ミランの“バンディエラ”マルディーニ「オーバは私やミランの想像を凌駕するレベルに」

2017.09.12 17:00 Tue
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ミランのレジェンドである元イタリア代表DFのパオロ・マルディーニ氏が、ある選手のポテンシャルを見抜けなかったことを悔いた。イタリア『ビルト』が報じた。
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▽ある選手とは、ドルトムントで快速ストライカーとして活躍するガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(28)だ。オーバメヤンはかつてミランの下部組織でプレー。だが、トップチームで出番なく、ミランを退団した後、リールやモナコ、サンテチェンヌなどを経て、2013年から現在所属のドルトムントに活躍の場を移した。▽ミランの“バンディエラ”であるマルディーニ氏は、今やワールドクラブのストライカーとして目覚ましい活躍を披露する“元後輩”オーバメヤンについて次のように言及した。
「オーバは、私にとってもミランとっても想像を上回るレベルに達しているね。当時のミランはとても強かったから、若手にとって難しい状況だった。退団の決断は正解だったね」

「私は、とても嬉しいね。最近、彼と会ったとき、驚かされた。彼はミランを愛してくれていたんだ。でも、彼は今や高額なプレーヤーになってしまった」

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フンメルスの古巣復帰は選手次第に? クラブはすでにコンタクト

古巣ドルトムントへの電撃復帰が取り沙汰されるローマの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(36)だが、現時点でその選択は選手サイドに委ねられているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨シーズン終了後に2度目のドルトムント退団を決断したフンメルスは、しばしのフリーの期間を経てローマへ加入。今季3人の指揮官の下で戦う混迷のシーズンを送った新天地では公式戦19試合に出場し1ゴールを記録。 現指揮官クラウディオ・ラニエリの下ではバックアッパーとして試合に絡んでいたが、先日に今季限りでの現役引退を表明した。 しかし、先日には今夏アメリカで行われるFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)に向け、ドイツ代表DFニコ・シュロッターベックの長期離脱などでディフェンスラインの選手層に不安を抱える古巣ドルトムントが、短期契約で復帰を要請しているとの報道が出ていた。 『シュポルト・ビルト』の今回の最新報道によれば、具体的なオファーがあったかどうかは明らかにされていないものの、ドルトムントがフンメルスに接触を図ったことは事実だという。 フンメルスは短期間のキャリア継続の可能性を否定していないが、少なくとも1年間の完全休養を希望しているとの話もあり、古巣の要請を受け入れるかはイーブンな状況にあるという。 さらに、ドルトムントは元ドイツ代表DFにフロントオフィスのポストや、指導者として迎え入れることにも関心を示している模様。ただ、こちらに関してはクラブ内部のごたごたを認知し、それに対して否定的な考えを持っていることから現実味は乏しいとの見方が強い。 ニコ・コバチ監督は、先日に噂の段階でのフンメルス復帰を歓迎することを公言しており、クラブサイドに受け入れ態勢はできているが、キャリア最後に再びブラックイエローのジャージに袖を通すことになるのか…。 2025.04.23 19:05 Wed
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ホッフェンハイムに競り勝ったドルトムントが6位浮上、後半ATに追いつかれるも劇的アントン弾で打ち勝つ【ブンデスリーガ】

ドルトムントは26日、ブンデスリーガ第31節でホッフェンハイムとのアウェイ戦に臨み、3-2で競り勝った。 前節ボルシアMGに3-2で競り勝った7位ドルトムント(勝ち点45)は、ボルシアMG戦のスタメンから4選手を変更。アデイェミがベンチスタート、バイアーとグロスが負傷欠場となって前線は最前線にギラシー、2シャドーにブラントとバイノー=ギッテンスが構えた。 15位ホッフェンハイム(勝ち点30)に対し、立ち上がりの主導権争いを経て9分にドルトムントはブラントが左足ミドルでオンターゲットを記録。 そして徐々に押し込む時間を増やしたドルトムントが20分に先制する。ブラントの浮き球スルーパスに抜け出したスベンソンのラストパスを受けたギラシーがシュートを決めきった。直後はオフサイド判定となったものの、VARでゴールが認められ、ドルトムントが先手を取った。 攻勢のドルトムントは24分、バイノー=ギッテンスがロングシュートで追加点に迫ると、32分にPKを獲得。ブラントのパスを受けたバイノー=ギッテンスがボックス左でエスティゴーアに倒された。 しかしキッカーのギラシーが右に蹴ったシュートはGKバウマンのセーブに阻まれ、追加点ならず。ハーフタイム間際にはジューレとバイノー=ギッテンスがそれぞれGK強襲のシュートを浴びせたドルトムントだったが、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半も攻め込んだドルトムントだったが、61分に追いつかれる。フロジェクに見事な左足ボレーを蹴り込まれた。 それでも74分に勝ち越し。ショートカウンターの流れからスベンソンの左クロスをファーサイドのブラントが鮮やかなボレーで蹴り込んだ。 このままドルトムントが逃げ切るかと思われた中、追加タイム1分に被弾。スローインの流れからカデラベクにヘッドを決められた。 それでも4分後、ドルトムントに劇的勝ち越し弾。ギラシーのパスをボックス右で引き出したアントンが決勝弾を決めきった。 ホッフェンハイムに競り勝ったドルトムントが連勝とし、6位に順位を上げている。 ホッフェンハイム 2-3 ドルトムント 【ホッフェンハイム】 アダム・フロジェク(後16) パベル・カデラベク(後46) 【ドルトムント】 セール・ギラシー(前20) ユリアン・ブラント(後29) ヴァルデマール・アントン(後50) 2025.04.27 05:09 Sun
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O・デンベレがソックスにスマホを忍ばせトレーニング中に「ポケモンGO」をプレー…見つけたトゥヘルは没収

▽世界中で大流行の「ポケモンGO」だが、トレーニング中にプレイするのはやはり許されなかった。 ▽現在プレシーズンマッチを行うため中国遠征を行っているドルトムントだが、FWウスマーヌ・デンベレ(19)がトレーニング中に「ポケモンGO」をプレイしたためトーマス・トゥヘル監督に怒られていた。 ▽マンチェスター・ユナイテッドとのインターナショナル・チャンピオンズカップで1-4と快勝。O・デンベレは1得点の活躍を見せ、勝利に貢献していた。 ▽「ポケモンGO」の公式アカウントのツイートをリツイートするなど、興味津々のO・デンベレは、ボール回しのトレーニング中にソックスの中にスマホを忍ばせていた様で、それを見つけたトゥヘル監督が没収してポケットに入れるシーンが動画に収められていた。 ▽「ポケモンGO」はモンスターを捕まえたり、ジムで対戦したりするゲームだが、ゲーム内の機能にゲットした「タマゴ」を孵化させる機能があり、決められた距離を移動することで「タマゴ」が孵化し、モンスターをゲットできる仕組みとなっている。19歳のO・デンベレはトレーニング中の移動距離を利用して「タマゴ」を孵化させようとしたと見られている。 ▽倒れ込んだO・デンベレに近づいたMF香川真司も状況を把握したのか、ひとツッコミ。トゥヘル監督も香川も笑って済ませていたが、「ポケモンGO」で問題視されている“ながらスマホ”の度が過ぎてしまったようだ。 ◆監督がスマホを没収! https://t.co/8SMDYHBXy0 2016.07.26 20:46 Tue

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