柿谷弾で3連勝のC大阪が3位浮上! マテオス愚行退場の大宮は残留遠のく9戦未勝利…《J1》

2017.10.29 18:06 Sun
©超ワールドサッカー
▽明治安田生命J1リーグ第31節のセレッソ大阪vs大宮アルディージャが29日にキンチョウスタジアムで行われ、ホームのC大阪が2-1で勝利した。

▽ACL出場権獲得を目指す4位のC大阪(勝ち点54)と、逆転でのJ1残留を目指す17位大宮(勝ち点24)による一戦。前節、ヴァンフォーレ甲府を破って久々の連勝を飾ったC大阪は、ミッドウィークに行われた天皇杯準々決勝でも今回の対戦相手である大宮に2-0で快勝。今回の連戦に向けては山口を除く先発10人を変更し、杉本や柿谷、清武ら主力が先発に復帰した。一方、3戦連続ドロー中で8戦未勝利の大宮は天皇杯から山越を除く先発10人を変更。江坂やマテウス、菊池といった主力が復帰した。
▽試合当日まで降っていた大雨の影響で厳しいピッチコンディションの中でスタートした試合。開始直後にC大阪GKキム・ジンヒョンがスリップするなど、水を含んだピッチへの適応がカギとなる中、立ち上がりから互いに攻め合う両チーム。開始4分には柿谷のパスに抜け出した松田に決定機も、左足のシュートは相手GK加藤の好守に遭う。

▽拮抗した攻防が続く中、18分には試合の流れを大きく左右するアクシデントが発生。ルーズボールへの競り合いでマテイ・ヨニッチと交錯したマテウスが倒れ込んだ際にエルボーを見舞い、一発レッドで退場処分となった。

▽70分余りを残して数的不利を背負った大宮は、ここからホームチームの猛攻に晒される。すると31分、左CKの場面でキッカーのソウザが右足インスウィングで入れたボールをニアのDF菊池が頭でクリアを試みると、これがうまく当たり切らずにコースが変わったボールがファーポストに吸い込まれた。
▽一方、幸運な形から先制に成功したC大阪は、山口や清武、柿谷を起点にチャンスボールを送り込むと、前線の杉本らに決定機が生まれる。前半終了間際には山口のFKをファーの清武が折り返し、最後はゴール前のヨニッチがヘディングシュートも、ここは相手GK加藤の好守に遭い、前半のうちに試合を決められず。

▽迎えた後半、10人での逆転を目指す大宮は、横谷と長谷川をベンチに下げて、後半頭から瀬川とマルセロ・トスカーノをピッチに送り出す。だが、この積極交代も流れを変えるまでには至らず。

▽すると55分、後半も立ち上がりから攻勢を見せていたC大阪は丸橋の右CKふがファーサイドに流れると、これをフリーで拾った柿谷の豪快なシュートがクロスバーの内側を叩いてゴールネットを揺らし、貴重な追加点を奪った。

▽この2点目で勢いづくホームチームは、この得点直後にも清武、水沼のお膳立てから杉本に続けて得点機も得点王争いの重圧か、若きエースはいずれのチャンスも決め切れない。さらに64分にはキム・ジンヒョンのゴールキックを大宮GK加藤がクリアミスし、柿谷が無人のゴールに向けてロングシュートを放つが、これはわずかに枠を捉え切れない。

▽一方、何とか点差を縮めたい大宮はカウンターから幾度かチャンスを作ると、72分に1点を返す。左サイド深くに抜け出した江坂の折り返しを中央にフリーで走り込んだカウエがダイレクトシュート。クロスバーを叩いたボールをボックス右で拾った奥井のクロスがゴール前にいたDFヨニッチのクリアミスを誘うと、これがそのままゴールネットに吸い込まれた。

▽思わぬ形から最少得点差に縮まった試合はここから拮抗した展開に。何とかもう1点奪って試合を決めたいC大阪は、81分には柿谷のスルーから杉本がボックス内でGKと一対一の絶好機を得るが、GK加藤の好守に遭い決め切れない。それでも、数的優位を活かした試合運びで1点リードを守り切ったC大阪が2-1で勝利。3連勝を飾ったC大阪は、今節敗れた横浜F・マリノスを抜き、3位に浮上した。一方、敗れた大宮は同時刻開催の試合でヴァンフォーレ甲府、サンフレッチェ広島が敗れたため、勝ち点差こそ広がらなかったものの痛恨の敗戦となった。
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鳥取がC大阪のFW木下慎之輔を育成型期限付き移籍で獲得「J2昇格の力になれるよう頑張ります」

ガイナーレ鳥取は29日、セレッソ大阪のFW木下慎之輔(19)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2025年1月31日まで。C大阪との公式戦には出場できない。なお、30日からチームに合流するという。 木下はC大阪の下部組織育ち。U-15、U-18と昇格し、2023年にトップチーム昇格を果たした。 しかし、U-18時代にプレミアリーグ2022WESTの最終戦で前十字じん帯断裂の重傷。プロ1年目はリハビリスタートとなり、8月には右大腿二頭筋腱損傷の手術を受けていた。 プロとしてのプレーがない木下。鳥取は「裏抜け、ドリブルを得意とする得点力のあるFW」と紹介している。 木下は両クラブを通じてコメントしている。 ◆ガイナーレ鳥取 「この度、セレッソ大阪から加入する事になりました、木下慎之輔です。シーズン半ばでの加入になりますが、一日でも早くチームに馴染み、J2昇格の力になれるよう頑張りますので、宜しくお願いします!」 ◆セレッソ大阪 「この度、ガイナーレ鳥取に期限付き移籍することになりました。去年から今年にかけて怪我ばかりで、チームに貢献できなかったことを申し訳なく思っています。鳥取で成長して、大きくなった姿を見てもらえるよう頑張って来ます。セレッソ大阪の活躍をこれからも応援しています!」 2024.04.29 11:45 Mon

「これは笑う」「さすが」C大阪vs横浜FMがシュールな展開に…パンツ一丁姿の小島よしおさんが話題も海外ファンは困惑?「これが日本の日常なのか?」

Jリーグの試合には様々な著名人がゲストとしてやってくることがあるが、あるゲストが大きな話題となっている。 そのゲストが登場したのは27日に行われた明治安田J1リーグ第10節のセレッソ大阪vs横浜F・マリノスの一戦。ヨドコウ桜スタジアムでの試合だ。 前節首位から陥落したC大阪と、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝に勝ち上がった横浜FMの対戦。力のある両チームの試合にゲストとして登場したのは、お笑い芸人の小島よしおさんだ。 鍛え抜かれた肉体を惜しげもなく披露するブーメランパンツ一丁の姿が特徴の小島さん。「そんなの関係ねぇ!」、「はい、おっぱっぴー」と言ったフレーズは流行語大賞にノミネートされるなどし、現在は子供たちに大人気だ。 その小島さんは、2023年4月29日にもC大阪の試合に登場した中、2年連続でゲストに。この日も、ブーメランパンツに帽子をかぶっているといういつものスタイルで登場した。 しかし、テレビ収録で足を骨折していた小島さん。審判団と入場する際には片足ケンケンで平然と入場するシュールな展開に。そして、審判団の中に1人パンツ一丁の小島さんが並び、選手たちとガッチリ握手を行った。 香川真司が最後の握手となったが、小島さんも流石に知っていたのか、驚いた顔を見せるなど、終始シュールな展開となった。 ファンは「これは笑う」、「凄いファンキー」、「足大丈夫?」、「芸人の鏡だな」、「さすがだな」とコメント。一方で、海外の人からは「何が起きてる?」、「これは日本の日常なの?」、「なんでだ…」、「理解が追いつかない」と、流石に困惑の声が届いている。 <span class="paragraph-title">【動画】審判団の中に並ぶパンツ一丁の男に海外ファンは困惑</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C6Qe9ycLBP7/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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C大阪が試合中断について報告、GKキム・ジンヒョンがいち早く気が付く「搬送されたお客様は回復された」

セレッソ大阪は27日、明治安田J1リーグ第10節の横浜F・マリノス戦の試合中断について報告した。 ヨドコウ桜スタジアムで27日に行われた一戦。首位に返り咲きたいC大阪が横浜FMを迎えた中、試合は点の取り合いとなり、2-2のドローに終わった。 そんな中、24分に突如試合が中断。C大阪のGKキム・ジンヒョンが主審に試合の中断を要求。笠原寛貴主審も異変に気がついて試合を止めると、C大阪のメディカルスタッフも駆けつける事態となった。 ゴール裏のサポーターからの要請にGKキム・ジンヒョンが気が付いて起きた事象。スタッフはスタンドに入って治療を行った。 C大阪はこの事象について報告。搬送された観客は回復したとのことだ。 ーーーーー 本日の4/27(土)横浜F・マリノス戦において、お客様の救護活動のため試合が一時中断する事案が発生いたしました。 搬送されたお客様につきましては、その後回復されたと報告を受けております。 試合中断をご判断いただいた審判団の皆さま、救護活動にご協力いただいた皆さまに心より感謝いたします。 セレッソ大阪は、今後も安心安全な試合運営に努めてまいりますので、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。 ーーーーー 迅速な判断と、情報の伝達が起きたからこその出来事。4分間ほどの中断となった中、試合は無事に再開。素晴らしいフェアプレーとなった。 2024.04.27 21:10 Sat
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レオ・セアラ5戦連発弾含む2ゴールのC大阪が暫定首位に! 横浜FMに2度追いついてドロー【明治安田J1第10節】

明治安田J1リーグ第10節の1試合が27日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、セレッソ大阪vs横浜F・マリノスは2-2のドローに終わった。 今季初黒星からの仕切り直しを目指す2位C大阪は香川真司がインサイドハーフの一角で先発復帰。一方、死闘の末に決勝進出のACLから中2日での今節とあって、6選手を変更した7位横浜FMはチーム得点王のアンデルソン・ロペスが2試合連続でベンチスタートとなるなか、左サイドバックの加藤聖がJ1デビューの初先発を果たした。 スケジュール面で分が悪い横浜FMだが、3分に天野純がボックス左からフィニッシュに持ち込んだりと鋭いトランジションから主導権を握りにかかると、C大阪もレオ・セアラが5分にバイタルエリアでボールを引っかけ、古巣のゴールに襲いかかる。 C大阪が押し込まれるなかでもしっかりとシュート数を増やしていったが、17分に ボックス内でカバーに入った舩木翔から植中朝日が奪い返すと、エウベルの右足クロスにゴール前に絞っていった古巣戦の水沼宏太がヘッド。横浜FMが先制する。 追いかけるC大阪は25分頃に自チーム側のゴール裏で急病人対応のアクシデントにも直面したが、30分の香川や36分のルーカス・フェルナンデスがゴールをこじ開けに。45分にはレオ・セアラがボックス内で相手GKとの接触でPKチャンスを掴む。 この絶好機をゴール左に外したレオ・セアラだが、45+8分に敵陣右サイドで味方とうまくプレスをかけ、ナム・テヒからボールを奪った田中駿汰がボックス中央にパスを出すと、右足でトラップ。その右足でゴール左に蹴り込み、C大阪が追いついた。 横浜FMは57分にアンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、榊原彗悟を一挙に送り込むと、59分に左CKのチャンス。ニアの密集地で見えなかったか、鳥海晃司が水沼のキックを処理できず。こぼれ球を榊原が素早く蹴り込み、再び一歩前に出る。 再び追いかけるC大阪だが、レオ・セアラがまたも古巣ゴールに襲いかかり、敵陣右サイドのやや中央寄りでFKのチャンスを獲得した68分にルーカス・フェルナンデスのキックにオフサイドラインのぎりぎりからヘッド。試合を再びイーブンに戻す。 その後も互いに交代カードを切りながら攻撃姿勢を打ち出し、次のゴールを目指す両者だが、ともに譲らず。86分にレオ・セアラがゴールに迫れば、直後にアンデルソン・ロペスもフィニッシュに持ち込むが、得点には至らない。 C大阪攻勢の90+2分にはバイタルエリア中央から毎熊晟矢が右足ミドルを放っていったが、GKポープ・ウィリアムが好守で許さず。今度は横浜FMが攻める90+4分にはヤン・マテウスの突破からボックス左の加藤蓮が右足を振るが、枠に飛ばせない。 レオ・セアラの5戦連発弾を含む2ゴールで2度のビハインドを跳ね返したC大阪は前節の黒星に続き、今節も引き分けで2試合未勝利だが、FC町田ゼルビアの敗戦により、暫定ながら首位に返り咲き。横浜FMは2試合連続のドローとなった。 セレッソ大阪 2-2 横浜F・マリノス 【C大阪】 レオ・セアラ(前45+8、後23) 【横浜FM】 水沼宏太(前17) 榊原彗悟(後14) <span class="paragraph-title">【動画】レオ・セアラが5試合連続ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>これぞ桜のエース<br>\<br><br>先程のPK失敗を払拭するゴール!<br>レオセアラの5試合連続ゴールで<br>セレッソ大阪が前半のうちに追いついた!<br><br>明治安田J1第10節<br>C大阪×横浜FM<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/C%E5%A4%A7%E9%98%AA%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#C大阪横浜FM</a> <a href="https://t.co/ixmn7bynKW">pic.twitter.com/ixmn7bynKW</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1784119599572599102?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.27 17:09 Sat

【J1注目プレビュー|第10節:C大阪vs横浜FM】首位陥落のC大阪と激闘制した横浜FM、似たスタイルで上回るのは?!

【明治安田J1リーグ第10節】 2024年4月27日(土) 15:00キックオフ セレッソ大阪(2位/18pt) vs 横浜F・マリノス(7位/14pt) [ヨドコウ桜スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆三日天下で終わらせられない【セレッソ大阪】</span> 開幕から8試合無敗を継続、チームも連勝でついに首位に立った中、前節は名古屋グランパス相手に2-1で敗れ初黒星。首位から陥落した。 わずか1節の短命に終わった首位の座。もちろん、諦めることなどはないが、ここで連敗するようでは追いかけてくるライバルに一気に飲み込まれて遠い存在になる可能性がある。 悲願のリーグ優勝を目標とするチームとして、ここでの連敗は禁物。いかに連敗しないかがポイントだが、相手は一日の長がある横浜FM。近しいスタイルで戦う相手とは、撃ち合いになることが予想される。ビルドアップからの強力ブラジル人3トップで一気にゴールを奪い切るスタイルはまさに横浜FMを手本とする形。本物になるには、手本を超えてこそ。古巣対決となるエースのレオ・セアラにも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:キム・ジンヒョン DF:毎熊晟矢、鳥海晃司、舩木翔、登里享平 MF:柴山昌也、田中駿汰、奥埜博亮 FW:ルーカス・フェルナンデス、レオ・セアラ、カピシャーバ 監督:小菊昭雄 U-23日本代表活動参加:西尾隆矢 <span class="paragraph-subtitle">◆激闘制しアジア王者へあと一歩、疲弊する中でリーグ戦も勝ち切れるか【横浜F・マリノス】</span> ミッドウィークには大雨が降り頻る中、AFCチャンピオンズリーグを戦い、PK戦までもつれこんだ中で見事に決勝進出を決めた。前半に3ゴールを奪い圧倒したものの、退場を機に状況は一変。10人で長い時間耐え凌ぎ、最後はPK戦をものにした。 悲願であるアジア王者に立つためにあと一歩と迫っているが、激闘の代償は大きい。主軸のほとんどはフルで戦い、C大阪とのコンディション差は明白。ここを乗り切る力を持ってこそ、王者にふさわしいとも言える。 ターンオーバーは必至。比較的出場時間が少なかった選手たちがピッチに立つはずだ。退場してしまった上島拓巳も燃えていることだろう。C大阪の攻撃陣をストップし、チームに勝利をもたらせたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、加藤聖 MF:ナム・テヒ、山根陸、天野純 FW:水沼宏太、村上悠緋、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 2024.04.27 12:10 Sat
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