ジエゴ・ソウザの2ゴール含む4発でブラジルがオーストラリアに圧勝《国際親善試合》
2017.06.13 21:29 Tue
▽国際親善試合のオーストラリア代表vsブラジル代表が13日にオーストラリアのメルボルン・クリケット・グラウンドで行われ、4-0でブラジルが圧勝した。
▽8日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・グループB第8節のサウジアラビア代表戦を3-2で勝利し、暫定ながら首位の日本、サウジアラビアと勝ち点16で並んだオーストラリアは、その一戦から先発メンバーを7人変更。GKライアンとマクゴーワン、アーバイン、ユリッチらに代えて、GKランゲラクとマーク・ミリガン、クルーズ、ケイヒルらが先発した。
▽一方、9日に行われた国際親善試合でアルゼンチン代表に0-1で敗れたブラジルは、その一戦から先発メンバーを8人変更。GKヴェヴェルトンとジウ、フェルナンジーニョ、ウィリアンらに代えて、GKジエゴ・アウベスとD・ルイス、ラフィーニャ、ドグラス・コスタらを起用した。
▽試合はキックオフ直後にいきなりブラジルが先制する。敵陣中央右でパスを奪ったジュリアーノが持ち上がり、ボックス右へラストパス。これに反応したジエゴ・ソウザが右足でゴール左へと流し込み、開始12秒でゴールネットを揺らした。
▽出鼻をくじかれたオーストラリアは攻勢を強める。14分、ボックス左外に抜け出したルオンゴがグラウンダーのクロスを供給。これにケイヒルが飛び込むも、ギリギリのところでカイオにクリアされてしまう。
▽さらに29分、敵陣中央でパスカットしたD・ルイスのスルーパスに反応したジエゴ・ソウザがループシュートを放ち、ネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定が下される。
▽その後もサイドから相手ゴールへ迫るブラジルは34分、左サイドを突破したアレックス・サンドロのゴール前へのクロスをジエゴ・ソウザが落とし、ボックス内へ走り込んだパウリーニョが左足で合わせるが、枠を捉えることができない。
▽我慢の時間帯が続くオーストラリアは40分、敵陣中央左で縦パスを受けたトロイージがボックス手前やや右へと持ち込み、左足を振り抜くもゴール右を逸れた。
▽後半に入ると、1点リードしているブラジルがオーストラリアを攻め立てる。48分、ボックス手前での7が対峙したDFの股を抜くスルーパス。走り込んだコウチーニョがボックス左へ落とすと、走り込んだアレックス・サンドロが左足でシュートを放つが、わずかにゴール左へ外れた。
▽その後も攻勢を続けるブラジルは62分に追加点を挙げる。コウチーニョの右CKをニアサイドに走り込んだD・ルイスがヘディングシュート。これはバーに弾かれるも、ファーサイドのカイオの折り返しをチアゴ・シウバが頭で押し込んだ。
▽リードを広げたブラジルは75分、ワンツーでゴール前右へ侵攻したパウリーニョの落としをタイソンが右足でゴール左隅へと流し込んだ。
▽リードを3点に広げられたオーストラリアは、反撃を仕掛けるも、最後のところで相手守備陣を崩し切れない。一方、最後までオーストラリアを寄せ付けないブラジルは後半アディショナルタイム3分、ウィリアンの左CKを先制点を挙げたジエゴ・ソウザが頭で押し込み、試合終了。ブラジルが4発でオーストラリアを下した。
オーストラリア 0-4 ブラジル
【ブラジル】
ジエゴ・ソウザ(前1)
チアゴ・シウバ(後17)
タイソン(後30)
ジエゴ・ソウザ(後48)
▽8日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・グループB第8節のサウジアラビア代表戦を3-2で勝利し、暫定ながら首位の日本、サウジアラビアと勝ち点16で並んだオーストラリアは、その一戦から先発メンバーを7人変更。GKライアンとマクゴーワン、アーバイン、ユリッチらに代えて、GKランゲラクとマーク・ミリガン、クルーズ、ケイヒルらが先発した。
▽一方、9日に行われた国際親善試合でアルゼンチン代表に0-1で敗れたブラジルは、その一戦から先発メンバーを8人変更。GKヴェヴェルトンとジウ、フェルナンジーニョ、ウィリアンらに代えて、GKジエゴ・アウベスとD・ルイス、ラフィーニャ、ドグラス・コスタらを起用した。
▽出鼻をくじかれたオーストラリアは攻勢を強める。14分、ボックス左外に抜け出したルオンゴがグラウンダーのクロスを供給。これにケイヒルが飛び込むも、ギリギリのところでカイオにクリアされてしまう。
▽前半半ばが経過すると、ブラジルが試合を落ち着かせ、次第にオーストラリアを押し込み始める。24分、右サイドを突破したドグラス・コスタがボックス右へと侵攻。ゴール前にクロスを供給し、ニアサイドに走り込んだジエゴ・ソウザが右足で合わせるが、ミートできない。
▽さらに29分、敵陣中央でパスカットしたD・ルイスのスルーパスに反応したジエゴ・ソウザがループシュートを放ち、ネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定が下される。
▽その後もサイドから相手ゴールへ迫るブラジルは34分、左サイドを突破したアレックス・サンドロのゴール前へのクロスをジエゴ・ソウザが落とし、ボックス内へ走り込んだパウリーニョが左足で合わせるが、枠を捉えることができない。
▽我慢の時間帯が続くオーストラリアは40分、敵陣中央左で縦パスを受けたトロイージがボックス手前やや右へと持ち込み、左足を振り抜くもゴール右を逸れた。
▽後半に入ると、1点リードしているブラジルがオーストラリアを攻め立てる。48分、ボックス手前での7が対峙したDFの股を抜くスルーパス。走り込んだコウチーニョがボックス左へ落とすと、走り込んだアレックス・サンドロが左足でシュートを放つが、わずかにゴール左へ外れた。
▽その後も攻勢を続けるブラジルは62分に追加点を挙げる。コウチーニョの右CKをニアサイドに走り込んだD・ルイスがヘディングシュート。これはバーに弾かれるも、ファーサイドのカイオの折り返しをチアゴ・シウバが頭で押し込んだ。
▽リードを広げたブラジルは75分、ワンツーでゴール前右へ侵攻したパウリーニョの落としをタイソンが右足でゴール左隅へと流し込んだ。
▽リードを3点に広げられたオーストラリアは、反撃を仕掛けるも、最後のところで相手守備陣を崩し切れない。一方、最後までオーストラリアを寄せ付けないブラジルは後半アディショナルタイム3分、ウィリアンの左CKを先制点を挙げたジエゴ・ソウザが頭で押し込み、試合終了。ブラジルが4発でオーストラリアを下した。
オーストラリア 0-4 ブラジル
【ブラジル】
ジエゴ・ソウザ(前1)
チアゴ・シウバ(後17)
タイソン(後30)
ジエゴ・ソウザ(後48)
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