沼津が逆転で4試合ぶり勝利!鹿児島は5試合ぶり黒星《J3》

2017.10.21 21:41 Sat
▽明治安田生命J3リーグ第28節の2試合が21日に行われた。

▽5位の鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点45)がホームに2位のアスルクラロ沼津(勝ち点47)を迎えた上位対決。まずはリーグトップの攻撃力を誇る沼津がゴールに迫る。12分、太田がボックス右でパスを受けると、相手に身体を預けながら反転してシュート。しかし、惜しくもサイドネット揺らすにとどまった。

▽22分には鹿児島も反撃。ボックス左に侵入した川森がグラウンダーの鋭いシュートを放つが、GK大西がファインセーブを見せる。しかし、直後の23分、CKの流れからボックス右の関がクロスを上げると、攻撃に残っていたDFの田中が頭で合わせ先制点を奪った。
▽迎えた後半、積極的に攻める沼津が同点に追いつく。61分、尾崎の右からのクロスにニアサイドで青木が頭で合わせる。これはGK山岡に弾かれるが、そのこぼれ球の処理に鹿児島DFがもたついていると、隙を突いた薗田が押し込んでネットを揺らした。

▽勢いに乗る沼津はその攻撃力の高さを見せつける。73分、味方のヘディングシュートが右ポストを直撃。そのこぼれ球を拾った青木がシュートフェイントでDFをかわして、冷静にゴール左隅に流し込んだ。
▽試合はこのまま終了。底力を見せた沼津が逆転で鹿児島を下し、4試合ぶりの勝利を手にした。

▽10/21(土)
鹿児島ユナイテッド 1-2 アスルクラロ沼津
FC琉球 1-1 FC東京U-23

▽10/22(日)
《13:00》
ブラウブリッツ秋田 vs ギラヴァンツ北九州
福島ユナイテッドFC vs 栃木SC
カターレ富山 vs グルージャ盛岡
藤枝MYFC vs SC相模原
ガイナーレ鳥取 vs ガンバ大阪U-23
《14:00》
セレッソ大阪U-23 vs Y.S.C.C.横浜

鹿児島ユナイテッドFCの関連記事

鹿児島ユナイテッドFCは26日、FC町田ゼルビアからDF青木義孝(26)が完全移籍で加入すると発表した。 青木は町田の下部組織出身であり、2021年に拓殖大学から町田へ加入。2022年からは日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森へ2年間期限付き移籍していた。 今シーズンは初のJ1リーグ挑戦となっ 2024.12.26 10:35 Thu
鹿児島ユナイテッドFCは25日、モンテディオ山形からDF相馬丞(23)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年2月1日〜2026年1月31日まで。契約中は山形との全公式戦に出られない。 相馬は仙台大学でのプレーを挟み、ユース時代を過ごした山形でプロ入りのセンターバック。今季が入団1年目で、明治安田J2リ 2024.12.25 17:35 Wed
モンテディオ山形は25日、鹿児島ユナイテッドFCからMF野嶽寛也(24)が完全移籍で加入すると発表した。 野嶽は鹿児島の下部組織出身であり、2種登録でJリーグデビューした2018年を経て翌年トップチームに正式加入。プロ6年目を迎えた今シーズンは、明治安田J3リーグ31試合2ゴールの成績を残したが、チームはJ3降格 2024.12.25 16:55 Wed
鹿児島ユナイテッドFCは25日、MF山口卓己(24)との契約更新を発表した。 山口は長崎県出身で、大分高校から鹿屋体育大学へ進学。2022年に特別指定選手登録され、2023シーズンから鹿児島に正式加入した。 2024シーズンは明治安田J2リーグで33試合に出場し1得点を記録。YBCルヴァンカップでも1試合に 2024.12.25 16:15 Wed
鹿児島ユナイテッドFCは25日、ロアッソ熊本を退団したDF岡崎慎(26)が完全移籍で加入すると発表した。 岡崎はFC東京の下部組織出身であり、2017年にトップチーム昇格。清水エスパルスへの期限付き移籍を挟んで、2023年から熊本加入となった。 今シーズン前半は明治安田J2リーグで5試合、YBCルヴァンカッ 2024.12.25 15:50 Wed

J3の関連記事

福島ユナイテッドFCは26日、DF後藤裕二(24)の完全移籍加入とDF柴田徹(23)の期限付き移籍期間延長を発表した。 ソニー仙台から加わる後藤は栃木SCのJrユースや、矢板中央高校を経て、順天堂大学へ。今季のソニー仙台ではJFL29試合に出場し、今回の福島入りでJリーグ挑戦を果たす運びとなった。 早稲田大 2024.12.26 13:05 Thu
FC琉球は26日、FW高木大輔(29)とMF岩本翔(23)の契約更新を発表した。 東京ヴェルディでのプロ入りからレノファ山口FC、ガンバ大阪を渡り歩く高木は今年2月に琉球入り。明治安田J3リーグでは24試合で1得点をマークした。 岩本はG大阪のアカデミー育ちで、2種登録でトップチーム入りも経験。そこから筑波 2024.12.26 12:40 Thu
カターレ富山は26日、ザスパ群馬を退団したDF酒井崇一(28)の完全移籍加入を発表した。 酒井は熊本県出身であり、2019年にロアッソ熊本へ入団してプロデビュー。4シーズンを過ごしたあとで、2023年に群馬へ完全移籍を果たした。 群馬では、初年度からJ2リーグ40試合に出場するなど主力に定着。2年目の今シー 2024.12.26 12:35 Thu
ツエーゲン金沢とデンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は26日、2025シーズンのユニフォームを発表した。 2024シーズンは明治安田J3リーグを戦った金沢だったが、1年でのJ2復帰は果たせず。改めてJ2復帰を目指すシーズンを戦うユニフォームが決定した。 デザインコンセプトは「楽しむ」。ヒュ 2024.12.26 12:10 Thu
いわてグルージャ盛岡は26日、大宮アルディージャのGK若林学歩(20)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2026年1月31日までとなり、大宮との公式戦には出場できない。 若林は狭山ヶ丘高校から大宮に2022年に加入。プロ1年目でJ2デビューを果たしたものの、その後は出番がなく、今シー 2024.12.26 11:45 Thu

鹿児島ユナイテッドFCの人気記事ランキング

1

J3降格の鹿児島が大宮のMF山崎倫を完全移籍で獲得、3年間で公式戦17試合1得点「J2昇格に向けて全力で頑張ります!」

鹿児島ユナイテッドFCは23日、大宮アルディージャのMF山崎倫(21)が完全移籍で加入することを発表した。 山﨑はFC東京U-15深川からFCコンソルテを経て、大宮U18に加入。2022年にトップチームに昇格した。 1年目からJ2で7試合に出場するなど出番を得ていたが、3年目の今シーズンはシーズン序盤に右ヒラメ筋肉離れの負傷などで離脱。公式戦に出場しないまま終了していた。 大宮を退団する山崎は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆鹿児島ユナイテッドFC</h3> 「この度、大宮アルディージャから移籍して参りました。山崎倫です。 J2昇格に向けて全力で頑張ります!白波スタジアムは僕が小学6年生の時に全国大会で優勝した思い入れの強いスタジアムです。またこのスタジアムに戻ってこられた事に感謝し頑張りたいと思います。宜しくお願いします」 <h3>◆大宮アルディージャ</h3> 「ユースの頃を含め6年間大変お世話になりました。トップチームに昇格してからは思うような結果が出せず情け無い限りで申し訳なく思っております。大宮に関わってくれたスタッフの皆様、関係者の皆様、そして常に全力で応援してくれたファンサポーターの皆様のことが心から大好きです。本当にありがとうございました」 2024.12.23 14:43 Mon
2

J2降格の鳥栖が鹿児島の正守護神・泉森涼太を完全移籍で獲得「J2優勝、J1復帰に貢献できるように全身全霊で頑張ります!」

サガン鳥栖は20日、鹿児島ユナイテッドFCのGK泉森涼太(25)を完全移籍で獲得することを発表した。 泉森は大阪府出身で、鹿児島城西高校から大阪体育大学へと進学。2022年に鹿児島に加入した。 プロ3年間を鹿児島で過ごし、公式戦49試合に出場。今シーズンは明治安田J2リーグで35試合、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 J2へと降格した鳥栖は、正守護神のGK朴一圭が横浜F・マリノスへ完全移籍。GK岡本昌弘が現役引退とGK2人がチームを去っていた。 鳥栖へ移籍する泉森は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆サガン鳥栖</h3> 「サガン鳥栖ファミリーの皆さま、初めまして。鹿児島ユナイテッドFCから加入しました、泉森涼太です。サガン鳥栖の一員になれること、とても嬉しく誇りに思います」 「自分の持ち味を存分に発揮し、サガン鳥栖のJ2優勝、J1復帰に貢献できるように全身全霊で頑張ります!よろしくお願いいたします!」 <h3>◆鹿児島ユナイテッドFC</h3> 「この度、サガン鳥栖へ移籍することを決断しました。まず初めに、プロサッカー選手としての第一歩を鹿児島ユナイテッドFCで踏み出せたことを、心から誇りに思います」 「今シーズン、チームを降格させてしまったことについては、自分の力不足を痛感し、本当に申し訳なく感じています。大学卒業後の3年間は、試合に出られず苦しい日々もありました。しかし、Jリーグデビューを果たした試合、昇格を決めた試合、人生で初めてサッカーを辞めたいと思った試合、そして降格が決まった試合など、数え切れないほど多くの貴重な経験をさせていただきました」 「そのすべての瞬間に、ファンやサポーターの皆さんの支えがありました。降格が決まった後も変わらず、むしろそれ以上の声援を送っていただけたことは、僕に大きな勇気と力を与えてくれました。良い時も悪い時も変わらず背中を押していただいたことは、一生忘れることはありません。この支えがなければ、今の自分はなかったと思います。本当に感謝しています」 「そして、共に戦ったチームメイトのみんなにも、心から感謝しています。苦しい時も嬉しい時も共に乗り越えた仲間がいてくれたからこそ、どんな状況でも前を向いて努力し続けることができました。一緒に過ごした日々は、僕の財産であり、一生忘れることはありません。これからもみんながそれぞれの場所で輝き続けることを願っています」 「最後になりますが、「鹿児島の宝」と称される鹿児島ユナイテッドFCでプレーできたことを、心から誇りに思っていますし、幸せな時間でした。これからも泉森涼太を応援していただけたら嬉しいです。3年間、本当にありがとうございました。この感謝と誇りを胸に、責任と覚悟を持って新天地で頑張ってまいります!」 2024.12.20 18:15 Fri
3

大分が鹿児島DF戸根一誓を完全移籍で獲得、今季はJ2で28試合1得点を記録「来年必ずJ1にいきましょう」

大分トリニータは24日、鹿児島ユナイテッドFCのDF戸根一誓(28)を完全移籍で獲得することを発表した。 戸根は大阪府出身で興国高校から東海学園大学へと進学。2019年にカターレ富山でプロ入りすると、いわてグルージャ盛岡への移籍を経て、2023年から鹿児島でプレーしていた。 鹿児島では2シーズンを過ごし、J2で28試合1得点、J3で25試合1得点を記録。YBCルヴァンカップで2試合、天皇杯でも2試合に出場していた。 移籍と同時に入籍したことも発表した戸根は両クラブを通じてコメントしている。 <h3>◆大分トリニータ</h3> 「大分トリニータに関わる全ての皆様、初めまして。鹿児島ユナイテッドFCから加入することになった戸根一誓です。トリニータの為に全力で戦います。来年必ずJ1にいきましょう。あの熱い応援を楽しみにしています」 <h3>◆鹿児島ユナイテッドFC</h3> 「鹿児島ユナイテッドFCに関わる全ての皆様今シーズンもご支援、ご声援ありがとうございました。皆様の期待に応える事ができず悔しい気持ちでいっぱいです」 「僕を鹿児島に呼んで頂いた顕徳さん、田中秀人さんには感謝しかありません。優秀なスタッフ、特にオーシさんには自分のプレーの幅を広げて貰い成長させてもらいました。素晴らしいチームメイトにも恵まれ、名前を挙げればキリがないくらい素敵な人達に出会いました」 「鹿児島にいた2年間で白波でプレーする喜びに勝るものはありませんでした。僕の名前を呼びチャントを歌い奮い立たせてくれました。鹿児島のサポーターはこの人達の為にと思わせてくれる存在でした。どんな時でも僕にパワーを与えてくださりありがとうございました。鹿児島で学んだ事を大分でもだせるように頑張りたいと思います。2年間ありがとうございました」 「話は変わりますが、先日鹿児島で入籍をしました。飲食店や色々な場所で妻にも良くしていだきありがとうございました。これからも2人で仲良くやっていけたらなと思います」 2024.12.24 12:17 Tue
4

鹿児島退団のFW端戸仁が34歳で現役引退…横浜FM、湘南、東京Vでもプレー「サッカーが出会わせてくれた数々の人たちは僕の人生でいちばんの宝物」

鹿児島ユナイテッドFCは18日、今シーズン限りでの退団が決定したFW端戸仁(34)の現役引退を発表した。 端戸は横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2009年にトップチームへ昇格。その後はギラヴァンツ北九州への期限付き移籍も経験し、2016年に湘南ベルマーレへ完全移籍した。 2019年には東京ヴェルディへ期限付き移籍し、2020年には完全移籍へ移行。2022年8月からは期限付き移籍で鹿児島でプレーし、2023年に完全移籍となった。 鹿児島での2年半では通算48試合に出場し9得点を記録。昨シーズンはレギュラーとしてJ3リーグ2位フィニッシュに貢献したが、昇格した今シーズンはJ2で2試合、天皇杯で1試合のプレーにとどまった。 16年間のプロキャリアを通じてはJ1リーグで58試合6得点、J2リーグで148試合27得点、J3リーグで44試合9得点の数字を残した。 今シーズン限りでの現役引退を決断した34歳FWは、鹿児島の公式サイトを通じて以下のコメントを残している。 「今シーズンで現役を引退する決断をしました」 「まずは僕を高校卒業するまで何不自由なく育ててくれ自由に好きな事をさせてくれた父の久仁夫、母、千恵美に特大の感謝をしたいと思います。本当にありがとう」 「そして最後の2年半は単身で寂しい思いをさせてしまったし、騒がしい子供2人を1人で見てくれた妻の朱莉、本当に感謝しています」 「自分の現役生活を振り返るとまず頭に浮かんできてしまうのが怪我の多さでした。合計6度の手術を繰り返し、ここ数年は朝起きてからプレー中までずっと痛みがあり正直練習を100%の出力でプレーすることは一度もできませんでした」 「そんな中でも公式戦のピッチに立って熱い応援を聞くたびに自分を奮い立たせてくれたサポーター・スポンサーの皆さんには感謝しかありません」 「決して成功したキャリアとは言えないプロ生活でしたが、サッカーという偉大なスポーツが出会わせてくれた数々の人たちは僕の人生でいちばんの宝物です。自分1人では何一つ成し遂げることはできなかったし、仲間がいなければきつい練習も乗り越えていけなかったと強く思います」 「これから何をするかはまだ何も決まっておらず不安の方が大きいですが、どんな道に進んだとしても人への不義理をしない事や感謝だけは忘れずに生きていきたいと思います。16年間本当にたくさんの応援をありがとうございました」 引退時のコメント通り、度重なるケガに悩まされ続けたプロキャリアだったが、横浜FMの先輩である中村俊輔も認めた卓越した左足、テクニックに加え、献身的な守備の貢献も光った玄人好みの素晴らしいプレーヤーの一人だった。 2024.12.18 17:55 Wed
5

鹿児島が岡山MF吉尾虹樹を期限付き移籍で獲得!「なにがなんでもJ2昇格をするために」

鹿児島ユナイテッドFCは24日、ファジアーノ岡山からMF吉尾虹樹(23)が期限付き移籍で加入すると発表した。 移籍期間は2025年2月1日から2026年1月31日まで。加入中、岡山との公式戦には出場できない。 吉尾は横浜F・マリノスのアカデミー出身であり、モンテディオ山形への完全移籍が発表された吉尾海夏は実兄。今シーズン、法政大学から岡山に加入してプロキャリアをスタートさせると、明治安田J2リーグ5試合出場、YBCルヴァンカップ1試合1得点、天皇杯1試合出場の成績を残した。 来シーズン、鹿児島でプレーすることが決まった吉尾は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆鹿児島ユナイテッドFC 「鹿児島ユナイテッドFCに関わる皆さま、ファジアーノ岡山から加入します、吉尾虹樹です。なにがなんでもJ2昇格をするために、自分の持っているもの全てをぶつけます。ともに戦い、昇格しましょう!」 ◆ファジアーノ岡山 「改めてファジアーノ岡山に関わる皆さま、初のJ1昇格おめでとうございます。来シーズン鹿児島ユナイテッドFCへ期限付き移籍することになりました。ファジアーノ岡山には街の方々から愛されている選手が多いと感じました」 「自分も鹿児島の方々から愛される選手になれるよう、そして子どもたちに夢を与えられるように頑張ってきます。J1での飛躍を願っています。自分も負けじと頑張ってきます!」 2024.12.24 10:35 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly