ホームで先勝のスウェーデン指揮官、「我々はまだ道半ばだ」
2017.11.11 11:48 Sat
▽スウェーデン代表は10日、ホームで行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ1stレグ、イタリア代表戦を1-0で先勝した。同試合後、ヤンネ・アンデション監督は「我々はまだ道半ば」と、早くも2ndレグの戦いに視線を向けている。スウェーデン『Sydsvenskan』が伝えている。
▽グループAでフランス代表には及ばなかったものの、オランダ代表を退けて2位でプレーオフに回ったスウェーデンは、グループGでスペインとの一騎打ちに敗れ、プレーオフに回ることとなった15大会連続19度目のW杯出場を目指すイタリアとのプレーオフ初戦に臨んだ。
▽ホームゲームながら格上との対戦で守勢を強いられたスウェーデンは、粘り強い守備を軸に0-0で試合を折り返す。すると61分、MFアルビン・エクダルの負傷を受けて、投入したMFヤコブ・ヨハンソンの値千金のゴールで先制に成功。その後、相手の猛攻を何とか耐え抜き、アウェイゴールを与えずにホームでの初戦を1-0の勝利で飾った。
▽ホームで先勝したアンデション監督は、チームの身体を張った戦いぶりを称賛。その一方で、「我々はまだ道半ばだ」と13日に敵地で行われる2ndレグに向けて気を引き締めている。
「我々はまだ道半ばだ。その事実をここでは強調しておきたい」
「今日は非常にフィジカルな試合だった。それは紛れもない事実で、我々は局面での多くの戦いに勝利した。また、主審の判定に関しては必ずしも我々寄りだったとは考えていない」
▽また、負傷交代のエクダルに代わってヤコブ・ヨハンソンを投入した理由に関しては、同選手が持つスピードに期待していたと説明している。
「難しい決断だったが、個人的にセバスティアン・ラーションの投入も考えたが、よりペースを上げられるヨハンソンを慎重に熟慮した結果入れた。エクダルに関してはそ径部に痛みを訴えており、交代させた。医師の下、状態を観察したい」
▽最後にW杯出場を懸けたラストマッチに向けて同監督は、この試合のパフォーマンスを継続することが重要だと語った。
「今日のパフォーマンスを繰り返し、試合に集中する必要がある。我々にはあと2、3日の準備期間があり、現時点では2ndレグに集中しきっていない」
「今回の勝利で得た自信を極端に抑え込みたいとは思っていない。勝利後の熱意は重要だが、まずは適切な食事でエネルギーを回復させることに集中したい。我々には残り90分の戦いがあるんだ」
▽グループAでフランス代表には及ばなかったものの、オランダ代表を退けて2位でプレーオフに回ったスウェーデンは、グループGでスペインとの一騎打ちに敗れ、プレーオフに回ることとなった15大会連続19度目のW杯出場を目指すイタリアとのプレーオフ初戦に臨んだ。
▽ホームゲームながら格上との対戦で守勢を強いられたスウェーデンは、粘り強い守備を軸に0-0で試合を折り返す。すると61分、MFアルビン・エクダルの負傷を受けて、投入したMFヤコブ・ヨハンソンの値千金のゴールで先制に成功。その後、相手の猛攻を何とか耐え抜き、アウェイゴールを与えずにホームでの初戦を1-0の勝利で飾った。
「我々はまだ道半ばだ。その事実をここでは強調しておきたい」
「試合前には欧州予選のように勇気を持って、グループとして戦うようにと話し合っていた」
「今日は非常にフィジカルな試合だった。それは紛れもない事実で、我々は局面での多くの戦いに勝利した。また、主審の判定に関しては必ずしも我々寄りだったとは考えていない」
▽また、負傷交代のエクダルに代わってヤコブ・ヨハンソンを投入した理由に関しては、同選手が持つスピードに期待していたと説明している。
「難しい決断だったが、個人的にセバスティアン・ラーションの投入も考えたが、よりペースを上げられるヨハンソンを慎重に熟慮した結果入れた。エクダルに関してはそ径部に痛みを訴えており、交代させた。医師の下、状態を観察したい」
▽最後にW杯出場を懸けたラストマッチに向けて同監督は、この試合のパフォーマンスを継続することが重要だと語った。
「今日のパフォーマンスを繰り返し、試合に集中する必要がある。我々にはあと2、3日の準備期間があり、現時点では2ndレグに集中しきっていない」
「今回の勝利で得た自信を極端に抑え込みたいとは思っていない。勝利後の熱意は重要だが、まずは適切な食事でエネルギーを回復させることに集中したい。我々には残り90分の戦いがあるんだ」
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