リバプールが格下ウルブズ相手にホームでまさかの敗戦で4回戦敗退…公式戦3連敗でチェルシーとの大一番へ《FAカップ》
2017.01.28 23:34 Sat
▽リバプールは28日、アンフィールドで行われたFAカップ4回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)所属のウォルバーハンプトンと対戦し、1-2で敗れた。この結果、リバプールの4回戦敗退が決定した。
▽2017年に入ってからの公式戦7試合でFAカップ3回戦再試合のプリマス戦で挙げた1勝のみと低迷が続くリバプール。現在、公式戦2連敗中のチームは、3試合ぶりの白星を目指してウルブズとの一戦に臨んだ。ホームで確実に勝利がほしいクロップ監督だが、この試合後に中2日で行われるチェルシーとの大一番に向けて、コウチーニョやヘンダーソン、ミルナーと主力を軒並み温存。主力クラスはフィルミノ、オリジ、ワイナルドゥム、クラバンに留まり、ウッドバーンやエジャリアなど若手プレーヤーが起用された。
▽2017年に入ってからの不調をそのまま表すような入りとなったリバプールは、試合開始1分も経たずに先制点を許す。自陣左サイドで与えたFKの場面でエウデル・コスタが左足インスウィングで入れたクロスをゴール前のステアマンにダイビングヘッドで決められた。
▽まさかの入りに静まるアンフィールドの微妙な空気に影響され、その後もバタ付くホームチームは、10分にもエウデル・コスタに個人技で中央突破を許し、決定的なシュートを許すが、ここはGKカリウスの好守で何とか凌いだ。
▽ボールは保持するものの、なかなかフィニッシュまで持ち込めないリバプールは、エジャリアの個人技を起点に幾度かゴール前に迫るが、33分に左サイドからカットインしたフィルミノのミドルシュートは枠を捉え切れない。すると41分、相手にロングカウンターを許し、中央を持ち上がったエウデル・コスタにDFアルベルト・モレノが振り切られてスルーパスを許すと、ボックス内で飛び出したGKカリウスを交したヴァイマンに痛恨の2点目を決められた。
▽その後もリスクを冒した攻めでアタッキングサードへの侵入を繰り返すリバプールは、フィルミノやコウチーニョがボックス付近で積極的にシュートを放つが、引いてブロックを築く相手の守備を前に有効な攻め手を見いだせない。流れを変えたいドイツ人指揮官は65分、フィルミノを下げてスタリッジをピッチに送り出した。
▽後半終盤に入って最後の交代カードとしてカンを投入したリバプールだが、ほとんど決定機らしい決定機を作り出せない。それでも、諦めないチームは86分、セットプレーの波状攻撃からボックス右でスタリッジが頭で折り返したボールをファーのオリジが右足ボレーで流し込み、ようやく1点を返す。
▽勢い付くホームチームは、直後の87分にもゴール前の混戦から再びオリジに決定機も、至近距離からのシュートは相手GKのビッグセーブに遭う。結局、試合終了間際の決死の猛攻も実らず、チャンピオンシップで18位の格下相手にホームでまさかの敗戦を喫したリバプールは、FAカップ4回戦での敗退を強いられた。また、公式戦3連敗のチームは厳しい状況でチェルシーとの大一番を迎えることになった。
▽2017年に入ってからの公式戦7試合でFAカップ3回戦再試合のプリマス戦で挙げた1勝のみと低迷が続くリバプール。現在、公式戦2連敗中のチームは、3試合ぶりの白星を目指してウルブズとの一戦に臨んだ。ホームで確実に勝利がほしいクロップ監督だが、この試合後に中2日で行われるチェルシーとの大一番に向けて、コウチーニョやヘンダーソン、ミルナーと主力を軒並み温存。主力クラスはフィルミノ、オリジ、ワイナルドゥム、クラバンに留まり、ウッドバーンやエジャリアなど若手プレーヤーが起用された。
▽2017年に入ってからの不調をそのまま表すような入りとなったリバプールは、試合開始1分も経たずに先制点を許す。自陣左サイドで与えたFKの場面でエウデル・コスタが左足インスウィングで入れたクロスをゴール前のステアマンにダイビングヘッドで決められた。
▽ボールは保持するものの、なかなかフィニッシュまで持ち込めないリバプールは、エジャリアの個人技を起点に幾度かゴール前に迫るが、33分に左サイドからカットインしたフィルミノのミドルシュートは枠を捉え切れない。すると41分、相手にロングカウンターを許し、中央を持ち上がったエウデル・コスタにDFアルベルト・モレノが振り切られてスルーパスを許すと、ボックス内で飛び出したGKカリウスを交したヴァイマンに痛恨の2点目を決められた。
▽2点ビハインドで前半を終えたリバプールは、ランドールを下げてハーフタイム明けからコウチーニョを投入。この交代でルーカス・レイバを最終ラインに下げ、アンカーにワイナルドゥムを置く攻撃的な[3-5-2]の布陣に変更。48分にはウッドバーンのプレースキックをフィルミノが頭で合わすが、ここは味方のクラバンに当たってしまい、枠を捉え切れない。
▽その後もリスクを冒した攻めでアタッキングサードへの侵入を繰り返すリバプールは、フィルミノやコウチーニョがボックス付近で積極的にシュートを放つが、引いてブロックを築く相手の守備を前に有効な攻め手を見いだせない。流れを変えたいドイツ人指揮官は65分、フィルミノを下げてスタリッジをピッチに送り出した。
▽後半終盤に入って最後の交代カードとしてカンを投入したリバプールだが、ほとんど決定機らしい決定機を作り出せない。それでも、諦めないチームは86分、セットプレーの波状攻撃からボックス右でスタリッジが頭で折り返したボールをファーのオリジが右足ボレーで流し込み、ようやく1点を返す。
▽勢い付くホームチームは、直後の87分にもゴール前の混戦から再びオリジに決定機も、至近距離からのシュートは相手GKのビッグセーブに遭う。結局、試合終了間際の決死の猛攻も実らず、チャンピオンシップで18位の格下相手にホームでまさかの敗戦を喫したリバプールは、FAカップ4回戦での敗退を強いられた。また、公式戦3連敗のチームは厳しい状況でチェルシーとの大一番を迎えることになった。
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