9人のベシクタシュ、敗退決定済みのディナモ・キエフに6失点惨敗で敗退《CL》

▽ベシクタシュは6日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループB最終節でディナモ・キエフとのアウェイ戦に臨み、0-6で大敗した。

▽勝利すればグループステージ突破となる3位ベシクタシュ(勝ち点7)が、既に敗退の決まっている最下位ディナモ・キエフ(勝ち点2)のホームに乗り込んだ一戦。

▽ディナモ・キエフにポゼッションを譲る中、自陣に引いてカウンターを狙っていたベシクタシュだったが、9分にスローインを受けたヤルモレンコにゴールエリア右まで進入される。そして丁寧に送られたクロスをベセディンに押し込まれ、先制を許してしまった。
▽失点を受けてベシタクシュが前がかる中、22分に左サイドからのクアレスマの右足クロスが直接ゴールへ向かったが、わずかに枠の右へ。さらに26分、アブバカルがボックス右から決定的なシュートを浴びせるも、枠の左に外れる。

▽すると28分にPKを献上してしまう。ディフェンスライン裏を取ったデルリス・ゴンサレスをベックがボックス内で倒してしまい、一発レッドカードを受けるとともにPK献上となった。これをヤルモレンコに決められて追加点を献上してしまう。▽さらに32分、自陣でのD・トシッチのボールロストから最後はブヤルスキーに決められると、自陣に引くディナモ・キエフを崩せないベシクタシュは追加タイム2分、デルリス・ゴンサレスのミドルシュートがディフレクトしてゴールに吸い込まれ、0-4で前半を終えた。

▽後半も押し込まれるベシクタシュは51分、リバルカのミドルシュートでゴールを脅かされると、56分に主審の判定にイラついたアブバカルがボールを蹴り出して2枚目のイエローカードを受け、退場となってしまう。

▽9人となったベシクタシュは60分にシドルチェク、77分に途中出場のジュニール・モラエスにもゴールを許して6失点惨敗。グループステージ敗退に終わった。