モンテッラ、一発退場のボヌッチを擁護「意図的でない。ビデオ判定には我慢ならない」
2017.10.23 18:55 Mon
ミランの指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラが22日、イタリアメディア『プレミアムスポーツ』のインタビューに応じ、厳しい判定に怒りを示した。
ミランは22日、セリエA第9節でジェノアと対戦。勝利を要求されていた試合ながらも得点を挙げることができず、スコアレスドローに終わった。勝利からは4戦連続で遠のいており、順位は11位まで落とした。目標とするチャンピオンズリーグ出場圏内ははるか遠く、指揮官の去就を危ぶむ声も上がっている。だがモンテッラはパフォーマンス自体には手ごたえを感じており、特殊な状況であると主張した。
「特殊な状況ともいえる。ここ3試合、悪くない出来だったにも関わらず、負けや引き分けに終わってしまった。今日は数的不利になりながらもチャンスを作り、勝利に値する試合だった。今はこういう状況だが、チームは団結している」
主将のDFレオナルド・ボヌッチは25分、ジェノアのDFアレアンドロ・ロージに肘打ちを見舞って一発退場となった。今夏、ミランが4000万ユーロ(約53億円)を投じて獲得した目玉だっただけに、SNSはサポーターの批判で溢れかえった。それでも指揮官は自身の現役時代の経験を踏まえ、元ユベントスのDFを擁護した。
「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)には堪忍袋の緒が切れそうだ。選手は驚いていた。エリア内での攻撃の場面だった。マークを外そうとしていたので相手を見ていなかった。当たったのは事実だが、ポジションを取ろうとしていたわけで、意図的ではなかったと思う。私だって、あのような状況からどれだけゴールを挙げてきたことか! ピッチでの状況はテレビ画面に置き換えることはできない。VARについては調整するべきだ」
提供:goal.com
ミランは22日、セリエA第9節でジェノアと対戦。勝利を要求されていた試合ながらも得点を挙げることができず、スコアレスドローに終わった。勝利からは4戦連続で遠のいており、順位は11位まで落とした。目標とするチャンピオンズリーグ出場圏内ははるか遠く、指揮官の去就を危ぶむ声も上がっている。だがモンテッラはパフォーマンス自体には手ごたえを感じており、特殊な状況であると主張した。
「特殊な状況ともいえる。ここ3試合、悪くない出来だったにも関わらず、負けや引き分けに終わってしまった。今日は数的不利になりながらもチャンスを作り、勝利に値する試合だった。今はこういう状況だが、チームは団結している」
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「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)には堪忍袋の緒が切れそうだ。選手は驚いていた。エリア内での攻撃の場面だった。マークを外そうとしていたので相手を見ていなかった。当たったのは事実だが、ポジションを取ろうとしていたわけで、意図的ではなかったと思う。私だって、あのような状況からどれだけゴールを挙げてきたことか! ピッチでの状況はテレビ画面に置き換えることはできない。VARについては調整するべきだ」
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スカマッカ、疎遠な父親の暴挙に動揺隠せず…「どう説明していいのかわからない」
ジェノアのU-21イタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ(22)は、古巣ローマのトレーニング施設での実の父親の逮捕劇にひどく動揺している。 スカマッカの父親であるエミリアーノ(45)は、17日夜にローマのトレーニング施設があるトリゴリアに自身が運転する自動車で向かった。そこで門に車をぶつけて強行突破して駐車場に侵入すると、タイヤレバー(タイヤ着脱用の金属のバー)で武装し、ゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏やディレクターを務めるモルガン・デ・サンクティス氏が所有すると思われる4、5台の車両の窓ガラス、大理石でできたクラブのシンボルであるオオカミの像を破壊。 さらに、ユースチームが練習していたグラウンドに向かい、選手やコーチングスタッフに対して威圧的な言葉を叫んでいたとのことだ。 その後、ローマの通報によって駆け付けた地元警察に現行犯逮捕となったエミリアーノは、逮捕時にサッスオーロのスウェットを着用していたことも確認されていた。 今回の犯行の動機に関しては不明となっていたが、『La Repubblica』の最新情報によると、エミリアーノは同クラブのレジェンドであり、1982年のスペイン・ワールドカップのイタリア代表の優勝メンバーであるブルーノ・コンティ氏に金銭を要求する目的でクラブハウスを訪れていたようだ。 現時点で両者の間に面識があったのか、過去に金銭のやり取りがあったのかを含めて不明な部分が多く、警察はエミリアーノに対する精神鑑定を行うために病院に搬送したとのことだ。 これを受けて、スカマッカはイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材を受けるも、「どう説明していいのかわからない」と、疎遠だった実の父親の信じがたい行動に動揺を見せている。 「起こったこと、読んだことにひどく動揺している。どう説明していいのかわからないよ」 「この話をするのはつらいけど、必要なことなのかもしれない。僕の父は、とても長い間、母と一緒に暮らしていなかった。二人は結婚しておらず、離婚はしていない。僕自身は母と姉に育てられたんだ。だから、彼女たちが僕の家族なんだ」 「僕と父はたまにしか関係を持たない。それに、ごくまれにしか会うことはない。ただ、これは家族の問題であり、自分の中に留めておきたいことだから、僕のプライバシーを尊重してほしいと思っている」 「父は僕のキャリアに何の関わりもなく、特に近年はそうだった。今回の出来事にはとても失望しているし、心が揺れているけど、父とはほとんど連絡を取っていないので、本当に何と言っていいのかわからないよ」 スカマッカは、2012年にラツィオのアカデミーからローマの下部組織に加入。2015年にPSVのユースに移籍するまで3年間在籍。その後、2017年にサッスオーロに完全移籍すると、今シーズンはジェノアにレンタル移籍している。 今シーズンのセリエAで26試合8ゴールを挙げる195cmの大型ストライカーは、ユベントスやミランといった国内強豪クラブの関心を集める逸材であり、ローマも呼び戻しの可能性を探っているとの報道もあった。 2021.05.19 23:39 Wed3
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