ウーデゴールへの関心が薄れているレンヌ「もし6カ月彼が加わっても出場機会はない」

▽レンヌはレアル・マドリー所属のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールを獲得しない意向を示した。 イギリス『スカイ・スポーツ』がレンヌのローカルテレビ局『TVR』の番組内でのインタビューを引用して伝えている。▽ウーデゴールは、"ノルウェーの神童"として、昨シーズンにレアル・マドリーに加入。2015年5月にはクラブ史上最年少となる16歳156日でトップチームデビューを果たすも、通算2試合の出場にとどまっている。現在、2部B(実質3部)に属するレアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)で経験を積んでいる同選手に今夏、レンヌが獲得に乗り出した。しかし、国際サッカー連盟(FIFA)の18歳までのサッカーを目的とした国際移籍の禁止という規定により、移籍が実現しなかった。▽ところが、今月に入り、18日に18歳の誕生日を迎えるウーデゴールに対してレンヌが再び期限付き移籍での獲得を検討しているとの報道が伝えられ、同選手も4日のリーグ・アン第16節のレンヌvsサンテチェンヌを現地観戦し、レンヌへの移籍が現実味を帯びてきた。
▽しかし、レンヌの会長を務めるルネ・ルエーロ氏は同クラブ率いるクリスティアン・グルキュフ監督が、すでにウーデゴールへの興味が薄れていると述べており、獲得しない意向を示した。

「クリスティアン(・グルキュフ監督)はウーデゴールを観て、彼が試合に出る準備ができていない、努力する必要があると言ったんだ」「もし、我々のチームに彼が6カ月加わったとしても、プレーはできない、もしくはほとんど出場機会は与えることはできないだろうね。だから彼に対しての関心がないよ」

「18カ月間いるのであれば、急いで獲得のための行動をするだろう。レンヌには他のクラブのためにポジションを空けるほどの選手はいないよ」