ホーム等々力で粘りを見せた川崎F、PK戦の末に浦和を下してベスト8進出《天皇杯》
2016.11.12 22:33 Sat
▽12日、第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会の4回戦が開催され、等々力陸上競技場で行われた川崎フロンターレ(J1)vs浦和レッズ(J1)は、3-3で延長戦でも決着がつかず、PK戦を4-1で制した川崎Fが準々決勝に進出した。
▽J1年間勝ち点1位の浦和と2位の川崎Fが激突した。奈良、大島、小林に加えて大黒柱の中村が欠場した川崎Fは板倉をボランチに据え、ケガから復帰のチョン・ソンリョンをスタート起用した。一方、日本代表に選出された守護神の西川と槙野を欠く浦和は、大谷と宇賀神を起用。それ以外はほぼベストメンバーを先発に揃えた。
▽チャンピオンシップ決勝戦で相まみえる可能性がある両者の一戦は序盤、浦和が攻勢に出る。8分、中盤でボールを受けた武藤がミドルシュート。これが枠を捉えるも、GKチョン・ソンリョンに阻まれる。続く9分には興梠がゴールに迫るが、ここもGKチョン・ソンリョンが片手でブロック。浦和が立て続けにチャンスを作るも先制点とはならない。
▽そんな中、浦和は42分、遠藤のフィードに反応した関根がボックス内に侵攻。DFにドリブルを阻まれるも、こぼれたボールを押し込んだ武藤がネットを揺らす。しかし、これがオフサイドの判定。互いにチャンスを決め切れず、ゴールレスで試合を折り返した。
▽浦和は、後半から高木に代えて李、58分に柏木に代えて青木を投入。すると71分、ついに均衡が破れる。森脇がディフェンスラインの背後にロングボールを供給すると、興梠が反応。ワントラップでGKをかわし、ゴールに流し込み、浦和が待望の先制点を手にする。
▽しかし、その2分後、ボックス左から興梠がクロスを上げると、李が頭で合わせる。これはチョン・ソンリョンに片手でかき出されるも、途中出場の登里がクリアミス。相手のオウンゴールというラッキーな形で浦和が勝ち越す。
▽このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、左サイドでボールを受けた登里のクロスが森本の下へ。これを受けた森本が冷静に流し込み、川崎Fが土壇場で同点に追いつくと、試合は延長戦へともつれ込んだ。
▽97分、ドリブルでボールを持ち上がった青木が、右サイドの李とパス交換。リターンパスを受けた青木が押し込み、浦和が3-2で再び勝ち越す。しかし、川崎Fが116分、敵陣中央左から三好がクロス。板倉がヘディングで中央に折り返し、エドゥアルドが頭で捻じ込み、三度試合を振り出しに戻した。
▽その後、120分でも決着はつかず、PK戦に突入すると、先攻の川崎Fは大久保、三好、エドゥアルドと3人目まで成功。対する浦和は阿部が決めると、2人目のズラタン、3人目の興梠が連続で失敗。結局、4人目のエドゥアルドまで全員PK成功の川崎Fが準々決勝進出を果たした。
▽J1年間勝ち点1位の浦和と2位の川崎Fが激突した。奈良、大島、小林に加えて大黒柱の中村が欠場した川崎Fは板倉をボランチに据え、ケガから復帰のチョン・ソンリョンをスタート起用した。一方、日本代表に選出された守護神の西川と槙野を欠く浦和は、大谷と宇賀神を起用。それ以外はほぼベストメンバーを先発に揃えた。
▽チャンピオンシップ決勝戦で相まみえる可能性がある両者の一戦は序盤、浦和が攻勢に出る。8分、中盤でボールを受けた武藤がミドルシュート。これが枠を捉えるも、GKチョン・ソンリョンに阻まれる。続く9分には興梠がゴールに迫るが、ここもGKチョン・ソンリョンが片手でブロック。浦和が立て続けにチャンスを作るも先制点とはならない。
▽浦和は、後半から高木に代えて李、58分に柏木に代えて青木を投入。すると71分、ついに均衡が破れる。森脇がディフェンスラインの背後にロングボールを供給すると、興梠が反応。ワントラップでGKをかわし、ゴールに流し込み、浦和が待望の先制点を手にする。
▽ところが、失点後に車屋を諦めて森本を送り込んだ川崎Fは80分、バイタルエリアから大久保が放ったシュートがボックス内の森脇の手に当たって、PKのチャンスを獲得。このPKを大久保が冷静に沈め、同点に追いつく。
▽しかし、その2分後、ボックス左から興梠がクロスを上げると、李が頭で合わせる。これはチョン・ソンリョンに片手でかき出されるも、途中出場の登里がクリアミス。相手のオウンゴールというラッキーな形で浦和が勝ち越す。
▽このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、左サイドでボールを受けた登里のクロスが森本の下へ。これを受けた森本が冷静に流し込み、川崎Fが土壇場で同点に追いつくと、試合は延長戦へともつれ込んだ。
▽97分、ドリブルでボールを持ち上がった青木が、右サイドの李とパス交換。リターンパスを受けた青木が押し込み、浦和が3-2で再び勝ち越す。しかし、川崎Fが116分、敵陣中央左から三好がクロス。板倉がヘディングで中央に折り返し、エドゥアルドが頭で捻じ込み、三度試合を振り出しに戻した。
▽その後、120分でも決着はつかず、PK戦に突入すると、先攻の川崎Fは大久保、三好、エドゥアルドと3人目まで成功。対する浦和は阿部が決めると、2人目のズラタン、3人目の興梠が連続で失敗。結局、4人目のエドゥアルドまで全員PK成功の川崎Fが準々決勝進出を果たした。
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