香川が途中出場もドルトムント、最下位クラブにまさかの完敗《ブンデスリーガ》

2017.02.12 01:39 Sun
Getty Images
ドルトムントは11日、ブンデスリーガ第20節でダルムシュタットとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗れた。ドルトムントのMF香川真司は62分からプレーしている。
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▽前節ライプツィヒ戦を1-0と勝ち切った4位ドルトムント(勝ち点34)は、3日前に行われたヘルタ・ベリルンとのDFBポカールでは主力を投入した中、PK戦までもつれ込んだ末に勝ち上がった。チャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ戦を3日後に控えるドルトムントは、ヘルタ戦のスタメンから4選手を変更。ブルニッチやエムレ・モルといった控えメンバーが先発となり、公式戦ここ3試合出場機会のない香川は引き続きベンチスタートとなった。▽最下位ダルムシュタット(勝ち点9)に対し、[3-4-3]で臨んだドルトムントは、3バックの左にブルニッチを配し、中盤に右からプリシッチ、ヴァイグル、ラファエウ・ゲレイロ、ドゥルムと並べ、3トップに右からエムレ・モル、オーバメヤン、ロイスと配置した。
▽しかし、使い慣れていないシステム、メンバー構成で挑んだ影響により、序盤からピンチを立て続けに迎える。まずは5分、FKの流れからボイドのヘディングシュートでGKビュルキを強襲されると、続く7分にはカウンターからローゼンタルに右ポスト直撃のシュートを浴びた。さらに16分にもヘラーに決定的なボレーシュートを許すと、21分に先制を許してしまう。ショートカウンターに転じられ、ヘラーの左クロスに反応したボイドに蹴り込まれてしまった。

▽追う展開となったドルトムントは24分にオーバメヤンのスルーパスを受けたロイスがボックス左からシュートを放ってようやくゴールに迫ると、31分にはロイスの直接FKがバーを直撃。さらに42分のオーバメヤンのボレーシュートはGKの好守に阻まれたが、44分に同点に追いつく。エムレ・モルとのワンツーでボックス左に侵入したラファエウ・ゲレイロがボレーシュートでネットを揺らした。
▽迎えた後半、51分にローゼンタルにGKビュルキを強襲されると、その後もカウンターからローゼンタルにゴールを脅かされてしまう。

▽流れの悪いドルトムントは62分、2枚代えを敢行。ラファエウ・ゲレイロとエムレ・モルに代えて香川とO・デンベレを投入した。しかし67分、サムのスルーパスを受けたボックス右のコラクに決められて再びビハインドを負った。

▽さらに70分にはロングフィードに抜け出したコラクにバー直撃のシュートを浴びせられると、ルーズボールをゴンドルフにシュートされる。枠を捉えていたが、ここはGKビュルキが何とか防いだ。

▽しかし、ロイスに代えてシュールレを投入し、交代枠を使い切ったものの終盤にかけても流れを変えられないドルトムントは、最下位相手にまさかの完敗。4位転落の危機を迎えた。一方、12試合ぶりに勝利したダルムシュタットはフリンクス体制初白星を飾っている。

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