10人のシティがクリシ&アグエロ弾を守り切り、2017年初戦を白星で飾る!《プレミアリーグ》

2017.01.03 02:06 Tue
Getty Images
マンチェスター・シティは2日、プレミアリーグ第20節でバーンリーと対戦し、2-1で勝利した。

▽前節のリバプール戦(0-1)から中1日での過密日程で11位のバーンリー(勝ち点23)を本拠地エティハド・スタジアムに迎えた5位のシティ(勝ち点39)は、リバプール戦から先発メンバーを4人変更。アグエロやシルバ、ストーンズ、サバレタをベンチに置き、イヘアナチョやヘスス・ナバス、サーニャ、クリシをスタメンで起用した。

▽フェルナンジーニョをアンカーに配置した[4-1-4-1]で2017年の初戦に臨んだシティは、開始7分に決定機。中盤でのボールカットからショートカウンターを仕掛けると、スターリングのスルーパスに反応したイヘアナチョがGKとの一対一を迎えるが、飛び出したGKヒートンがブロック。この跳ね返りを拾ったヤヤ・トゥーレがゴール前のスターリングに繋いだが、シュートは再びGKヒートンに防がれた。

▽決定的なチャンスを逃したシティは、8分にもヤヤ・トゥーレのスルーパスをボックス手前で受けたイヘアナチョが、ボックス右からゴール左を狙ったシュートを放ったが、ボールはゴール左に外れた。さらに19分には、ショートコーナーからヤヤ・トゥーレがミドルシュートを放ったが、GKヒートンの正面を突いた。
▽圧倒的なポゼッションで試合の主導権を握るシティ。しかし、32分にフェルナンジーニョがクデュムンドソンに正面から両足タックルを見舞い、一発レッドで退場に。シティは先制ムード漂う中で数的不利を強いられることになった。

▽一方、数的優位を手にしてようやく攻勢に転じたバーンリーだったが、ヤヤ・トゥーレを1列下げてバランスを崩さないシティを前に枠内シュートを放てず、前半はゴールレスで終了した。
▽迎えた後半、シティはイヘアナチョとヘスス・ナバスを下げて、アグエロとシルバを投入。すると58分、スターリングの右クロスのこぼれ球をボックス左で拾ったクリシがカットインからシュート。右ポストに当たったボールがそのままゴールに吸い込まれた。

▽先制に成功したシティは、62分にも追加点。デ・ブライネのスルーパスに反応したスターリングがGKとの一対一を迎えると、飛び出したGKヒートンのブロックで跳ね返ったボールを、アグエロがゴール右角度のない位置から叩き込んだ。

▽2点のリードを許したバーンリーのダイチェ監督は69分、バーンズを下げてボークスをピッチに送り出す。すると、直後の70分にセットプレーから1点を返す。左CKをニアでマイケル・キーンがフリックすると、ボークスがヘディングシュート。これはゴールライン手前でオタメンディにブロックされたが、こぼれ球をミーが押し込んだ。

▽試合終盤、シティはスターリングを下げてストーンズを投入し、逃げ切りを図る。その後もバーンリーの攻撃を最後まで跳ね返し続けたシティが、苦しみながらも2017年を白星スタートで飾った。

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