FC東京所属のFW平山相太が仙台に完全移籍! 今季はJ1で15試合5得点を記録

▽ベガルタ仙台は27日、FC東京所属のFW平山相太(31)を完全移籍で獲得したことを発表している。

▽福岡県出身の平山は、2005年に筑波大学よりオランダのヘラクレス・アルメロに加入し、プロキャリアをスタート。デビュー戦となったデン・ハーグ戦には後半から途中出場し、デビュー戦で2得点を挙げ、同シーズンで途中出場も多い中でチームトップの8得点を記録した。

▽国見高校に所属していた高校時代には、第82回全国高校サッカー選手権で中心選手として活躍し、大会史上初となる2年連続得点王に輝く。また、アテネオリンピックアジア最終予選では高校生で唯一日本代表に選出され、大学時代にはアテネオリンピック本戦にも出場している。
▽2006年にFC東京に加入した同選手は、2009年のナビスコカップ決勝戦の川崎フロンターレ戦でヘディングゴールを決め、自身プロ入り後初のタイトル獲得に貢献。翌年には、日本代表に初選出され、アジアカップ予選、東アジアサッカー選手権2010に出場している。

▽今シーズンは明治安田生命J1リーグで15試合5得点、天皇杯で2試合1得点を記録している。J1通算168試合33得点、J2通算1試合0得点を記録。▽仙台への完全移籍が決定した平山は、両クラブの公式サイトを通じて以下のコメントを残している。

◆ベガルタ仙台
「このたび、FC東京からベガルタ仙台に移籍することになりました、平山相太です。ベガルタ仙台のファン・サポーターの方々に認めていただけるよう日々努力し、成長したいと思います。ベガルタゴールドに染まったユアテックスタジアム仙台が歓喜に包まれるようなゴールを狙い続けていきます。応援よろしくお願いします」

◆FC東京
「この度、ベガルタ仙台に移籍することになりました。FC東京には11年在籍させていただき、感謝しています。クラブにも自分にもその間にたくさんの出来事があり忘れられない思い出となっています。また、FC東京でのサッカー選手生活を通じて人としても成長出来たと思っています。このクラブで出会った方々、そしてFC東京のファン・サポーターの方々、みんながファミリーだと感じています。所属するチームは変わりますが、これからも引き続き応援していただければ自分の力になるので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。11年間本当にありがとうございました」