途中出場ヨハンソンの一撃でスウェーデンがイタリアに先勝《ロシアW杯欧州予選プレーオフ》
2017.11.11 06:49 Sat
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ1stレグ、スウェーデン代表vsイタリア代表が10日に行われ、1-0でスウェーデンが先勝した。
▽グループAでフランス代表には及ばなかったものの、オランダ代表を退けて2位でプレーオフに回ったスウェーデンは、3大会ぶり12度目のW杯出場を目指す中、フォルスベリやリンデロフといった主力をスタメンで起用した。
▽対するイタリアはグループGでスペインとの一騎打ちに敗れ、プレーオフに回ることとなった。15大会連続19度目のW杯出場を目指す伝統国は、GKブッフォンにボヌッチ、キエッリーニ、バルザーリを起用。システムをこれまでの[4-4-2]から[3-5-2]に変更して大一番に臨んだ。
▽立ち上がりから圧力をかけてきたスウェーデン相手にバタバタとした入りとなったイタリアだったが、6分にチャンス。ダルミアンの左クロスにファーサイドのベロッティがヘディングで合わせたシュートはわずかに枠の左に外れた。
▽対するスウェーデンは8分、トイヴォネンがミドルシュートでゴールに迫ると、引き続きイタリアに対して圧力をかけていく。
▽主導権を渡さないスウェーデンは25分、ファオルスベリがコントロールシュートでゴールに迫ると、ハーフタイムにかけてもメリハリのある守備を続け、イタリアにチャンスを許さずに前半をゴールレスで終えた。
▽迎えた後半開始3分、イタリアはショートコーナーを使ってカンドレーバがミドルシュートでGKを強襲すると、その後もカンドレーバの右サイドを起点に攻勢をかけていく。
▽しかし61分、スウェーデンが後半最初のチャンスをモノにして先制した。決めたのはエクダルの負傷によって4分前に投入されていたヨハンソン。右サイドからのロングスローでルーズとなったボールを、ボックス手前右のヨハンソンがボレーシュート。これがDFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
▽失点を受けてイタリアはベロッティに代えてエデルを投入。すると70分、ショートコーナーの流れからゴール正面のダルミアンが左ポスト直撃のミドルシュートを浴びせる。終盤にかけて自陣に引くスウェーデンを相手に敵陣で試合を進めたイタリアだったが、最後までチャンスを生み出せずに0-1のまま敗戦。
▽逃げ切ったスウェーデンは13日にイタリアのホームで行われる2ndレグに向けてアドバンテージを得ている。
▽グループAでフランス代表には及ばなかったものの、オランダ代表を退けて2位でプレーオフに回ったスウェーデンは、3大会ぶり12度目のW杯出場を目指す中、フォルスベリやリンデロフといった主力をスタメンで起用した。
▽対するイタリアはグループGでスペインとの一騎打ちに敗れ、プレーオフに回ることとなった。15大会連続19度目のW杯出場を目指す伝統国は、GKブッフォンにボヌッチ、キエッリーニ、バルザーリを起用。システムをこれまでの[4-4-2]から[3-5-2]に変更して大一番に臨んだ。
▽対するスウェーデンは8分、トイヴォネンがミドルシュートでゴールに迫ると、引き続きイタリアに対して圧力をかけていく。
▽15分を過ぎてようやくポゼッションできるようになってきたイタリアだったが、攻撃の形を作るには至らない。
▽主導権を渡さないスウェーデンは25分、ファオルスベリがコントロールシュートでゴールに迫ると、ハーフタイムにかけてもメリハリのある守備を続け、イタリアにチャンスを許さずに前半をゴールレスで終えた。
▽迎えた後半開始3分、イタリアはショートコーナーを使ってカンドレーバがミドルシュートでGKを強襲すると、その後もカンドレーバの右サイドを起点に攻勢をかけていく。
▽しかし61分、スウェーデンが後半最初のチャンスをモノにして先制した。決めたのはエクダルの負傷によって4分前に投入されていたヨハンソン。右サイドからのロングスローでルーズとなったボールを、ボックス手前右のヨハンソンがボレーシュート。これがDFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
▽失点を受けてイタリアはベロッティに代えてエデルを投入。すると70分、ショートコーナーの流れからゴール正面のダルミアンが左ポスト直撃のミドルシュートを浴びせる。終盤にかけて自陣に引くスウェーデンを相手に敵陣で試合を進めたイタリアだったが、最後までチャンスを生み出せずに0-1のまま敗戦。
▽逃げ切ったスウェーデンは13日にイタリアのホームで行われる2ndレグに向けてアドバンテージを得ている。
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