最終節をドローで終えた韓国が本戦出場掴み取る! シリアは首位イランと引き分け3位フィニッシュ! プレーオフ進出へ《ロシアW杯アジア最終予選》
2017.09.06 02:26 Wed
▽5日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループA最終節、ウズベキスタン代表vs韓国代表が行われ、0-0の引き分けに終わった。この結果、韓国の2位通過が決定し、9大会連続10度目の本戦行きが決定した。
▽勝てば文句なしで本戦出場が決まる2位の韓国(勝ち点14)は、試合開始1分でファン・ヒチャンがボックス内から惜しいシュートを放つなど積極的な入りを見せる。一方、W杯出場に向けて何としてでも勝ち点3が欲しい4位のウズベキスタン(勝ち点12)も、韓国の攻撃を跳ね返しつつ隙を見て攻撃を仕掛ける。
▽前半半ばにかけて、徐々にウズベキスタンが韓国を押し込む時間帯が続くと21分、ハイダロフがボックス手前中央から、クロスバー直撃の鋭いミドルシュートを浴びせる。対する韓国も、30分に右CKからチャン・ヒョンスがシュートを狙うが左に逸れる。さらに前半終了間際には、エースのソン・フンミンがポスト直撃のシュートを放つなど韓国に決定機が見られた。
▽ゴールレスで迎えた後半、攻勢を強める韓国は、後半半ばにボックス内でワンツーからゴールを狙うなど多くの決定機を演出。試合終了間際の90分には、ゴール前でソン・フンミンがフリーで狙うが、ゴールの右に外すイージーミスを犯してしまう。結局、試合はこのまま終了。同時刻開催のイラン代表vsシリア代表が引き分けに終わったため、韓国のグループA2位通過が決定し、本戦出場が決定した。
▽また、同時刻に行われたイラン代表vsシリア代表は、2-2で引き分けに終わった。
▽迎えた後半、首位イランが逆転に成功する。64分、バジサフィの左サイドからのロングスローを、最後はゴール前のアズムーンがこの日2点目を決めた。だが、シリアも最後まで諦めない。試合も後半アディショナルタイムの3分、アル・スマがボックス右でパスを受けると、そのままゴールに流し込み同点に追いついた。
▽勝てば文句なしで本戦出場が決まる2位の韓国(勝ち点14)は、試合開始1分でファン・ヒチャンがボックス内から惜しいシュートを放つなど積極的な入りを見せる。一方、W杯出場に向けて何としてでも勝ち点3が欲しい4位のウズベキスタン(勝ち点12)も、韓国の攻撃を跳ね返しつつ隙を見て攻撃を仕掛ける。
▽前半半ばにかけて、徐々にウズベキスタンが韓国を押し込む時間帯が続くと21分、ハイダロフがボックス手前中央から、クロスバー直撃の鋭いミドルシュートを浴びせる。対する韓国も、30分に右CKからチャン・ヒョンスがシュートを狙うが左に逸れる。さらに前半終了間際には、エースのソン・フンミンがポスト直撃のシュートを放つなど韓国に決定機が見られた。
▽また、同時刻に行われたイラン代表vsシリア代表は、2-2で引き分けに終わった。
▽すでに本戦出場を決めている首位のイランと、ウズベキスタンと勝ち点12で並ぶ3位のシリアの一戦。韓国vsウズベキスタンの結果次第では、勝てば悲願のW杯初出場が決まるシリアは13分、敵陣中央からのFKをジャスティン・マラムが直接狙う。これはGKに弾かれてしまうが、そのこぼれ球に詰めたアイメン・フセインが身体で押し込み、シリアに先制点をもたらした。一方、予選では初の失点を喫したイランは、前半終了間際に左CKを頭で合わせたアズムーンのゴールで試合を振り出しに戻し、前半を終えた。
▽迎えた後半、首位イランが逆転に成功する。64分、バジサフィの左サイドからのロングスローを、最後はゴール前のアズムーンがこの日2点目を決めた。だが、シリアも最後まで諦めない。試合も後半アディショナルタイムの3分、アル・スマがボックス右でパスを受けると、そのままゴールに流し込み同点に追いついた。
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シリア戦の放映権が決まらないJFAのジレンマ/六川亨の日本サッカー見聞録
11月16日のW杯アジア2次予選のミャンマー戦(吹田)と21日のシリア戦(サウジアラビア・ジッダ)に臨む日本代表26名が11月8日に発表されたのは当サイトでも既報のとおり。負傷の板倉滉と旗手怜央が外れた以外は“いつもの“ベストメンバーと言える。 そこで意外だったのは、山本昌邦ナショナルチームダイレクターが自ら発言したことだった。 きっかけはサッカー専門誌の記者が、21日のシリア戦は当初の20時キックオフ(日本時間22日午前2時)から17時45分(日本時間23時45分)に変更されたことについて森保一監督に質問した。その意図は、11月でもジッダの平均最高気温は30度を超えるため、試合開始時間が早まったことによるコンディションでのデメリットや対策を聞きたかったのだろう。 16日に吹田で試合をしてからジッダに移動(もしかしたら海外組の別班3人は日本に戻らず直接ジッダで合流する可能性もある)しても、練習期間は3日程度しかない。これでは時差調整も難しいし(1時間の時差を解消するのに1日かかると計算)、暑熱対策もままならないだろう。 森保監督は「アジアの戦いでは不測の事態、思ってもいなかったアクシデントはたくさんあるので、ネガティブに考えるより現実のなかで自分たちが勝っていくためにやる」と前向きにとらえつつ、「時間が変わって、気温とかいろいろなことが出てくるが、これまでもいろいろなことを想定してやってきた。起こりえることへの対応はしっかりやりたい」といささかも動じる様子はなかった。 そして山本ダイレクターである。自ら発言の機会を求め、「サッカー協会の幹部、スタッフみんなが力を合わせてAFCやFIFAに強く交渉、意見を言ってもらっています。サッカー協会としての結束はある。これからは親善試合ではないので、1試合1試合戦う準備はできているということはお伝えしたいです」と危機感を滲ませた。 それというのも、シリア戦は安全を考慮して中立地での開催ながら、開催地とキックオフ時間がなかなか決まらなかったこともあり、いまだ日本国内のテレビ放送が決まっていないからだろう。 例えばカタールW杯アジア最終予選は地上波や衛星放送での中継はなかったが、それはAFCが放映権をつり上げたからであり、結果的にDAZNが放映権を獲得した。カタールW杯もそれに似たような経緯だったことは記憶に新しいだろう。 しかしシリア戦はDAZNもAbemaTVもいまのところ放映予定はなさそうだ。 それもそうだろう。まだ2次予選の、しかも第2戦である。この試合で何かが決まるわけではないし、シリア戦は「勝って当然」と思っているサッカーファン・サポーターも多いだろう。さらにサウジアラビアはただでさえ入国手続きに時間がかかる。まして試合はサウジアラビアと対戦するわけではないので、取材に行こうにもどこまで便宜を図ってもらえるか不透明だ。テレビ局が放映に二の足を踏んだとしても仕方ないだろう。 キックオフ時間の変更はAFCが決めたわけだが、もしかしたらAFCは日本のテレビ局に放映権を買ってもらいたいがために、キックオフ時間を日本の深夜2時から23時に繰り上げたのではないかと勘ぐりたくもなる。さすがに日本のゴールデンタイムである20時キックオフとなると現地時間は14時だけに、AFCもそこまで無謀なことはしなかったのかもしれない。 山本ダイレクターは「最大限調整をして、応援してくださる皆さんにライブでしっかりと見ていただきたい。選手の成長の過程を皆さんの脳裏に焼き付けてもらいたい。時間とか場所、日程が変更されたなか、協会内部にも負担がかかっています。テレビ局の皆さんも含めて、なんとかそこにたどり着ければと思っています」と悲痛な胸の内を明かした。 山本ダイレクターは現場の責任者にもかかわらず、テレビの放映が決まらないことについて発言せざるを得なかった。本来なら田嶋幸三JFA会長や宮本恒靖JFA専務理事が対応すべきことではないかと疑問を感じた、日本代表の放映権問題である。 2023.11.10 13:05 Fri2
