惜しくも準優勝で終わったすみだの須賀雄大監督「6試合を全力でやってくれた選手たちに感謝したい」《第22回全日本フットサル選手権》
2017.03.20 20:42 Mon
▽20日に東京の国立代々木競技場第一体育館で、第22回全日本フットサル選手権決勝戦のフウガドールすみだ(Fリーグ/東京都)vsシュライカー大阪(Fリーグ/大阪府)が行われ、7-2で勝利した大阪が5大会ぶり3度目の優勝を果たしている。
▽2013年大会以来となる決勝戦も、準優勝に終わったすみだの須賀雄大監督は試合後、記者会見に出席。試合の総括と今季で引退を表明していた太見寿人選手のベンチ入りについてコメントした。
◆須賀雄大監督(フウガドールすみだ)
――試合を振り返って
「今日で6試合目ですけどどれも負荷の高い試合でグループリーグから良い相手に恵まれて、ハードなゲームが続いてまず6試合を全力でやってくれた選手たちに感謝したいです。久しぶりの舞台ということで2009年、2013年の時のような試合がしたいなと思っていました。半分はできたという実感がありますが、最後のところでもう一伸びすることでフットサル界をより盛り上げるゲームができたらと思っていましたが、力及びませんでした。またそういうチャンスがあると思うで、自分たちの良さを追及して、こういうチャンスを自分たちの力で掴めるようにトレーニングしていきたいです」
――太見選手のベンチ入りやボラ選手の起用について
「直前の直前まで出られるかどうか不透明でした。1分でもピッチに立てるなら出したいし、仮にも難しいのであればそれ以外の部分でチームの柱になれる選手なので、ベンチ外になった山村も良い選手ですけど、今回は決勝戦ということで彼がベンチにいるだけでも意味があると思っていたので、仮にそういう状態に戻らなかったとしてもメンバーを変えることはせず、このまま残ってもらったという形です。彼の中でボラや(清水)和也が頑張っている中で、陰で支えたいという意識もあったのでそういう形にしました」
「ボラに関しては去年僕の中でも彼が決勝で躍動した姿というのは印象に残っていますし、ブラジル人ならではのこういう大舞台で結果を残すという部分というのを期待して送り出しました」
「大阪の攻撃力を考えると、前半正直0-1でもよかったというゲームプランで入りました。粘り強くディフェンスから入ることで彼らのやりたい攻撃的なフットサルを封じられれば、一本の良い守備をしただけで満足できるというような相手だったので、良いディフェンスにして良い方向にもっていくというイメージでした」
「思ったよりもこちらに早くスコアが動いたので、逆に少しゲームプランと変わってしまいましたが、2-3で折り返したということに関しては問題ないと思っています。2-3になってからのゲームプランもやはりアルトゥールとチアゴの縦のラインを封鎖するということに対して尽力しながらボールを持ったらカウンターやミドルを繰り出していくというイメージでした。攻撃もすごく落ち着いていたし、選手一人ひとりが自信を持ってやれていたので、過度にリスペクトせずにこちらがボールを持った時はピヴォを見ながら躍動感のある攻撃をしようというプランでいました」
――太見選手との思い出
「個人的な考えですけど、今日の舞台に太見と大黒が立てなかったというのは、いちフットサルファンとして残念なトピックになっています。彼らはこういう舞台を知り尽くしているし、こういう舞台で躍動する姿を僕が一番見たかったと残念に思っています。けど、町田の甲斐選手も含めて、フットサルの神様は甘くないなという印象を持っています」
「太見との思い出はピッチ内外でも非常に印象的な選手だったので、これというものはないですけど、やはり彼が残してきたものを全員が継いでいくことが大事だと思いますし、それをやっていくことが大切だと思います。そういう意味で今日はすがすがしい顔をしていたし、清水が躍動しているのを見て、彼にフウガのスピリットは伝わったと思うので、気持ちよく引退できると思います」
――すみだの2点目など大阪対策について
「GKが上がってくるプレス回避は、逆にキーパーに出させて、マイナスのパスコースを封鎖してそのまま3対2にさせるような状況から追い込むというのはチームの決め事にしていました。それが良くはまったと思います」
▽2013年大会以来となる決勝戦も、準優勝に終わったすみだの須賀雄大監督は試合後、記者会見に出席。試合の総括と今季で引退を表明していた太見寿人選手のベンチ入りについてコメントした。
◆須賀雄大監督(フウガドールすみだ)
――試合を振り返って
「今日で6試合目ですけどどれも負荷の高い試合でグループリーグから良い相手に恵まれて、ハードなゲームが続いてまず6試合を全力でやってくれた選手たちに感謝したいです。久しぶりの舞台ということで2009年、2013年の時のような試合がしたいなと思っていました。半分はできたという実感がありますが、最後のところでもう一伸びすることでフットサル界をより盛り上げるゲームができたらと思っていましたが、力及びませんでした。またそういうチャンスがあると思うで、自分たちの良さを追及して、こういうチャンスを自分たちの力で掴めるようにトレーニングしていきたいです」
「直前の直前まで出られるかどうか不透明でした。1分でもピッチに立てるなら出したいし、仮にも難しいのであればそれ以外の部分でチームの柱になれる選手なので、ベンチ外になった山村も良い選手ですけど、今回は決勝戦ということで彼がベンチにいるだけでも意味があると思っていたので、仮にそういう状態に戻らなかったとしてもメンバーを変えることはせず、このまま残ってもらったという形です。彼の中でボラや(清水)和也が頑張っている中で、陰で支えたいという意識もあったのでそういう形にしました」
「ボラに関しては去年僕の中でも彼が決勝で躍動した姿というのは印象に残っていますし、ブラジル人ならではのこういう大舞台で結果を残すという部分というのを期待して送り出しました」
――ゲームプランについて
「大阪の攻撃力を考えると、前半正直0-1でもよかったというゲームプランで入りました。粘り強くディフェンスから入ることで彼らのやりたい攻撃的なフットサルを封じられれば、一本の良い守備をしただけで満足できるというような相手だったので、良いディフェンスにして良い方向にもっていくというイメージでした」
「思ったよりもこちらに早くスコアが動いたので、逆に少しゲームプランと変わってしまいましたが、2-3で折り返したということに関しては問題ないと思っています。2-3になってからのゲームプランもやはりアルトゥールとチアゴの縦のラインを封鎖するということに対して尽力しながらボールを持ったらカウンターやミドルを繰り出していくというイメージでした。攻撃もすごく落ち着いていたし、選手一人ひとりが自信を持ってやれていたので、過度にリスペクトせずにこちらがボールを持った時はピヴォを見ながら躍動感のある攻撃をしようというプランでいました」
――太見選手との思い出
「個人的な考えですけど、今日の舞台に太見と大黒が立てなかったというのは、いちフットサルファンとして残念なトピックになっています。彼らはこういう舞台を知り尽くしているし、こういう舞台で躍動する姿を僕が一番見たかったと残念に思っています。けど、町田の甲斐選手も含めて、フットサルの神様は甘くないなという印象を持っています」
「太見との思い出はピッチ内外でも非常に印象的な選手だったので、これというものはないですけど、やはり彼が残してきたものを全員が継いでいくことが大事だと思いますし、それをやっていくことが大切だと思います。そういう意味で今日はすがすがしい顔をしていたし、清水が躍動しているのを見て、彼にフウガのスピリットは伝わったと思うので、気持ちよく引退できると思います」
――すみだの2点目など大阪対策について
「GKが上がってくるプレス回避は、逆にキーパーに出させて、マイナスのパスコースを封鎖してそのまま3対2にさせるような状況から追い込むというのはチームの決め事にしていました。それが良くはまったと思います」
Fリーグ ディビジョン1の関連記事

|