ヴェローナ、引退騒動のカッサーノと双方合意の下で契約解消
2017.07.28 01:13 Fri
▽ヴェローナは27日、元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ(35)との契約を双方合意の下で解消したことを発表した。
▽半年近くフリーの状況が続いた中、7月10日にヴェローナに加入したカッサーノは18日に突如現役引退を表明。その後、考えを改めてその日のうちに引退を撤回したが、24日に自身のツイッターで再び引退を発表していた。
▽バーリでプロデビューを飾った天才的なセンスを武器とするセカンドストライカータイプのカッサーノは、2001年に移籍したローマで活躍後、2006年にレアル・マドリーへ移籍。しかし、レアル・マドリーでは実力を発揮しきれず、サンプドリアやミラン、インテルでプレー。その後、パルマを経てサンプドリアに復帰したが、2017年1月に契約を解消して以降フリーの状態となっていた。
▽イタリア代表としてはユーロ2008と2012の2大会に出場。ワールドカップの出場はなく、通算39試合の出場で10ゴールを記録した。
▽半年近くフリーの状況が続いた中、7月10日にヴェローナに加入したカッサーノは18日に突如現役引退を表明。その後、考えを改めてその日のうちに引退を撤回したが、24日に自身のツイッターで再び引退を発表していた。
▽バーリでプロデビューを飾った天才的なセンスを武器とするセカンドストライカータイプのカッサーノは、2001年に移籍したローマで活躍後、2006年にレアル・マドリーへ移籍。しかし、レアル・マドリーでは実力を発揮しきれず、サンプドリアやミラン、インテルでプレー。その後、パルマを経てサンプドリアに復帰したが、2017年1月に契約を解消して以降フリーの状態となっていた。
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▽ヴェローナ所属の元イタリア代表FWアレッシオ・チェルチが、泣かず飛ばすに終わったアトレティコ・マドリー時代を振り返った。スペイン『アス』がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でのインタビューを引用して伝えている。 ▽ローマ下部組織出身のチェルチは、2014年夏にトリノからアトレティコ・マドリーに加入した。しかし、出場機会を得られず、2015年冬にミランにレンタル移籍を果たしたが、そこでも定位置を確保に失敗。さらに、カジノに通っていたことが発覚するなどプライベートでの素行不良も災いし、ミランから放出された。2016年1月のジェノアへのレンタル移籍を経て、昨シーズンはアトレティコに戻ったが、ケガの影響もあり完全に戦力外扱い。出場時間はわずか41分に留まり、シーズン終了時に契約満了となっていた。 ▽10日、昨シーズンにセリエA昇格を決めたヴェローナへ加入したチェルチは、不振に終わったアトレティコ時代について、「論争を引き起こしたくない」と前置きしつつも「時間が過去に戻ったらアトレティコには行かない」と過去の過ちを悔やんだ。 「物語はスタートから悪いものだった。トリノの処理が遅れ、まったく準備ができずに9月1日にマドリードに着いたんだ。多くのことが起こったよ。ただ、僕は論争を引き起こしたくはない」 「もし時間が過去に戻ったらアトレティコには行かないだろうね。僕にとっては大きな犠牲になった決断だったよ。個人的にもあまりに多くのモノを失ってしまった。多くの愛情を与えてくれ、僕のスペイン行きを反対してくれていたトリノのファンをね。僕はキャリアを上げるためにチャンピオンズリーグでプレーしたかったんだ」 ▽それでもチェルチは、今シーズンに向けて前向きな姿勢を示した。「数年で失ったものを取り戻したい」と新天地でのプレーに目を輝かせている。 「ここ数年で失ったものを取り戻したいと思っているよ。1年半、僕はしっかりと試合に出場することができなかった。観客として過ごした2年後、今はトレーニングの後に足の痛みを感じることが嬉しいんだ」 2017.07.24 17:49 Mon3
バロテッリが人種差別被害に言及 「問題は自分がイタリア人であること」
ブレシアに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、エラス・ヴェローナ戦で受けた人種差別行為に関して改めて自身の考えを語った。『ロイター通信』が伝えている。 バロテッリは3日に敵地で行われたセリエA第11節のヴェローナ戦に先発したが、54分にヴェローナの一部サポーターによる差別的なチャントの標的に。スタンドの方にボールを蹴り込み、抗議の意思を示すと、ピッチから立ち去ろうとしたが、チームメイトらになだめられ、最終的にフル出場した。 その騒動後、場内アナウンスで人種差別行為が続くようであれば中止する警告も発せられたが、ヴェローナ側はそうした事実を否定。会長を務めるマウリツィオ・セッティ氏や、イバン・ユリッチ監督は試合後、声を揃えて自チームのサポーターによる差別行為がなかったと主張。それでも、最終的には事態の収拾を図りたいクラブ側が、主犯格のウルトラスの一員に11年間のスタジアム入場禁止処分を科す決定を下した。 バロテッリはイタリアのテレビ『Italia 1』のインタビューで一連の事件に言及。自身にとって最も辛いことは、“イタリア人”にも関わらず差別被害を受けていることだという。 なお、今シーズンのセリエAで目立っている人種差別行為に関しては、ボスニア・ヘルツェゴビナ人MFミラレム・ピャニッチ(ユベントス)を除き、ブラジル人DFダウベルト・エンリケ(フィオレンティーナ)、イングランド人MFロナルド・ヴィエイラ(サンプドリア)、セネガル人DFカリドゥ・クリバリ(ナポリ)、コートジボワール人MFフランク・ケシエ(ミラン)、ベルギー人FWロメル・ルカク(インテル)と、イタリア国外出身の黒人選手だ。 その中でガーナ移民としてイタリアのパレルモで生まれ、3歳の頃にイタリア人夫妻の養子となり、イタリア人として育ってきたバロテッリは、その中での自身の人種差別被害により複雑な思いを抱いている。 「同じ人種差別被害に遭い、同じモンキーチャントを浴びた他のプレーヤーたちと自分は異なる境遇だと言いたいわけではないけど、問題は自分がイタリア人であるということなんだ」 また、バロテッリは生まれ故郷のクラブであるブレシアと、同じ地域のライバルにあたるヴェローナというクラブ、街にこれまで好感を抱いていたこと。今回の事件を愛娘がテレビ中継を通じて見ていたことを明かしている。 「正直なところ、ヴェローナのスタジアム、そこにいるファンたちが好きなんだ。彼らは対戦時にいつもユーモアと皮肉に溢れた方法で対戦相手を挑発してくるんだ」 「彼らが対戦相手のプレーヤーの気を逸らしたければ、それこそ千通りの方法があると思う。だけど、人種差別行為はその方法ではない」 「娘は今回の一件をテレビで観ていたんだ。そのことが3倍以上のダメージを与えているんだ」 「あらゆる種類の侮辱や挑発は対処できる。だけど、人種差別に基づく侮辱だけは決して受け入れられない。それは今までもこれからもだ」 「それをやった人間、繰り返しになるけど、それは少数の人間だけだったけど、あいつらは完全なバカ野郎だよ」 ここまでマフィアとの関係も深い各クラブのウルトラスを恐れてか、人種差別行為に関して手緩い対応が続くイタリアサッカー界だが、バロテッリのような被害者を守るためにもより抜本的な対策が求められるところだ。 2019.11.08 16:20 Fri4
ヴェローナが24歳のアルゼンチン人FW獲得! 父は元インテルのフリオ・クルス
エラス・ヴェローナは12日、アルゼンチン人FWフアン・マヌエル・クルス(24)の加入を発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年となる。 クルスの父親は2000年代初頭のカルチョでボローニャ、インテル、ラツィオで活躍した元アルゼンチン代表FWフリオ・クルス氏。2003~2009年にプレーしたインテルでは決定力抜群のスーパーサブとして活躍し、クラブ通算197試合の出場で75ゴールを叩き出していた。 クルスはその偉大な父親と同じくセンターフォワードを主戦場とする186cmのストライカー。下部組織時代から先月までバンフィエルドひと筋でプレーし、アルゼンチン1部通算44試合の出場で8ゴールを記録していた。 先月末でバンフィエルドとの契約が終了し、フリーの身となっていた中でヴェローナへの加入が決定。かつて父が躍動したイタリアの地で爪痕を残すことはできるか…。 2023.09.13 00:01 Wed5