ウォーカー流出のスパーズ、後釜にリーグ・アン屈指の攻撃的SBをリストアップ

2017.07.15 19:30 Sat
Getty Images
トッテナムがマンチェスター・シティに移籍したイングランド代表DFカイル・ウォーカー(27)の後釜に、ポルトのポルトガル代表DFリカルド・ペレイラ(23)をリストアップしているようだ。イギリス『ロンドン・イブニング・スタンダード』が伝えている。
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▽トッテナムは14日、以前から流出の可能性が濃厚とみられていたウォーカーを、プレミアリーグのDF、イングランド人選手史上最高額となる最高5300万ポンド(約78億円)の移籍金でシティに放出した。▽現在、チームには昨シーズン終盤にウォーカーからポジションを奪ったイングランド代表DFキーラン・トリッピアーがいるものの、新シーズンに向けてウォーカーの後釜確保が急務となっている。
▽『イブニング・スタンダード』の伝えるところによれば、以前からウォーカーの後釜探しに着手していたトッテナムは、ここ2シーズンに渡ってレンタル先のニースで圧巻の存在感を放っていたリカルド・ペレイラの獲得を最優先事項としているという。

▽母国のヴィトーリア・ギマランエスでプロキャリアをスタートしたリカルド・ペレイラは2013年にポルトに加入。その後、2015年から2シーズンに渡ってレンタルでプレーしたニースでは、公式戦57試合に出場し、2ゴール8アシストを記録。右サイドバックを主戦場に、左サイドバックやウイングバックもこなす攻撃的サイドバックは、積極的なドリブル突破や攻撃センスに加え、高い身体能力を生かした守備でも貢献できる、ウォーカーと似た特長を持つプレーヤーだ。
▽現在、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の問題を抱えているポルトは、同選手の移籍金を2200万ポンド(約32億4000万円)に設定しているが、トッテナムがウォーカーの移籍金を充てれば問題なく支払えるはずだ。

▽その一方で、トッテナムにとっての懸念材料は、先日にブラジル代表DFダニエウ・アウベスがパリ・サンジェルマンに旅立ったユベントスがリカルド・ペレイラの獲得に乗り出したことだ。今後は資金力とクラブ規模で劣勢を強いられる中、同選手の獲得レースに挑むことになる。

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菅原由勢所属のセインツが7戦残してプレミア最速降格…スパーズは4戦ぶり白星【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第31節、トッテナムvsサウサンプトンが6日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのスパーズが3-1で勝利した。なお、サウサンプトンのDF菅原由勢は73分から途中出場した。 前節、チェルシーとのダービーに0-1で敗れて4戦未勝利となった14位のスパーズ。週明けにはヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグのフランクフルト戦を控えるなか、中2日のホームゲームでは先発3人を変更。ウドジェとファン・デ・フェン、オドベールに代えてペドロ・ポロ、ベン・デイビス、ブレナン・ジョンソンを起用した。なお、ソン・フンミンはこれがスパーズでの通算450試合目となった。 一方、ここまで2勝4分け24敗の勝ち点10でダントツの最下位に沈むセインツ。今節先に試合を行った17位のウォルバーハンプトンの勝利によって暫定ポイント差は「22」に広がり、今節での残留の条件は勝利のみとなった。その重要な一戦で菅原はベンチスタートとなった。 [4-2-3-1]への変化を見せたセインツに対して、キックオフ直後からハーフコートゲームを展開するスパーズ。外回しの攻撃にはなったものの、再三深い位置でコンビネーションプレーを仕掛けてフィニッシュに繋げていく。10分にはポロの右CKからゴール前のロメロがダイビングヘディングシュートを枠に飛ばすが、GKラムズデールの好守に遭う。 それでも、直後の13分にはディフェンスラインのロメロからマディソンへのミドルパスを起点に左へ展開。ソン・フンミンを外側から追い越したスペンスがポケットを取ってマイナスに折り返したボールを、中央に絞ったジョンソンが左足シュートで合わせてゴールネットを揺らした。 幸先よく先制に成功したホームチームは以降も制空権を握るセットプレーからロメロが2度目の決定的なシュートを放ち、33分にはそのロメロが競り勝ったボールをゴール前のベリヴァルが合わせてゴールネットを揺らす場面も作る。だが、かなり際どいオフサイド判定によってゴールは認められず。 それでも、気持ちを切り替えてセインツを圧倒し続けると、42分には右サイドを完全に崩した流れからペナルティアーク付近でクリアボールに反応したマディソンの丁寧なヘディングでのラストパスに抜け出したジョンソンが右足アウトを使った技ありのダイレクトシュートを右隅に流し込み、今度は正真正銘のチーム2点目を奪った。 スパーズ圧倒の前半を経て試合は後半に突入。立ち上がりにはソン・フンミンがカウンターからボックス左に侵入し、メモリアルゲームでのゴールに迫ったが、ここはDFベドナレクのブロックに遭う。 57分には週明けの大一番へソン・フンミン、ベンタンクールを下げてオドベール、サールを同時投入。以降は省エネモードで戦いつつ、ソランケの鋭い反転シュートなどでゴールへ迫る。 一方、後半に入って相手陣内でのプレーは増やすもののゴールが遠いセインツ。このままでは無抵抗での降格決定となるなか、73分にはオヌアチュとともに菅原をピッチに送り出した。試合終盤の88分にはボックス右でパスを受けた菅原が鋭い右足シュートを枠に飛ばすが、ここはGKヴィカーリオの好守に遭う。それでも、チームは直後の90分にスレマナの左クロスをファーで収めたマテウス・フェルナンデスのシュートで一矢報いる。 ただ、後半アディショナルタイムにはPKを獲得したスパーズがテルのリーグ戦初ゴールで突き放し、試合は3-1のスコアでタイムアップを迎えた。 この結果、ホームチームに4戦ぶりの白星を与えたセインツは2勝4分け25敗の勝ち点10で、プレミアリーグ最速となる7節を残しての降格が決定した。 トッテナム 3-1 サウサンプトン 【トッテナム】 ブレナン・ジョンソン(前13、前42) マティス・テル(後51[PK]) 【サウサンプトン】 マテウス・フェルナンデス(後45) 2025.04.07 00:22 Mon

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