大金に惑わされず! 15歳のミケルが怪しいオファーを断っていたと告白

2017.11.09 19:00 Thu
Getty Images
▽かつてチェルシーで活躍した中国スーパーリーグの天津泰達に所属するナイジェリア代表MFジョン・オビ・ミケルが、怪しいエージェントが自身に近づき、現金で移籍を実現させようとしたことを明かした。イギリス『サン』が報じた。
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▽ミケルは、2003年にフィンランドで行われたU-17ワールドカップに出場。ビッグクラブが注目する逸材で、多くのクラブが獲得を目指していた。▽アーセナルやレアル・マドリー、バルセロナが特に注目していた中、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが移籍先の有力候補に挙がっていた。
▽ミケルは、当時現金を見せられ、移籍を勧められたがこれを拒否したとのこと。約800万円を見せられたとのことだ。

「僕に全てを約束する代理人がいた。1人は、現金でいっぱいのブリーフケースを持ち、僕のホテルにやってきたんだ」
「彼のクラブは覚えていないが、僕はブリーフケースのことを覚えているよ。7万ドル(約800万円)が入っていて、契約書にサインするように言ってきた。「ここにサインすればもっともっと手に入れられる」と言ってきたんだ」

「僕は誘惑された。それほど多くのお金を見たことがなかったんだ。でも、僕はナイジェリアサッカー協会の事務官に相談したんだ」

「彼はこのエージェントに関して無視するように言ってきだんだけど、最高のクラブに入れることを約束したんだ。僕はトーナメントを終え、家族とともに家に帰り、アブジャで再び事務官に会ったんだ」

「君はユナイテッドに行くことになるだろう。彼らは欲しがっているし、意味は明日離れることになるだろう」

「僕の父は喜んでいたけど、母は泣いていたんだ。なぜなら、僕が若くして海外に行くことになったからね」

▽ミケルは、マンチェスター・ユナイテッドと2005年に仮契約を結んだものの、ノルウェーのリンへと移籍。2006年7月にチェルシーへと移籍すると、プレミアリーグを2回、チャンピオンズリーグを1回、FAカップを4回、リーグカップを2回制している。

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