【ブンデス第26節プレビュー】レヴィア・ダービー開催

2017.03.31 18:00 Fri
Getty Images
▽前節は首位バイエルンがボルシアMGに競り勝って4連勝とした一方、2位ライプツィヒが2連敗となって勝ち点差が13に広がった。優勝争いが決した中、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでは3位ドルトムントと4位ホッフェンハイムが揃って勝利した一方で5位ヘルタ・ベルリンが敗れ、勝ち点差が広がっている。迎える第26節はシャルケvsドルトムントのレヴィア・ダービーが土曜日に開催される。

▽オーバメヤンのリーグ戦4試合連続ゴールで前節インゴルシュタット戦を1-0と辛勝して勝利を取り戻した3位ドルトムント(勝ち点46)は、ホッフェンハイムとの1ポイント差を維持。2位ライプツィヒとは3ポイント差とした。インゴルシュタット戦で決勝ゴールを演出する働きを見せるなど好調を持続する香川は、代表戦で2試合に先発し、タイ戦で先制ゴールを決める活躍を見せた。その香川は先発予想となっているが、昨季ゴールを決めるなど相性の良い地元のライバル相手に引き続きゴールに絡む活躍を見せられるか。

▽対する9位シャルケ(勝ち点33)は前節マインツ戦を1-0と辛勝したものの、リーグ戦にモチベーションを見出し辛い状況。ヨーロッパリーグに集中したい中、ダービーを制すことはできるか。
▽5位ヘルタ・ベルリン(勝ち点40)は金曜日に4位ホッフェンハイム(勝ち点45)とのCL出場権争いを戦う。前節ケルンに完敗してホッフェンハイムとのポイント差を5とされた中、直接のライバルを叩いてCL出場の可能性を残したい。ケルン戦では2失点に絡みながらも代表戦で2試合に先発して献身的な守備で連勝に貢献した原口は先発予想となっている。

▽ボルシアMGに1-0と辛勝した首位バイエルン(勝ち点62)は、宇佐美所属の14位アウグスブルク(勝ち点29)とのホーム戦に臨む。5連覇をほぼ確実なものとしている中、代表戦明けの選手が大半なバイエルンは油断なく5連勝となるか。タイ戦で途中出場した宇佐美に出番は訪れるか。
▽今節の日本人対決では酒井高のハンブルガーSVと大迫のケルンが組まれているが、代表戦で左ヒザを痛めた大迫は欠場が決定。タイ戦でボランチとしてフル出場した酒井高は先発予想だ。最後にここ2試合途中出場が続いているマインツの武藤は、インゴルシュタットとのアウェイ戦に臨むが、引き続きベンチ予想だ。


※スタメン予想はドイツ『キッカー』を参照

◆ブンデスリーガ第26節
▽3/31(金)
《27:30》
ヘルタ・ベルリン vs ホッフェンハイム

▽4/1(土)
《22:30》
ライプツィヒ vs ダルムシュタット
フライブルク vs ブレーメン
バイエルン vs アウグスブルク
ハンブルガーSV vs ケルン
シャルケ vs ドルトムント
《25:30》
フランクフルト vs ボルシアMG

▽4/2(日)
《22:30》
インゴルシュタット vs マインツ
《24:30》
レバークーゼン vs ヴォルフスブルク

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