左サイドの蜂須賀にクロスを許す。これを攻め残っていた増嶋がニアでヘディングシュートを放つと、ゴール右隅に吸い込まれた。
▽増嶋に移籍後初ゴールを献上した大宮は、その後も思うように試合を運べない。すると36分、ボックス右で石原からパスを受けた古林の低くて速いマイナスのクロスに対して大山がクリアを誤り、痛恨のオウンゴールを献上してしまった。

▽不運も重なって2点ビハインドで後半に臨んだ大宮は、大前を下げてハーフタイム明けに瀬川を投入。しかし、流れを掴めずにいると、57分にはボックス手前で野津田からパスを受けた三田に見事なミドルシュートを突き刺され、試合を決定付ける3点目を奪われた。

▽何とか意地を見せたい大宮だが、残留争いの厳しいプレッシャーの影響か、59分に1枚カードをもらっていた大山が70分に三田を倒してしまい、2枚目のカードをもらって退場処分に。

▽3点差に加え、数的不利まで背負った大宮にこのビハインドを跳ね返す力はなく、敵地で0-3の大敗。石井新体制の初陣で黒星を喫した大宮は、残り2試合で残留圏内の16位に浮上した広島との勝ち点差が「6」、得失点差も「10」となり、残留は絶望的となった。

大宮アルディージャの関連記事

レッドブルグループのグローバルサッカー部門の責任者に2025年1月から就任するユルゲン・クロップ氏。かつて自身が指揮したクラブのファンから猛反発を受けたが、その胸の内を語った。 9日、レッドブルは昨シーズン限りでリバプールの監督を退任したクロップ氏が幹部に就任することを発表した。 オーストリアのレッドブル・ 2024.10.30 23:55 Wed
thumb 明治安田J3リーグ第34節の5試合が27日に行われ、3位カターレ富山が足踏みだ。 2位FC今治を6ポイント差で追いかける富山はアウェイのガイナーレ鳥取戦に臨み、23分に 碓井聖生のゴールで先制すると、28分に末木裕也が追加点。だが、37分に三木直土の一発で反撃の鳥取も90+1分に高柳郁弥の土壇場弾で追いついた。 2024.10.27 17:50 Sun
Jリーグは24日、功労選手賞の受賞者7名を発表した。 今回の受賞者は遠藤保仁氏(44)、柏木陽介氏(36)、柴﨑晃誠氏(40)、林卓人氏(42)、南雄太氏(45)、梁勇基氏(42)、渡邉千真氏(38)となっている。 功労選手の受賞基準については、日本人選手はクラブより推薦があった者であり、Jリーグや天皇杯、 2024.10.24 18:15 Thu
大宮アルディージャは20日、明治安田J3リーグ優勝から一夜明け、喜びのコメントを発表した。 クラブ史上初となるJ3での戦いを強いられた大宮。屈辱の降格から1年、チームは長澤徹監督を迎えると、シーズン序盤から首位を走ると、13日に行われた第32節の福島ユナイテッドFC戦で勝利して1年でのJ2昇格が決定していた。 2024.10.20 14:05 Sun
見事に明治安田J3リーグを制した大宮アルディージャ。長澤徹監督が、試合後に2位のFC今治戦を振り返った。 19日、明治安田J3リーグ第33節で大宮はホームに今治を迎えた。前節、福島ユナイテッドFCと対戦し見事に1年でのJ2昇格を決めた大宮。10月からレッドブルグループの一員となった中で昇格を決めると、今節もホーム 2024.10.19 23:05 Sat

J1の関連記事

大宮アルディージャの人気記事ランキング

1

遠藤保仁、柏木陽介、梁勇基ら7名がJリーグ功労選手賞を受賞!12月の2024Jリーグアウォーズで表彰予定

Jリーグは24日、功労選手賞の受賞者7名を発表した。 今回の受賞者は遠藤保仁氏(44)、柏木陽介氏(36)、柴﨑晃誠氏(40)、林卓人氏(42)、南雄太氏(45)、梁勇基氏(42)、渡邉千真氏(38)となっている。 功労選手の受賞基準については、日本人選手はクラブより推薦があった者であり、Jリーグや天皇杯、日本代表の国際Aマッチ、Jクラブ参戦のFIFA及びAFCの国際試合の通算出場試合が500試合以上の者。ただし、原則として、Jリーグ、リーグカップ、天皇杯で400試合以上出場を果たしている選手となる。 また、外国籍選手はクラブの推薦と上記の試合で200試合以上出場であり、母国の代表選手として活躍した者に。ただ、出場試合が500試合以上出場した者は代表活動は関わらないこととなる。 なお、今回受賞が発表された7名は、12月10日に開催される2024Jリーグアウォーズにて表彰される予定だ。 ◆遠藤保仁氏 1980年1月28日(44歳) 出生地: 鹿児島県 ポジション: MF ■所属クラブ 1998年【J1】横浜フリューゲルス 1999年~2000年【J1】京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.) 2001年~2020年【J1/J2】ガンバ大阪 2020年〜2023年【J1/J2】ジュビロ磐田 ■出場試合数:通算1136試合156得点 J1リーグ戦:672試合103得点 J2リーグ戦:104試合10得点 リーグカップ戦:78試合5得点 天皇杯:51試合10得点 その他Jリーグ公式:14試合出場 Jクラブ参加の国際大会:65試合13ゴール 日本代表(国際Aマッチ):152試合15ゴール ◆柏木陽介氏 1987年12月15日(36歳) 出生地: 兵庫県 ポジション: MF ■所属クラブ 2005年〜2009年【J1/J2】サンフレッチェ広島 2010年~2020年【J1】浦和レッズ 2020年~2023年【J3】FC岐阜 ■出場試合数:通算623試合73得点 J1リーグ戦:392試合56得点 J2リーグ戦:31試合4得点 J3リーグ戦:61試合1ゴール リーグカップ戦:51試合6得点 天皇杯:33試合3得点 その他Jリーグ公式:9試合出場 Jクラブ参加の国際大会:35試合3得点 日本代表(国際Aマッチ):11試合出場 ◆柴﨑晃誠氏 1984年8月28日(40歳) 出生地: 長崎県 ポジション: MF ■所属クラブ 2007年〜2010年【J1/J2】東京ヴェルディ1969/東京ヴェルディ 2011年〜2012年【J1】川崎フロンターレ 2012年【J2】東京ヴェルディ 2013年【J2】徳島ヴォルティス 2014年〜2023年【J1】サンフレッチェ広島 ■出場試合数:通算524試合52得点 J1リーグ戦:301試合28得点 J2リーグ戦:139試合16得点 リーグカップ戦:44試合4得点 天皇杯:20試合2得点 その他Jリーグ公式:6試合出場 Jクラブ参加の国際大会:14試合2得点 ◆林卓人氏 1982年8月9日(42歳) 出生地: 大阪府 ポジション: GK ■所属クラブ 2002年〜2004年【J1/J2】サンフレッチェ広島 2005年〜2006年【J2】北海道コンサドーレ札幌 2007年〜2013年【J1/】ベガルタ仙台 2014年〜2023年【J1】サンフレッチェ広島 ■出場試合数:通算614試合出場 J1リーグ戦:329試合出場 J2リーグ戦:183試合出場 リーグカップ戦:40試合出場 天皇杯:29試合出場 その他Jリーグ公式:8試合出場 Jクラブ参加の国際大会:25試合出場 ◆南雄太氏 1979年9月30日(45歳) 出生地: 神奈川県 ポジション: GK ■所属クラブ 1998年〜2009年【J1/J2】柏レイソル 2010年〜2013年【J2】ロアッソ熊本 2014年~2021年【J1/J2】横浜FC 2021年〜2023年【J2】大宮アルディージャ ■出場試合数:通算732試合出場 J1リーグ戦:266試合出場 J2リーグ戦:400試合出場 リーグカップ戦:37試合出場 天皇杯:21試合出場 その他Jリーグ公式:8試合出場 ◆梁勇基氏 1982年1月7日(42歳) 出生地: 大阪府 ポジション: MF ■所属クラブ 2004年〜2019年【J1/J2】ベガルタ仙台 2020年~2021年【J1】サガン鳥栖 2022年~2023年【J2】ベガルタ仙台 ■出場試合数:通算673試合89得点 J1リーグ戦:297試合29得点 J2リーグ戦:280試合47得点 リーグカップ戦:39試合3得点 天皇杯:27試合2得点 その他Jリーグ公式:4試合2得点 Jクラブ参加の国際大会:5試合1得点 朝鮮民主主義人民共和国代表 (国際Aマッチ):21試合5得点 ◆渡邉千真氏 1986年8月10日(38歳) 出生地: 長崎県 ポジション: FW ■所属クラブ 2009年~2011年【J1】横浜F・マリノス 2012年~2014年【J1】FC東京 2015年~2018年【J1】ヴィッセル神戸 2018年~2020年【J1】ガンバ大阪 2021年~2022年【J1/J2】横浜FC 2023年【J3】松本山雅FC ■出場試合数:通算539試合151得点 J1リーグ戦:381試合104得点 J2リーグ戦:23試合2得点 J3リーグ戦:20試合2得点 リーグカップ戦:70試合23得点 天皇杯:36試合16得点 その他Jリーグ公式:1試合出場 Jクラブ参加の国際大会:7試合3得点 日本代表(国際Aマッチ):1試合出場 2024.10.24 18:15 Thu
2

大宮、ユース所属のGKジョーンズ・レイを2種登録

大宮アルディージャは21日、大宮U-18に所属するGKジョーンズ・レイ(17)のトップチーム登録を発表した。背番号は「31」番を着用する。 2種登録によって今シーズン、トップチームでプレー可能となったジョーンズ・レイは、身長178cm、体重73kgのGK。ジュニアから大宮の下部組織に在籍し、過去には世代別日本代表の経験を持っている。 2020.02.21 22:25 Fri
thumb
3

PO圏勢が足踏み J3優勝&J2昇格の大宮は岩手を振り切る【明治安田J3第34節】

明治安田J3リーグ第34節の5試合が27日に行われ、3位カターレ富山が足踏みだ。 2位FC今治を6ポイント差で追いかける富山はアウェイのガイナーレ鳥取戦に臨み、23分に 碓井聖生のゴールで先制すると、28分に末木裕也が追加点。だが、37分に三木直土の一発で反撃の鳥取も90+1分に高柳郁弥の土壇場弾で追いついた。 勝利を目前で逃した富山は連敗こそ回避したものの、5戦未勝利。前日に今治が敗戦とあって詰め寄るチャンスだったが、1ポイントを縮めるとどまった。 また、プレーオフ圏の5位アスルクラロ沼津は引き分け、4位FC大阪と6位福島ユナイテッドFCはそれぞれ黒星。ともにプレーオフ圏こそキープしているものの、ライバルに追走を許す結果となっている。 そのほか、J3優勝&J2昇格の首位大宮アルディージャは和田拓也と泉柊椰のゴールにより、いわてグルージャ盛岡に逃げ切り勝利。2試合ぶり白星を手にしている。 ◆第34節 ▽10/26(土) Y.S.C.C.横浜 0-2 松本山雅FC 奈良クラブ 2-2 カマタマーレ讃岐 ギラヴァンツ北九州 1-2 ツエーゲン金沢 FC岐阜 4-1 FC今治 FC琉球 1-1 ヴァンラーレ八戸 ▽10/27(日) ガイナーレ鳥取 2-2 カターレ富山 いわてグルージャ盛岡 1-2 大宮アルディージャ 福島ユナイテッドFC 2-3 SC相模原 アスルクラロ沼津 1-1 AC長野パルセイロ テゲバジャーロ宮崎 1-0 FC大阪 2024.10.27 17:50 Sun
thumb
4

首位独走中・大宮の連勝は「3」でストップ…2位沼津に4発大勝の松本は6位に浮上【明治安田J3第17節】

明治安田J3リーグ第17節の8試合が16日に各地で行われた。 3連勝中で首位独走の大宮アルディージャ(勝ち点39)は11位カターレ富山(勝ち点21)のホームに乗り込んだ。前半は両チーム共にチャンスを作り、特に富山の喜平翼がゴールまであと一歩に迫ったが、大宮守備陣の集中した守備に阻まれ、ハーフタイムを迎える。 後半も無得点のまま終盤まで推移すると、耐えていた大宮に待望の先制点。82分、アルトゥール・シルバがゴール左隅を射抜き、4試合連続ゴールを記録する。しかし、その6分後に碓井聖生がダイレクトシュートを突き刺して富山が同点。大宮は連勝が「3」でストップした。 2連勝中で2位につけるアスルクラロ沼津(勝ち点28)は、9位松本山雅FC(勝ち点23)とのアウェイゲーム。序盤から先手を取ったのは松本で、9分に左サイドのスローインの流れから樋口大輝がヘディングで先制点。5分後には浅川隼人がゴール前に詰めて追加点を奪う。 松本の2点リードで迎えた後半、開始直後に浅川が右クロスを押し込み、3点差とすると、78分には山口一真がダメ押し。2試合連続の4得点で2連勝とした松本は6位に浮上し、敗れた沼津は大宮との勝ち点差が「12」に広がった。 その他、3位FC琉球(勝ち点27)と6位福島ユナイテッドFC(勝ち点23)との上位対決は、2点を先行した福島に軍配が上がり、5位に上昇。5位SC相模原(勝ち点25)は10位FC今治(勝ち点23)に2-1で敗れ、勝利した今治は8位に順位を上げた。 ◆第17節 ▽6/16(日) ヴァンラーレ八戸 0-0 テゲバジャーロ宮崎 松本山雅FC 4-0 アスルクラロ沼津 カマタマーレ讃岐 0-1 ツエーゲン金沢 ギラヴァンツ北九州 2-1 奈良クラブ カターレ富山 1-1 大宮アルディージャ いわてグルージャ盛岡 3-2 AC長野パルセイロ FC今治 2-1 SC相模原 FC琉球 1-2 福島ユナイテッドFC ▽6/15(土) FC大阪 2-1 ガイナーレ鳥取 Y.S.C.C.横浜 1-2 FC岐阜 2024.06.16 21:17 Sun
5

2位沼津が首位大宮の独走に待ったをかける! 強いホームで3発勝利【明治安田J3第20節】

明治安田J3リーグ第20節の7試合が6日に行われ、アスルクラロ沼津が大宮アルディージャの独走ムードに待ったをかけた。 前節終了時まで首位大宮と15ポイント差の2位沼津。今節の直接対決を落とすようだと、大宮の背中がより遠ざかるなか、開始5分に左サイドから前進していくと、津久井匠海がバイタルエリア中央から右足ミドルを突き刺して、沼津が先手を奪う。 その4分後にも中央から崩しにかかり、最後は持井響太、安在達弥の繋ぎから、最後は濱託巳が右足で蹴り込み、沼津が追加点。後半から大宮も交代を施して巻き返すが、56分にボックス右からの折り返しを中央の川又堅碁が右足で3点目を奪う。 最多失点の大宮も90+6分に左サイドからのクロスに茂木力也が頭で合わせ、1点を返すが、ここまで8勝を掴むホームでの強さを発揮した沼津が2戦ぶり白星。まだ差が大きいが、大宮との勝ち点差を「12」に縮めた。 そのほか、3位FC大阪は7位カターレ富山と引き分けて4位に。AC長野パルセイロに快勝のツエーゲン金沢が3位に浮上した。また、岩手撃破の8位SC相模原は5位に順位を上げ、前述したFC大阪と引き分けの7位富山も6位に順位を上げた。 ◆第20節 ▽7/6(土) ヴァンラーレ八戸 1-0 松本山雅FC いわてグルージャ盛岡 0-1 SC相模原 ツエーゲン金沢 3-0 AC長野パルセイロ アスルクラロ沼津 3-1 大宮アルディージャ FC大阪 0-0 カターレ富山 ガイナーレ鳥取 1-2 ギラヴァンツ北九州 テゲバジャーロ宮崎 0-1 FC岐阜 ▽7/7(日) 《15:00》 福島ユナイテッドFC vs FC今治 《18:00》 奈良クラブ vs Y.S.C.C.横浜 カマタマーレ讃岐 vs FC琉球 2024.07.06 21:55 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly