不運な判定が決勝点に…北アイルランド指揮官は恨み節「明らかな不正」
2017.11.13 19:52 Mon
▽北アイルランドを率いるマイケル・オニール監督が、ロシア・ワールドカップ(W杯)出場を懸けた大一番での不運な判定について不服を述べた。イギリス『BBC』が伝えた。
▽今予選を振り返ったオニール監督は、ドイツ、チェコと同居したグループCで6勝1分け3敗と奮闘した選手たちを称えた。
「とても難しいグループでの戦いだったが、選手たちの戦いぶりを誇りに思っている。確かに我々はトップレベルの選手が揃っているチームではない。しかし、それぞれがトップレベルのキャラクターを持っていた」
「いかさまだったといえば、それは強すぎる表現かもしれない。しかし明らかな不正があった。本当ならば延長戦を戦っていたはずだ」
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▽ロシアW杯欧州予選プレーオフに回った北アイルランドは9日に行われた1stレグで、DFC・エバンスのハンドによるPKからスイス代表に敗れていた。しかしこの場面は、リプレー映像を見るとボールはC・エバンスの手には当たっておらず、北アイルランドにとっては不運な判定となった。▽迎えた12日の2ndレグで逆転を目指した北アイルランドだったが、最後までスイスのゴールをこじ開けることはできずにゴールレスで終了。結局、疑惑の判定によるPKが決勝点となり、北アイルランドは8大会ぶりのW杯出場を逃した。「とても難しいグループでの戦いだったが、選手たちの戦いぶりを誇りに思っている。確かに我々はトップレベルの選手が揃っているチームではない。しかし、それぞれがトップレベルのキャラクターを持っていた」
▽一方でこのプレーオフについては、やはり1stレグの誤審に苛立ちを隠せなかった。
「いかさまだったといえば、それは強すぎる表現かもしれない。しかし明らかな不正があった。本当ならば延長戦を戦っていたはずだ」
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