サンチェス値千金決勝弾! エクアドルを敗退に追い込んだチリが3位浮上《ロシアW杯南米予選》
2017.10.06 11:01 Fri
▽2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選第17節のチリ代表vsエクアドル代表が5日に行われ、2-1でチリが勝利した。
▽南米予選2試合を残してプレーオフ圏の5位に位置するチリと、8位もチリと勝ち点3差のため出場の可能性を残すエクアドルの一戦。チリはGKブラーボやビダル、サンチェスらを起用し、一方のエクアドルはマンチェスター・ユナイテッドのバレンシアが主将として起用された。
▽試合は立ち上がりからホームの声援に押される形でチリがボールを保持して積極的に仕掛ける。すると、22分に試合が動いた。相手陣内のボックス左付近でサンチェスがバレンシアからボールを奪取すると、ボックス左に侵入したバルディビアがマイナスの折り返し。これに合わせたエドゥアルド・バルガスがネットを揺らし、チリが先制した。
▽ハーフタイムにかけてもチリが攻勢に出る。43分には縦に速いカウンターで決定機。サンチェス、バルディビアと素早くつないで、最後はボックス左付近でメナがダイレクトシュートを放つ。しかし、これはわずかに枠の右にはずれた。
▽1-0のまま迎えた後半、チリは序盤に2点目のチャンスを迎える。ボックス右手前でビダルがクロスを入れると、ゴール前で完全にフリーになっていたバルディビアが頭で合わせる。しかし、このヘディングシュートをバーの上にはずしてしまい、チリはリードを広げる絶好機を生かせない。
▽しかし、すぐさまチリが反撃。失点直後の85分、敵陣右サイドの深い位置でボールを奪ったビダルがパス。正面でボールを受けたグティエレスのシュートはGKに弾かれたが、こぼれ球をサンチェスが押し込んで、チリが再び勝ち越しに成功した。
▽結局、試合はそのまま終了。サンチェス決勝弾で勝利したチリが3位に浮上した一方、エクアドルは最終節を前に敗退が決まった。
◆南米予選順位表
(勝ち点/得失点)
1.ブラジル (38/27)
2.ウルグアイ (28/10)
3.チリ (26/2)※総得点26
4.コロンビア (26/2)※総得点20
―――――――――――――――
5.ペルー (25/1)※総得点26 PO圏
―――――――――――――――
6.アルゼンチン (25/1)※総得点16
7.パラグアイ (24/-5)
8.エクアドル(20/-1)
9.ボリビア(14/-20)
10.ベネズエラ(9/-17)
▽南米予選2試合を残してプレーオフ圏の5位に位置するチリと、8位もチリと勝ち点3差のため出場の可能性を残すエクアドルの一戦。チリはGKブラーボやビダル、サンチェスらを起用し、一方のエクアドルはマンチェスター・ユナイテッドのバレンシアが主将として起用された。
▽試合は立ち上がりからホームの声援に押される形でチリがボールを保持して積極的に仕掛ける。すると、22分に試合が動いた。相手陣内のボックス左付近でサンチェスがバレンシアからボールを奪取すると、ボックス左に侵入したバルディビアがマイナスの折り返し。これに合わせたエドゥアルド・バルガスがネットを揺らし、チリが先制した。
▽1-0のまま迎えた後半、チリは序盤に2点目のチャンスを迎える。ボックス右手前でビダルがクロスを入れると、ゴール前で完全にフリーになっていたバルディビアが頭で合わせる。しかし、このヘディングシュートをバーの上にはずしてしまい、チリはリードを広げる絶好機を生かせない。
▽終盤にかけては、ビハインドを背負うエクアドルが盛り返す展開となる。すると83分、ボックス右奥付近でオルドニェスが折り返したボールに正面のロマリオ・イバーラがシュートを流し込んで、エクアドルが同点に追いつく。
▽しかし、すぐさまチリが反撃。失点直後の85分、敵陣右サイドの深い位置でボールを奪ったビダルがパス。正面でボールを受けたグティエレスのシュートはGKに弾かれたが、こぼれ球をサンチェスが押し込んで、チリが再び勝ち越しに成功した。
▽結局、試合はそのまま終了。サンチェス決勝弾で勝利したチリが3位に浮上した一方、エクアドルは最終節を前に敗退が決まった。
◆南米予選順位表
(勝ち点/得失点)
1.ブラジル (38/27)
2.ウルグアイ (28/10)
3.チリ (26/2)※総得点26
4.コロンビア (26/2)※総得点20
―――――――――――――――
5.ペルー (25/1)※総得点26 PO圏
―――――――――――――――
6.アルゼンチン (25/1)※総得点16
7.パラグアイ (24/-5)
8.エクアドル(20/-1)
9.ボリビア(14/-20)
10.ベネズエラ(9/-17)
チリ代表の関連記事
ワールドカップの関連記事
|
|
チリ代表の人気記事ランキング
1
レーティング:スペイン 0-2 チリ《ブラジル・ワールドカップ》
▽18日に行われたブラジル・ワールドカップのグループB第2節、スペイン代表とチリ代表の一戦は、アグレッシブなプレースタイルを貫いたチリが2-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。<br><br>▽スペイン採点<br>GK<br>1 カシージャス 5.0<br>2失点目はパンチングのミスとも言える<br><br>DF<br>22 アスピリクエタ 5.5<br>組み立ての部分に課題を残す<br><br>4 ハビ・マルティネス 5.5<br>アグレッシブなチリのスタイルに苦慮<br><br>15 セルヒオ・ラモス 5.5<br>プレスに苦しみながらもまずまずのビルドアップを試みる<br><br>18 ジョルディ・アルバ 5.0<br>不用意なミスパスが目に付いた<br><br>MF<br>16 ブスケッツ 5.5<br>素早いプレスの中でも的確なつなぎをみせた<br><br>14 シャビ・アロンソ 4.0<br>パスミスが多く、集中力を切らす場面も<br><br>(→コケ 6.0)<br>素早い切り替えを見せてチームを活性化<br><br>11 ペドロ 5.5<br>献身的にプレーしたが、良い形でボールを受けることができなかった<br><br>(→カソルラ -)<br><br>6 イニエスタ 5.5<br>出足の鋭いチリの守備に苦しむ<br><br>21 シルバ 5.0<br>アタッキングサードでの精度を欠いた<br><br>FW<br>19 ヂエゴ・コスタ 5.0<br>あまりパスが入らず、フォローも少なかった<br><br>(→トーレス 5.0)<br>ほぼ何もできず<br><br>監督<br>デル・ボスケ 4.5<br>流れを変えるようなプランBがなかった<br><br><br>▽チリ採点<br>GK<br>1 ブラーボ 6.5<br>安定した対応を見せていた<br><br>DF<br>5 F・シルバ 6.0<br>激しい寄せで自由を与えなかった<br><br>17 メデル 7.0<br>鋭い読みと出足で攻撃の芽を摘んだ<br><br>18 ハラ 6.5<br>守備面だけでなく攻撃面でも素晴らしい持ち上がりを見せた<br><br>MF<br>21 ディアス 6.5<br>バイタルエリアをしっかりとケアし、つなぎの面でも申し分ないパフォーマンス<br><br>4 イスラ 6.5<br>攻守に渡ってハードワークを完遂<br><br>20 アランギス 7.0<br>豊富な運動量で中盤を支え、全得点に絡む<br><br>(→グティエレス 6.0)<br>うまく試合に入っていた<br><br>8 ビダル 6.5<br>万全ではないなかでも攻守に渡って存在感を示す<br><br>(→カルモナ -)<br><br>2 メナ 6.5<br>チームに前への推進力を与えていた<br><br>FW<br>7 サンチェス 7.0<br>抜群のキープ力でチームの攻撃を支えた<br><br>11 E・バルガス 6.5<br>貴重な先制点を挙げるなど、チームの勝利に貢献<br><br>監督<br>サンパオリ 6.5<br>攻守に渡ってスペインを圧倒<br><br><br>★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!<br>MFアランギス(チリ)<br>▽豊富な運動量で攻守にわたって中盤を支えた。また、1得点1アシストを記録し、チームの勝利にも大きく貢献している。<br><br>スペイン 0-2 チリ<br>【チリ】<br>E・バルガス(前20)<br>アランギス(前43) 2014.06.19 05:57 Thu2
大会MVPはドイツ主将MFドラクスラー! 得点王はドイツFWヴェルナー《コンフェデレーションズカップ2017》
▽2日、ロシアで開催されていたコンフェデレーションズカップ2017の全日程が終了した。そして、決勝戦終了後に大会最優秀選手賞および大会得点王が発表された。 ▽ドイツ代表の初優勝で幕を閉じたコンフェデレーションズカップ2017で、大会最優秀選手に与えられるゴールデンボールに輝いたのは、キャプテンとしてドイツを初優勝に導いたMFユリアン・ドラクスラー。大会を欠場したGKマヌエル・ノイアーに代わって、控えメンバー中心のスカッドでキャプテンの大役を担ったドラクスラーは、5試合に出場して1ゴール1アシストを記録。また、見事な仕掛けやパスで攻撃をけん引し、数字以上のインパクトを残した。 ▽大会得点王に与えられるゴールデンブーツは、大会3ゴールのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーが選出された。ヴェルナーは、同胞MFレオン・ゴレツカ、MFラース・シュティンドルと3ゴールで並んでいたものの、出場時間と2つのアシスト数で上回り、得点王に輝いた。 ▽また、大会最優秀GKに与えられるゴールデングローブは、準優勝のチリ代表からGKクラウディオ・ブラーボが選ばれた。グループB最初の2試合をケガで欠場したブラーボだったが、グループ最終節のオーストラリア代表戦で今大会初出場を果たすと、準決勝のポルトガル代表戦では再三のビッグセーブで120分間を無失点で凌ぐ。さらに、PK戦では圧巻の3連続ストップを披露し、チリの決勝進出の立役者となっていた。なお、コンフェデレーションズカップ2017の各賞受賞者は以下の通り。 <span style="font-weight:700;">◆ゴールデンボール(最優秀選手賞)</span> ドイツ代表MF:<span style="font-weight:700;">ユリアン・ドラクスラー</span>(パリ・サンジェルマン/フランス) <span style="font-weight:700;">◆ゴールデンブーツ(大会得点王)</span> ドイツ代表FW:<span style="font-weight:700;">ティモ・ヴェルナー</span>(RBライプツィヒ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">◆ゴールデングローブ(大会最優秀GK)</span> チリ代表GK:<span style="font-weight:700;">クラウディオ・ブラーボ</span>(マンチェスター・シティ/イングランド) 2017.07.03 05:58 Mon3
衝撃の退場にメデルも不満「メッシに同感。イエローさえ出されるとは思わなかった」
チリ代表のMFガリー・メデルもアルゼンチン代表戦での退場には不満なようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 6日、コパ・アメリカ2019・3位決定戦のアルゼンチン代表vsチリ代表が行われた。試合は2-1でアルゼンチンが勝利したものの、同試合ではチリのメデル、アルゼンチン代表MFリオネル・メッシの両チームの主将が退場する荒れた展開となった。 そのシーンは37分、ボールがチリ陣内でゴールラインを割ろうとした際、メデルに体を入れられたメッシが後ろから少々プッシュ。これに対して、メデルが腹を立て肩をぶつけるなどの小競り合いに。すると主審はすぐさま駆け寄り、両者にレッドカードを提示した。この後、VARで見直されず、判定が覆ることはなかった。この判定に物議を醸している。 これに対してメッシは、「メデルは常に全力でやってくる。2人にはイエローカードで良かったと思うが、僕は最後に言ったことに対して、代償を払うことになったのかもしれない。ただ、それは訂正される可能性のあるものだった。にもかかわらず、彼らはVARを使わなかったんだ」とコメントしていた。 そのメッシの反論に対してはメデルも同じ考えているようだ。 「メッシに同感だ。僕は2人にイエローさえ出されるとは思わなかったよ。レフェリーはもっとうまく処理できたはずだ」 2019.07.08 19:00 Mon4
チリ代表、ベリッソ監督が辞任…昨年5月就任もW杯南米予選で8位に低迷…
チリサッカー連盟(FFC)は17日、エドゥアルド・ベリッソ監督(54)の辞任を発表した。 ベリッソ監督は昨年5月にマルティン・ラサルテ前監督の下でカタール・ワールドカップ(W杯)出場を逃したチリ代表の新指揮官に就任。 しかし、就任以降の16試合では4勝5分け7敗と思うような戦績を残せず。2026年北中米W杯南米予選ではここまで1勝2敗2分けの8位に低迷していた。 この成績不振を受け、16日に行われたパラグアイ代表戦のゴールレスドロー後に「結果が出なかった場合、それを認めなければならない」と、公式会見の場で辞任を発表した。 なお、後任監督は現時点で未定となっており、21日に行われるエクアドル代表戦はユース部門を統括するニコラス・コルドバ氏が暫定指揮官として指揮する。 現役時代にアルゼンチン代表DFとして活躍したベリッソ監督は、現役引退後にチリ代表のアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタート。以降はセルタやセビージャ、アスレティック・ビルバオ、パラグアイ代表の指揮官を歴任していた。 2023.11.17 22:31 Fri5
