FC東京、元日本代表MF石川直宏の現役引退を発表…本日17時に記者会見
2017.08.02 10:00 Wed
▽FC東京は2日、元日本代表MF石川直宏(36)の今シーズン限りでの現役引退を発表した。
▽クラブの発表によると、本日2日の17時から「石川直宏選手現役引退記者会見」を実施する模様。また、同会見の様子はFC東京公式Facebook及びTwitterにてライブ配信をするとのことだ。
▽現役引退を発表した石川の正式な発表やコメントについては記者会見後に発表することも併せて伝えているが、石川は自身の公式ホームページで今回の件について、次のように説明している。
「おはようございます!」
「今朝は皆さんにご報告があります。今シーズンをもって現役引退を決意し、6月下旬にクラブへその意思を伝えさせていただきました。2015年8月にフランクフルトとの親善試合で負った怪我、手術から去年9月にJ3で復帰したものの再び状態が悪くなり、ここまで痛めている左膝のリハビリを復活に向けて取り組んできましたが、思っていた以上の回復が出来ていないこと、そしてピッチの上でチームの力になかなかなれないもどかしさがある中で、残りのシーズンを今まで以上に強い覚悟と責任、誇りをもって出し尽くしたい想いが強くなったのが決断の経緯になります」
「時に強がりで、時に自分の都合の良い形で言い聞かせている部分もあると思うけど、今まで起きてきたネガティブな事も全部ひっくるめて「起こる事全て善きこと」だと思いながら、思わせながら無理やりにでも繋げてきたからこそ今の自分の姿があるのだと。だからこそ約18年間のプロサッカー選手のキャリアの中で最大の難所を本能剥き出しで自分らしく乗り越えて、今まで肯定し繋げてきたものを更に肯定出来るモノに繋げる」
「これは決して強がりではなく、覚悟を決めた人間に怖いものや不安はなくて。これでダメならそれまでの選手だったと。その時はその時でまた振り返って前に進めばいいし、だからこそ今はどんな状況になろうとも楽しみでしかない。その時に見える景色が自分が繋げてきたからこその景色だろうから」
「1分なのか5分なのか10分なのかは分からないけど、ピッチに立つ事でスタジアムの雰囲気が一変しこれまで積み重ねてきたものがその時間にグッと凝縮され、その限りある時間の中で躍動し結果に繋げる姿が必ずあるはず・・・。そんな姿であり結果が、共に戦ってきたファン・サポーターのみなさんをはじめこれまで支えて下さった多くの皆さんに向けて選手として出来る最後の恩返し、感謝を伝えられる形になるだろうと思っています」
「振り返るのは全てを出し尽くしたシーズン終了後にしたいと思います。
とにかく今しか出来ない、今しか感じられない想いを自分の中にだけでなく、多くの仲間と共に刺激し合い共有しながら突き進みます!!」
▽神奈川県出身の石川は、2000年に横浜F・マリノスの下部組織からトップチームへの昇格を果たした。FC東京には、2002年4月から2003年7月までの期限付き移籍を経て、同年8月に完全移籍を果たした。すると、2003シーズンでは、J1リーグで29試合5得点を記録し、レギュラーへと定着。日本代表にも初選出された。
▽翌年の2004年ではアテネオリンピックにも出場。クラブではJリーグヤマザキナビスコカップ(現・YBCルヴァンカップ)優勝にも貢献した。その後はケガに悩まされるシーズンが続いたが、2009年には自身最多となるリーグ戦15ゴールを記録し、初のJリーグベストイレブンに選出。同年には約5年半ぶりに日本代表に復帰を果たし、2010年の南アフリカワールドカップでは予備登録メンバーに選出された。
▽しかし2014年の腰椎椎間板ヘルニアの負傷をきっかけに徐々に出場機会が減少。2015年8月にはフランクスルトとの親善試合で左ひざ前十字じん帯を断裂する大ケガを負い、復帰を果たすも今シーズンは公式戦での出場はなかった。
▽クラブの発表によると、本日2日の17時から「石川直宏選手現役引退記者会見」を実施する模様。また、同会見の様子はFC東京公式Facebook及びTwitterにてライブ配信をするとのことだ。
「おはようございます!」
「今朝は皆さんにご報告があります。今シーズンをもって現役引退を決意し、6月下旬にクラブへその意思を伝えさせていただきました。2015年8月にフランクフルトとの親善試合で負った怪我、手術から去年9月にJ3で復帰したものの再び状態が悪くなり、ここまで痛めている左膝のリハビリを復活に向けて取り組んできましたが、思っていた以上の回復が出来ていないこと、そしてピッチの上でチームの力になかなかなれないもどかしさがある中で、残りのシーズンを今まで以上に強い覚悟と責任、誇りをもって出し尽くしたい想いが強くなったのが決断の経緯になります」
「ただ今の自分にしか出来ない事であり判断の中で、自分自身にも周りにも今しか与えられない刺激が必ずあるはずだという感覚と、その感覚の中で起こしてきたアクションが必ず来たるべき時にピッチで形となって表れるはずだという根拠のない自信があります」
「時に強がりで、時に自分の都合の良い形で言い聞かせている部分もあると思うけど、今まで起きてきたネガティブな事も全部ひっくるめて「起こる事全て善きこと」だと思いながら、思わせながら無理やりにでも繋げてきたからこそ今の自分の姿があるのだと。だからこそ約18年間のプロサッカー選手のキャリアの中で最大の難所を本能剥き出しで自分らしく乗り越えて、今まで肯定し繋げてきたものを更に肯定出来るモノに繋げる」
「これは決して強がりではなく、覚悟を決めた人間に怖いものや不安はなくて。これでダメならそれまでの選手だったと。その時はその時でまた振り返って前に進めばいいし、だからこそ今はどんな状況になろうとも楽しみでしかない。その時に見える景色が自分が繋げてきたからこその景色だろうから」
「1分なのか5分なのか10分なのかは分からないけど、ピッチに立つ事でスタジアムの雰囲気が一変しこれまで積み重ねてきたものがその時間にグッと凝縮され、その限りある時間の中で躍動し結果に繋げる姿が必ずあるはず・・・。そんな姿であり結果が、共に戦ってきたファン・サポーターのみなさんをはじめこれまで支えて下さった多くの皆さんに向けて選手として出来る最後の恩返し、感謝を伝えられる形になるだろうと思っています」
「振り返るのは全てを出し尽くしたシーズン終了後にしたいと思います。
とにかく今しか出来ない、今しか感じられない想いを自分の中にだけでなく、多くの仲間と共に刺激し合い共有しながら突き進みます!!」
▽神奈川県出身の石川は、2000年に横浜F・マリノスの下部組織からトップチームへの昇格を果たした。FC東京には、2002年4月から2003年7月までの期限付き移籍を経て、同年8月に完全移籍を果たした。すると、2003シーズンでは、J1リーグで29試合5得点を記録し、レギュラーへと定着。日本代表にも初選出された。
▽翌年の2004年ではアテネオリンピックにも出場。クラブではJリーグヤマザキナビスコカップ(現・YBCルヴァンカップ)優勝にも貢献した。その後はケガに悩まされるシーズンが続いたが、2009年には自身最多となるリーグ戦15ゴールを記録し、初のJリーグベストイレブンに選出。同年には約5年半ぶりに日本代表に復帰を果たし、2010年の南アフリカワールドカップでは予備登録メンバーに選出された。
▽しかし2014年の腰椎椎間板ヘルニアの負傷をきっかけに徐々に出場機会が減少。2015年8月にはフランクスルトとの親善試合で左ひざ前十字じん帯を断裂する大ケガを負い、復帰を果たすも今シーズンは公式戦での出場はなかった。
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