香川アシストのドルトムント、ブレーメンとの乱戦を制して来季のCL出場決定! オーバメヤンが31Gで初の得点王に《ブンデスリーガ》

2017.05.21 00:48 Sun
Getty Images
ドルトムントは20日、 ブンデスリーガ最終節でブレーメンをホームに迎え、4-3で勝利して来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場を決めた。ドルトムントのMF香川真司はフル出場し、1アシストを決めている。

▽前節アウグスブルク戦を香川のアシストもあって1-1と引き分けた3位ドルトムント(勝ち点61)は、4位ホッフェンハイムに勝ち点で並ばれた。ホッフェンハイムとは得失点差が4あることから、勝利すればCLストレートインとなる3位をキープできる可能性が高い中、香川が引き続き先発となった。そして、試合直前に負傷したシュメルツァーに代わってバス爆破事件で腕を骨折したバルトラが急遽スタメンとなった。

▽一方、前節ホッフェンハイム戦を3-5と敗れ、ここ2試合で9失点と守備が崩壊している8位ブレーメン(勝ち点45)は、勝利すれば6位浮上の可能性がある。7位でもDFBポカールでドルトムントが優勝すればヨーロッパリーグ出場の可能性があり、ブレーメンとしては勝利して順位を上げておきたいところだった。
▽香川が[3-1-4-2]の左インサイドMFで先発となったドルトムントは開始4分に右CKからオーバメヤンのボレーシュートでゴールに迫るも、GKの好守に阻まれる。

▽しかし7分、ブレーメンが一瞬の隙を突いて先制した。右クロスに合わせたウリッセス・ガルシアのシュートはドゥルムにブロックされたものの、ルーズボールをユヌゾビッチがプッシュ。GKビュルキの驚異の反応でボールを掻き出されるも、ゴールラインテクノロジーによってラインを割っていたと判定された。
▽追う展開となったドルトムントは9分、右クロスをフリーのオーバメヤンがヘッドで合わせるも、枠の右に外れる。さらに15分、ボックス左に侵入したロイスのクロスボールがバーを掠めた。攻勢を続けるドルトムントは19分にラファエウ・ゲレイロのミドルシュートがGKを強襲。続く27分には右CKからのギンターがヘディングシュートで狙うが、枠の左に外れた。

▽それでも32分、シャヒンの縦パスを受けた香川がスルーパスを送ると、ロイスがディフェンスライン裏を取ってGKとの一対一を制し、試合を振り出しに戻した。

▽直後、ユヌゾビッチとの一対一をGKビュルキが好守で阻止すると、38分には香川がO・デンベレのスルーパスを受けてゴールエリア左から左足でシュート。決定的だったが、GKにわずかに触られゴールとはならなかった。

▽しかし42分、香川のパスを受けたO・デンベレの絶妙な浮き球パスをボックス右のオーバメヤンが見事な身のこなしからのボレーシュートで流し込み、逆転に成功する。得点ランクトップのレヴァンドフスキに並ぶ今季30ゴール目で逆転したドルトムントが2-1として前半を終えた。

▽迎えた後半、ドルトムントはドゥルムに代えてプリシッチを、ブレーメンはゲブレ・セラシェに代えてニャブリを投入し、共に攻撃的な布陣とした。

▽すると開始1分、ボックス左へ侵入したクルーゼがシャヒンをかわしてラストパスを送ると、バルテルスが押し込んでブレーメンが試合を振り出しに戻した。

▽同点弾を浴びた直後、香川がミドルシュートを放ったドルトムントだったが、徐々に攻めあぐねてしまう。

▽すると68分、ブレーメンが逆転する。スルーパスに抜け出してクルーゼの放ったシュートはGKビュルキに当たったものの、ボールはゴールへ向かうとクリアにかかったバルトラは搔き出せずゴールを割った。

▽再び追う展開となったドルトムントは70分、左クロスをファーサイドのプリシッチがヘディングシュートで狙ったが、GKの好守に阻まれる。直後にもバルトラのオーバーヘッドでゴールに迫ったが、ここもGKヴィートワルトのセーブに遭った。

▽それでも74分、ロイスがボックス左でニャブリに倒されてPKを獲得すると、これをロイス自ら決めて3-3の同点に持ち込んだ。そして、77分の香川のボレーシュートはGKの好守に阻まれたものの、88分にプリシッチがバルグフレーデにボックス内で倒されたとしてPKを獲得。これをオーバメヤンが決めて4-3と勝ち越しに成功したドルトムントが3位を確定させ、来季のCL出場を決めている。なお、2ゴールを決めたオーバメヤンはレヴァンドフスキを抜いて単独得点ランキングトップとなり、自身初の得点王に輝いている。

ドルトムントの関連記事

最終節を前に前節、FW町野修斗のホルシュタイン・キールとMF三好康児のボーフムの降格が決定したブンデスリーガ。最終節の注目は3チームによる残り2枠を懸けたチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに絞られた。 そのCL出場を争うMF堂安律の4位フライブルク(勝ち点55)は3位フランクフルト(勝ち点57)と対戦する。フ 2025.05.17 14:00 Sat
パリ・サンジェルマン(PSG)が、ドルトムントのギニア代表FWセール・ギラシー(29)を今夏のトップターゲットに定めたようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨シーズンのシュツットガルトでブンデスリーガ28試合28ゴールと驚異的な決定力を発揮し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の立役者となったギ 2025.05.15 19:30 Thu
ドルトムントは14日、スウェーデン代表DFダニエル・スベンソン(23)をノアシェランから完全移籍で獲得したことを発表した。2029年6月30日までの契約にサインしたとのことだ。 スベンソンは、2月にノアシェランからレンタル移籍で加入。ここまでブンデスリーガで11試合に出場し1ゴール2アシスト。チャンピオンズリーグ 2025.05.15 11:45 Thu
フライブルクの日本代表MF堂安律(26)の獲得レースにドルトムントも参戦することになったようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 堂安は2022年7月にPSVから完全移籍でフライブルクに加入。チームの主軸としてプレーし、ここまで公式戦122試合で25ゴール23アシストを記録している。 今シーズンはブンデ 2025.05.13 20:25 Tue
レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督が11日に行われたホーム最終戦のブンデスリーガ第33節ドルトムント戦後にコメントした。 9日に今季限りでのレバークーゼン退団を発表したシャビ・アロンソ監督。ホーム最終戦となったドルトムント戦は打ち合いの末、2-4で逆転負けとなったが、レバークーゼンでの3年間は有意義だったと感謝 2025.05.12 15:30 Mon

ブンデスリーガの関連記事

最終節を前に前節、FW町野修斗のホルシュタイン・キールとMF三好康児のボーフムの降格が決定したブンデスリーガ。最終節の注目は3チームによる残り2枠を懸けたチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いに絞られた。 そのCL出場を争うMF堂安律の4位フライブルク(勝ち点55)は3位フランクフルト(勝ち点57)と対戦する。フ 2025.05.17 14:00 Sat
バイエルンとトッテナムは16日、プレシーズンマッチでバイエルンと対戦することを発表した。 バイエルンは昨シーズン逃したブンデスリーガの優勝を今シーズンは達成。対するトッテナムは、今シーズンのプレミアリーグで大苦戦。残り2節で17位と低迷している一方で、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝に進出し、マンチェスター・ユナ 2025.05.16 19:30 Fri
ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(28)が今シーズン限りで退団。夏に移籍を果たすことになるという。ドイツ『ビルト』が伝えた。 板倉は2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティに完全移籍。そのままオランダのフローニンヘンへ2度のレンタル移籍を経験すると、その後はシャルケにレンタル移籍。2022年7月 2025.05.16 14:45 Fri
ウニオン・ベルリンは15日、ドイツ人MFラニ・ケディラ(31)との契約延長を発表した。契約期間に関する詳細は明かされていない。 今シーズンもブンデスリーガ31試合に出場し、最終節の古巣アウグスブルク戦はクラブ通算150試合目のメモリアルゲームとなる31歳MFは、今回の契約延長に際してクラブに対する想いを語った。 2025.05.15 23:43 Thu
フランクフルトは15日、ディノ・トップメラー監督(44)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。 オリバー・グラスナー前監督の退任に伴い、2023-24シーズンからフランクフルトの新指揮官に就任したトップメラー監督。 就任1年目は前年の7位を上回るブンデスリーガ6位フィニッシュに導くと、2 2025.05.15 21:30 Thu

ドルトムントの人気記事ランキング

1

【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.44“クラブ史上初の2冠”ゲーゲン・プレッシング/ドルトムント[2011-12]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.44</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2011-2012シーズン/ドルトムント 〜クラブ史上初の2冠〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2011-12dortmund.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督: ユルゲン・クロップ(44) 獲得タイトル:ブンデスリーガ、DFBポカール 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層8:★★★★★★★★☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">初の2冠</div> マインツを躍進させたクロップを2008年の夏に新指揮官として迎えたドルトムントは、長かった低迷のトンネルから抜け出そうとしていた。徐々に成績を上げていくと、クロップ就任3年目の2010-11シーズンには、C大阪から獲得した香川を筆頭に、ゲッツェやレヴァンドフスキらがブレイク。若いチームは順調に勝ち点を積み重ね、圧倒的な強さで9シーズンぶり7度目となるリーグ優勝を飾った。 そして迎えた2011-12シーズンは、開幕からの第6節までで3敗を喫する厳しいスタートを切ったものの、そこから破竹の勢いで躍進する。そして、第6節から当時のブンデスリーガ新記録となるリーグ戦28試合無敗を達成。バイエルンにダブルを記録するなど国内で敵なしとし、2シーズン連続8度目のマイスターシャーレを獲得した。 さらに、このシーズンは国内カップ戦でも強さを発揮する。DFBポカールでは、デュッセルドルフら格下を順当に下すと、決勝でバイエルンと激突した。試合開始早々に香川のゴールで先制したドルトムントは、その後にレヴァンドルスキがハットトリックの活躍を披露。5-2の圧勝で5度目の戴冠を果たし、クラブ史上初となる国内2冠を達成した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ゲーゲン・プレッシング</div> クロップは選手一人ひとりに多くの運動量を求め、“ゲーゲン・プレッシング”と呼ばれる連動性のある連続的なハイプレスとショートカウンターを基本としたスタイルを植えつけた。このシーズンの要は、不動のトップ下を務めた香川。ワンタッチプレーやオフ・ザ・ボールに優れる日本代表MFがボールを受けに下がると、両サイドのブラシュチコフスキ、グロスクロイツらがレヴァンドフスキとのワンツーなどで中央のスペースへと入り込む。香川はそこから再び、ボックス内に侵入する動きを見せた。 2011-12シーズン、洗練された戦術を武器に国内で最強を誇示していたドルトムントだが、CLでは結果を残せずにグループステージで敗退。さらに、翌シーズンには不動の主力だった香川がマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した。そのため、ロイスを獲得したクロップは、ゲーゲン・プレッシング&ショートカウンターだけでなく、守備ブロックを形成してからのロングカウンターなども併用し始め、より隙のない効率的なチームへと進化させていった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MF香川真司(23)</span> 2010年夏、育成補償金の35万ユーロ(当時約4000万円)ほどでドルトムントに加入した香川。移籍金を考えれば、ドルトムントが獲得した選手の中で史上最高のヒットと言っていい存在となった。1年目から前半戦のMVPに選出される活躍を披露した香川の2年目は、負傷の影響もあって出遅れた。しかし、秋以降に尻上がりに調子を上げると、最終的にはリーグ戦31試合で13ゴールを記録。戦術面でも重要なタスクを全うし、2冠達成の立役者となった。 2019.04.25 12:00 Thu
2

O・デンベレがソックスにスマホを忍ばせトレーニング中に「ポケモンGO」をプレー…見つけたトゥヘルは没収

▽世界中で大流行の「ポケモンGO」だが、トレーニング中にプレイするのはやはり許されなかった。 ▽現在プレシーズンマッチを行うため中国遠征を行っているドルトムントだが、FWウスマーヌ・デンベレ(19)がトレーニング中に「ポケモンGO」をプレイしたためトーマス・トゥヘル監督に怒られていた。 ▽マンチェスター・ユナイテッドとのインターナショナル・チャンピオンズカップで1-4と快勝。O・デンベレは1得点の活躍を見せ、勝利に貢献していた。 ▽「ポケモンGO」の公式アカウントのツイートをリツイートするなど、興味津々のO・デンベレは、ボール回しのトレーニング中にソックスの中にスマホを忍ばせていた様で、それを見つけたトゥヘル監督が没収してポケットに入れるシーンが動画に収められていた。 ▽「ポケモンGO」はモンスターを捕まえたり、ジムで対戦したりするゲームだが、ゲーム内の機能にゲットした「タマゴ」を孵化させる機能があり、決められた距離を移動することで「タマゴ」が孵化し、モンスターをゲットできる仕組みとなっている。19歳のO・デンベレはトレーニング中の移動距離を利用して「タマゴ」を孵化させようとしたと見られている。 ▽倒れ込んだO・デンベレに近づいたMF香川真司も状況を把握したのか、ひとツッコミ。トゥヘル監督も香川も笑って済ませていたが、「ポケモンGO」で問題視されている“ながらスマホ”の度が過ぎてしまったようだ。 ◆監督がスマホを没収! https://t.co/8SMDYHBXy0 2016.07.26 20:46 Tue
3

ベンフィカのヴァイグルがドルトムント時代を回想「誰も僕のことは知らなかった」

ベンフィカの元ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルが、ドルトムント時代を回想した。ドイツ『キッカー』が伝えている。 ヴァイグルは2015年夏に1860ミュンヘンからドルトムントへ加入。当初は無名の存在だったが、トーマス・トゥヘル監督(現チェルシー指揮官)の下で主軸に抜擢さ飛躍を遂げた。 トゥヘル監督がクラブから去った後も主力としてチームを支えたが、クラブでの序列は徐々に低下。こうした状況を受け、2020年12月に移籍金2000万ユーロ(現レートで約25億7000万円)でベンフィカに完全移籍を果たした。 ベンフィカでは出場機会に恵まれない時期もあったが、今シーズンは主力として公式戦30試合に出場。チャンピオンズリーグ(CL)ではバルセロナを上回り決勝トーナメント進出を果たすなど、充実の時間を過ごしている。 ドイツ『キッカー』のインタビューに応じたヴァイグルはドルトムント時代を振り返り、トゥヘル監督との関係に言及。同時に、加入当初でまだ無名だった時代のエピソードを明かした。 「彼は僕のキャリアの中で、とても重要な監督だった。ドルトムントに加入する前は、1860ミュンヘンから段階的にステップアップしようと思い、代理人と一緒にクラブを探していたんだ。フライブルクやマインツとも接触していたよ。そうしたら、そこにビッグなドルトムントが声をかけてきた」 「トーマス・トゥヘルと話をしたとき、彼はまず僕が選手としてどうあるべきかを説明してくれたよ。それがとても印象的だったね。そして、僕には試合に出られるチャンスがあると言ってくれた」 「ドルトムントに来てすぐ、ジャージを買おうと思ってファン・ストアに行ったんだ。そこで、『選手割引はありますか』と尋ねると、「どこでプレーしているの? ユース? リザーブリーグ?』って聞かれたよ。誰も僕のことは知らなかったね」 また、ヴァイグルは2015-16シーズンのブンデスリーガで「218」のボールタッチを記録し、元スペイン代表MFのシャビ・アロンソ氏が持っていたブンデスリーガ最多ボールタッチ数を更新したことに言及。現在も破られていない記録について、誇りに思っていると語った。 「あの時は試合中そのことにまったく気づかなかった。今でもよく聞かれるし、もちろん誇りに思っているよ。シャビ・アロンソは僕にとってのお手本だからね。そしてもし、誰かが僕に追いつくことがあるなら、その人物はそれに値するということだ」 2022.01.25 18:46 Tue
4

ベリンガムの靴下が穴だらけ…決して削られたわけではなく…

ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの足に注目が集まっているようだ。 2日のブンデスリーガ第5節でホッフェンハイムを1-0で下したドルトムント。6日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループG開幕節でデンマークチャンピオンのコペンハーゲンをホームに迎え、マルコ・ロイスのゴールなどで3-0と快勝を収めた。 いずれの2試合を含めて今季フル出場を続けているのがベリンガムだ。コペンハーゲン戦では終盤に追加点も挙げている。 そのベリンガムだが、靴下に穴が空いているとの指摘が上がっている。 ホッフェンハイム戦後にドルトムントのツイッターが投稿したロイスとの抱擁シーンでは、確かにソックスのふくらはぎ部分に多数の穴が空いていることが確認できる。いったい何故なのか。 イギリス『スポーツバイブル』によると、これは決して削られたわけではなく、意図的に切り込みを入れているとのことだ。 サッカー用のソックスは締め付けが強い。そのため、切れ目や穴を空けることでそれを緩和し、筋肉の緊張をほぐして痛みを防ぐことができるという。ケガの防止にも役立つとしている。 同メディアは、これまでにもネイマール(パリ・サンジェルマン)やブカヨ・サカ(アーセナル)、ガレス・ベイル(ロサンゼルスFC)、カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)らも同様に靴下へ細工を施していると、紹介している。 疲労がたまるはずの終盤でもクオリティを保つベリンガム。小さな工夫の一つ一つがプレーの質につながっているのだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】穴の開いたベリンガムの靴下</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hug me brotha <a href="https://t.co/yYVtDMtYUB">pic.twitter.com/yYVtDMtYUB</a></p>&mdash; Borussia Dortmund (@BlackYellow) <a href="https://twitter.com/BlackYellow/status/1565781621890072579?ref_src=twsrc%5Etfw">September 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.09.07 20:45 Wed
5

ドルトムントがエムレ・ジャンの新キャプテン就任を発表! 「とても誇りに思う」

ドルトムントは26日、ドイツ代表MFエムレ・ジャン(29)を新キャプテンに任命した。 ドルトムントは長年チームを牽引してきたMFマルコ・ロイス、昨シーズン限りで主将を退任。後任に注目が集まる中、アメリカツアー中のチームは26日に行われた記者会見でジャンを新キャプテンに、GKグレゴール・コベルを副キャプテンに任命した。 また、DFニクラス・ジューレが第3キャプテンとなり、ロイス、FWセバスティアン・アラー、MFユリアン・ブラントと共にチームの評議会の一員になったこともあわせて発表されている。 これまでバイエルンやリバプールでプレーした経歴を持つジャンは2020年1月にドルトムントへ加入。これまで公式戦通算121試合に出場しており、22日には契約を2026年6月30日まで延長した。 新たに主将となったジャンのほか、エディン・テルジッチ監督、最高執行責任者(CEO)のハンス=ヨアヒム・ヴァツケ氏、スポーツ・ディレクター(SD)のセバスティアン・ケール氏は、クラブの公式サイトでコメントしている。 ◆エムレ・ジャン 「このようなビッグクラブでキャプテンを務めることができ、とても誇りに思う。関係者全員に感謝したい」 ◆エディン・テルジッチ監督 「マルコ・ロイスがキャプテンとして我々のため尽くしてくれたことすべてに、改めて感謝したい。そして、エムレは生まれながらの勝者であり、責任を取るのが好きな人間だ。その実績に加え、彼はピッチ上で多くの経験ももたらしてくれるだろう。ただ、私としてはすべての選手が責任を負うことが重要だと思っている」 ◆ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO 「エムレ・ジャンは国内外で豊富な経験を持ち、今ではキャプテンとして十分に貢献できるだろう。この数年、彼は我々のチームを高いレベルで安定させることに、多大な貢献を果たしてくれた。 エムレは我々のチームにふさわしいキャプテンだ!」 ◆セバスティアン・ケールSD 「彼はキャリアを通じて膨大な経験を積んできた。こうしたビッグクラブのキャプテンとしては適切な年齢であり、すでに適切なリーダーシップの資質を持ち、チーム内でも受け入れられている」 2023.07.27 16:15 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly