スペイン紙、乾を「スペインサッカーの日本大使」と紹介 「エイバルを引っ張るために欠けるのは得点のみ」とも
2017.01.23 22:15 Mon
22日のリーガエスパニョーラ第19節バルセロナ戦で、同リーグにおける日本人最多出場記録を更新したエイバルMF乾貴士だが、スペイン『マルカ』紙は同選手を「スペインサッカーの日本大使」と紹介している。
バルセロナ戦でスタメンとしてピッチに立った乾は、リーガ1部で40試合出場を達成。マジョルカでプレーした大久保嘉人(現FC東京)の39試合出場を上回って、日本人のリーガ最多試合出場記録を塗り替えた。
23日付の『マルカ』紙もこの記録を取り上げ、「40試合出場というのは、そこまで強調されることではないかもしれない。しかし乾は大久保を上回り、スペインサッカーで最も多くの試合に出場した日本人選手となった。エイバルのウィングは18カ月を要して、日本大使の最たる存在になったのだ」と記している。
『マルカ』紙はまた、乾が「ロッカールームでは愛される存在で、いつもからかいの対象になっている」とチームに溶け込んでいることを強調。そして日本人MFがエスパニョール戦、ベティス戦、アトレティコ・マドリー戦など、ここ数カ月間にわたって「煌びやかなプレーを連発」しており、「最高のバージョンに近づきつつある」との見解を示した。
しかし同紙も、選手本人と同様に今季ゴールを記録していないことを課題に挙げる。「エイバルの攻撃を引っ張るため、乾に欠けているのは得点だけ」として、記事を締めている。
提供:goal.com
バルセロナ戦でスタメンとしてピッチに立った乾は、リーガ1部で40試合出場を達成。マジョルカでプレーした大久保嘉人(現FC東京)の39試合出場を上回って、日本人のリーガ最多試合出場記録を塗り替えた。
23日付の『マルカ』紙もこの記録を取り上げ、「40試合出場というのは、そこまで強調されることではないかもしれない。しかし乾は大久保を上回り、スペインサッカーで最も多くの試合に出場した日本人選手となった。エイバルのウィングは18カ月を要して、日本大使の最たる存在になったのだ」と記している。
『マルカ』紙はまた、乾が「ロッカールームでは愛される存在で、いつもからかいの対象になっている」とチームに溶け込んでいることを強調。そして日本人MFがエスパニョール戦、ベティス戦、アトレティコ・マドリー戦など、ここ数カ月間にわたって「煌びやかなプレーを連発」しており、「最高のバージョンに近づきつつある」との見解を示した。
しかし同紙も、選手本人と同様に今季ゴールを記録していないことを課題に挙げる。「エイバルの攻撃を引っ張るため、乾に欠けているのは得点だけ」として、記事を締めている。
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外交目的で突然の離脱となったMF乾貴士についてエイバル指揮官「苦しむことになるのは乾」
▽日本で行われる安倍晋三首相主催の夕食会に出席することが正式に発表されたエイバルのMF乾貴士だが、指揮官のホセ・ルイス・メンディリバル監督は不満をあらわにした。試合前日会見でコメントした。 ▽乾はスペイン国王夫妻が来日するため、一時帰国決定。6日に都内で行われる安倍首相主催の夕食会に出席する予定だという。クラブ側には日本政府からスペインの日本大使館を通じて招待状が送付。乾の離脱による影響を考慮した上で、国際化戦略の効果を見込んで一時離脱を許可したようだ。 ▽しかし、この影響で乾は1試合の欠場が確定。チームを率いるメンディリバル監督にとっては、チームの中心選手になりつつある乾の離脱は痛手となり、今回の決定を快く思っていないようだ。 「これによって、アドバンテージを得ることができる誰かがいる。そして、そのアドバンテージを利用する誰かが居るならば、苦しむことになるのは乾だ」 「これは外交を目的としたものであり、我々は誰かを欠くことことなど考えていなかった」 2017.04.01 12:08 Sat2