ボルシアMGがPK2発で酒井フル出場のHSVを撃破し、準決勝進出を決定!《DFBポカール》

2017.03.02 04:55 Thu
Getty Images
▽DFBポカール準々決勝のハンブルガーSV(HSV)vsボルシアMGが1日にアイエムテック・アレーナで行われ、0-2でボルシアMGが勝利した。HSVのDF酒井高徳はフル出場している。

▽3回戦でケルンに2-0で勝利したHSVは、直近に行われたバイエルン戦(0-8)からスタメンを5人変更。一部主力を温存したものの、酒井やニコライ・ミュラー、ホルトビーなど主力を起用した。

▽試合は立ち上がりから一進一退の攻防を繰り広げると15分、ボルシアMGがチャンスを迎える。バイタルエリア中央でボールを受けたシュティンドルのミドルシュートがゴール左隅を捉えたが、これはGKアトラーがわずかに触り、枠の右に逸れた。
▽対するHSVは18分、フントのラストパスをボックス中央で受けたウッドがワントラップから左足を振り抜くが、このシュートはGKゾンマーがファインセーブ。さらに23分には、ウッドの右クロスからミュラーがジャンピングボレーで合わせたが、ボールは枠を外した。

▽その後、中盤でのハイプレスから試合の主導権を握ったHSVだったが、集中して守るボルシアMG守備陣を崩すには至らず、ゴールレスで前半を終えた。
▽迎えた後半、最初のチャンスはボルシアMGに生まれる。58分、パスに抜け出したヘアマンがボックス右でマフライに倒され、PKを獲得。このPKをシュティンドルがゴール右隅に決めた。

▽先制に成功し、徐々に流れを引き寄せたボルシアMGは61分、ボックス内の混戦からシュティンドルがシュート。これはGKアトラーに弾かれるも、こぼれ球に反応したJ・ホフマンがオストルツォレクに倒されると、この試合2本目のPKを獲得。このPKをラファエウがゴール左に突き刺し、追加点を奪った。

▽流れを引き戻したいHSVのギズドル監督は、71分にミュラーとG・ユングを下げてコスティッチとワラセを投入し、攻撃の立て直しを図る。すると82分、GKゾンマーのロングフィードをK・パパドプーロスがヘディングではじき返すと、このボールに抜け出したフントがゴール右まで持ち上がるが、シュートは相手DFのブロックに阻まれた。

▽ホームで意地を見せたいHSVは後半追加タイム2分、GKアドラーのパントキックを最前線で受けたウッドがゴール左まで持ち上がりシュート。これがゴール右隅に決まり1点を返したが、反撃もここまで。PKでの2ゴールで逃げ切ったボルシアMGがベスト4へ駒を進めた。

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