優勝ストラスブール&2位アミアンがリーグ・アン昇格! 最終節で6チームに優勝・昇格の可能性があった大混戦を制す《リーグ・ドゥ》
2017.05.20 13:20 Sat
▽フランスのリーグ・ドゥ最終節が19日に行われ、ブール・ペロナに2-1で勝利したストラスブールが通算3度目のリーグ・ドゥ優勝を果たすと共に、2008年以来となるリーグ・アン昇格を決めた。また、2位アミアンのリーグ・アン昇格並びに、3位トロワの残留・昇格プレーオフ進出が決定した。
▽今シーズン、近年稀にみる混戦模様を見せたリーグ・ドゥでは、19日の最終節を前に勝ち点64の首位ストラスブール、2位アミアン、3位トロワ、4位RCランス、5位ブレスト、勝ち点61の6位ニームまで勝ち点3差の中で乱立し、6チームに優勝の可能性が残る状況で最終節を戦った。
▽2位アミアンと勝ち点1差で唯一自力優勝の可能性を残していたストラスブールは、下位のブール・ペロナとのホームゲームに臨むと、15分にDFマンガネ、18分に相手のオウンゴールで早いうちに2点のリードを奪う。その後、試合終盤に相手に1点を返されるも、2-1で勝利を飾り、今季の大混戦を制し、通算3度目のリーグ・ドゥ優勝を果たすと共に、2008年以来となるリーグ・アン昇格を決めた。
▽また、3位トロワと同勝ち点(63ポイント)も得失点差で2点上回り最終節を2位で迎えたアミアンは、スタッド・ランスとのアウェイゲームを後半アディショナルタイムの勝ち越しゴールで2-1の勝利を収め、劇的な昇格を決めた。
▽FWカマラのゴールで前半のうちに先制したアミアンだったが、後半の62分に追いつかれてしまう。同時刻開催のそのほかの試合では、3位のトロワが1-2のビハインドを背負っていたものの、勝ち点2差で4位のRCランスが、2-1でリードしており、このままでは自動昇格おろか、残留・昇格プレーオフ進出も危ぶまれる絶体絶命の状況だった。だが、試合終盤にかけて猛攻を見せたアミアンは、90分にMFブルゴーの劇的勝ち越しゴールが生まれ、クラブ創設116年目で初のリーグ・アン昇格を決めた。
▽なお、惜しくも昇格のチャンスを逃したものの、最終節では4位以下のRCランス、ブレスト、ニームの3チームすべてが勝利しており、上位3チームが勝利できていなければ、順位が大きく入れ替わるまさに白熱の最終節となった。
▽今シーズン、近年稀にみる混戦模様を見せたリーグ・ドゥでは、19日の最終節を前に勝ち点64の首位ストラスブール、2位アミアン、3位トロワ、4位RCランス、5位ブレスト、勝ち点61の6位ニームまで勝ち点3差の中で乱立し、6チームに優勝の可能性が残る状況で最終節を戦った。
▽2位アミアンと勝ち点1差で唯一自力優勝の可能性を残していたストラスブールは、下位のブール・ペロナとのホームゲームに臨むと、15分にDFマンガネ、18分に相手のオウンゴールで早いうちに2点のリードを奪う。その後、試合終盤に相手に1点を返されるも、2-1で勝利を飾り、今季の大混戦を制し、通算3度目のリーグ・ドゥ優勝を果たすと共に、2008年以来となるリーグ・アン昇格を決めた。
▽FWカマラのゴールで前半のうちに先制したアミアンだったが、後半の62分に追いつかれてしまう。同時刻開催のそのほかの試合では、3位のトロワが1-2のビハインドを背負っていたものの、勝ち点2差で4位のRCランスが、2-1でリードしており、このままでは自動昇格おろか、残留・昇格プレーオフ進出も危ぶまれる絶体絶命の状況だった。だが、試合終盤にかけて猛攻を見せたアミアンは、90分にMFブルゴーの劇的勝ち越しゴールが生まれ、クラブ創設116年目で初のリーグ・アン昇格を決めた。
▽今季から復活する残留・昇格プレーオフ進出を決めたのは、3位トロワ。ソショーとのアウェイゲームでは、前半に2点を奪われる絶体絶命の状況も、60分にMFダルビオン、77分にMFニヴェのゴールが決まり、同点に追いつく。さらに、88分にはFWニアネに劇的勝ち越しゴールが生まれ、3-2の逆転勝利を収めた。
▽なお、惜しくも昇格のチャンスを逃したものの、最終節では4位以下のRCランス、ブレスト、ニームの3チームすべてが勝利しており、上位3チームが勝利できていなければ、順位が大きく入れ替わるまさに白熱の最終節となった。
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