エイバル、ベベの豪快ミドルでソシエダに快勝! 乾はベンチ外《リーガエスパニョーラ》
2016.09.24 22:30 Sat
24日に行われたリーガエスパニョーラ第6節、エイバルvsレアル・ソシエダは、ホームのエイバルが2-0で勝利している。エイバルMF乾貴士はベンチ外となり、出場しなかった。
エイバルを率いるメンディリバル監督は、この試合で4-4-2のシステムを採用。GKリエスゴ、DFルナ、ルジューヌ、ガルベス、カパ、MFダニ・ガルシア、エスカランテ、ペドロ・レオン、ベベ、FWキケ、エンリクを起用する。
1-2と敗れた前節マラガ戦で開幕節デポルティボ戦以来となる先発出場を果たして先制点の起点となった乾だが、ソシエダ戦ではベンチ外に。新戦力を4人スタメンとしたエイバルは、両サイドのP・レオンとベベを中心に攻撃を組み立てていく。
一方、前節ホーム初勝利を飾り、エイバルと同じく勝ち点7(両者2勝1分け2敗)のソシエダは、エースのベラを攻撃の軸とする。18分には、そのベラのクロスにフアンミが飛び込む。だが、これは枠を捉えることができない。
最初のピンチをしのいだエイバルは、サイドアタックから活路を見いだす。23分、P・レオンの鋭いクロスが中央へ。一旦はGKルジにパンチングで弾かれたが、こぼれ球をベベがヘディングで叩く。枠内に向かっていたボールがエルストンドの手に当たると、主審はすかさずPKを指示。決定機を阻止したエルストンドにはレッドカードが提示された。
しかしながら、P・レオンがここでまさかのPK失敗。数的優位になりながら先制点を挙げられず、試合はスコアレスで後半に向かう。
エイバルイレブンはハーフタイムを終え、1点を奪うという明確な意図を共有してピッチに戻って来る。そして56分、ついに試合が動いだ。右サイドを突破したカパのパスを受けたエスカランテが、ボックス内に入るやいなや思い切って右足を振り抜く。このシュートがイジャラメンディに当たってGKルジの逆を突き、そのまま枠内へと転がった。ソシエダにとっては不運な形で、エイバルにとっては幸運が手伝ってのゴールが生まれた。
勢いに乗るエイバルは65分、追加点を奪う。左サイドからのクロスが一度ソシエダDFにクリアされたあと、それを拾ったベベがミドルレンジから右足を一閃。およそ25メートルの距離から時速122キロを記録する弾丸シュートが決まり、エイバルがソシエダを突き放した。
ソシエダはその後シャビ・プリエトを投入して攻撃を活性化させるも、1点が遠かった。エイバルは今季3勝目で暫定4位に浮上。対するソシエダは10位に位置している。
提供:goal.com
エイバルを率いるメンディリバル監督は、この試合で4-4-2のシステムを採用。GKリエスゴ、DFルナ、ルジューヌ、ガルベス、カパ、MFダニ・ガルシア、エスカランテ、ペドロ・レオン、ベベ、FWキケ、エンリクを起用する。
1-2と敗れた前節マラガ戦で開幕節デポルティボ戦以来となる先発出場を果たして先制点の起点となった乾だが、ソシエダ戦ではベンチ外に。新戦力を4人スタメンとしたエイバルは、両サイドのP・レオンとベベを中心に攻撃を組み立てていく。
一方、前節ホーム初勝利を飾り、エイバルと同じく勝ち点7(両者2勝1分け2敗)のソシエダは、エースのベラを攻撃の軸とする。18分には、そのベラのクロスにフアンミが飛び込む。だが、これは枠を捉えることができない。
最初のピンチをしのいだエイバルは、サイドアタックから活路を見いだす。23分、P・レオンの鋭いクロスが中央へ。一旦はGKルジにパンチングで弾かれたが、こぼれ球をベベがヘディングで叩く。枠内に向かっていたボールがエルストンドの手に当たると、主審はすかさずPKを指示。決定機を阻止したエルストンドにはレッドカードが提示された。
しかしながら、P・レオンがここでまさかのPK失敗。数的優位になりながら先制点を挙げられず、試合はスコアレスで後半に向かう。
エイバルイレブンはハーフタイムを終え、1点を奪うという明確な意図を共有してピッチに戻って来る。そして56分、ついに試合が動いだ。右サイドを突破したカパのパスを受けたエスカランテが、ボックス内に入るやいなや思い切って右足を振り抜く。このシュートがイジャラメンディに当たってGKルジの逆を突き、そのまま枠内へと転がった。ソシエダにとっては不運な形で、エイバルにとっては幸運が手伝ってのゴールが生まれた。
勢いに乗るエイバルは65分、追加点を奪う。左サイドからのクロスが一度ソシエダDFにクリアされたあと、それを拾ったベベがミドルレンジから右足を一閃。およそ25メートルの距離から時速122キロを記録する弾丸シュートが決まり、エイバルがソシエダを突き放した。
ソシエダはその後シャビ・プリエトを投入して攻撃を活性化させるも、1点が遠かった。エイバルは今季3勝目で暫定4位に浮上。対するソシエダは10位に位置している。
提供:goal.com
エイバルの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
エイバルの人気記事ランキング
1
偉大な父がW杯優勝を成し遂げた“26歳”…2部エイバルで奮闘のリュカ・ジダンにとうとう大きな栄光か
あまりに偉大なフットボーラーを父に持つフランス人GKリュカ・ジダン(26)。ある種の呪縛を乗り越え、とうとう大きな栄光か。スペイン『Relevo』がレポートする。 サッカー史上最も偉大なフットボーラーの1人であるジネディーヌ・ジダン氏。フランス代表としてW杯とユーロを制し、クラブキャリアでもCL制覇を2度…そんな男が監督としてCL3連覇という大偉業までやってのけてしまった。 氏を父に持つのは、リュカ・ジダン。 父がレアル・マドリーでの現役時代から自身も下部組織入りし、父の指揮するトップチームでデビューも。ただ、レンタル先のスペイン2部ラシンで正GKとして3部降格を経験、マドリー退団で移籍したラージョでは定位置を掴めず。 そんなこんなで22-23シーズンに辿り着いたのが、現所属の2部エイバル。 1年目から正GKとなったリュカは今季、スペイン2部全試合出場でチームは3位。現在ラ・リーガ昇格プレーオフ準決勝・オビエド戦を戦っており、敵地1stレグは0-0ドロー…『Relevo』いわく、リュカの再三にわたるセーブがなければ「エイバルは終わっていた」という。 リュカは試合後、「粘り強くドローをもぎ取った。無失点で終わらせれたし、ホームで勝つ。僕たちならいける」と2ndレグへ闘志。 リュカ・ジダン26歳。偉大な父を持つ故に、幼少期からその名前を知られた男だが、父がフランスに初のW杯優勝をもたらし、名声を揺るがぬものとしたのも26歳。1998年生まれの守護神はエイバルに歓喜をもたらせるか。 「この姓がフットボーラーとしてポジティブだった瞬間は、ハッキリ言って一度もない。サッカーの世界で、僕はリュカとして見られたい」 2024.06.09 20:00 Sun2
外交目的で突然の離脱となったMF乾貴士についてエイバル指揮官「苦しむことになるのは乾」
▽日本で行われる安倍晋三首相主催の夕食会に出席することが正式に発表されたエイバルのMF乾貴士だが、指揮官のホセ・ルイス・メンディリバル監督は不満をあらわにした。試合前日会見でコメントした。 ▽乾はスペイン国王夫妻が来日するため、一時帰国決定。6日に都内で行われる安倍首相主催の夕食会に出席する予定だという。クラブ側には日本政府からスペインの日本大使館を通じて招待状が送付。乾の離脱による影響を考慮した上で、国際化戦略の効果を見込んで一時離脱を許可したようだ。 ▽しかし、この影響で乾は1試合の欠場が確定。チームを率いるメンディリバル監督にとっては、チームの中心選手になりつつある乾の離脱は痛手となり、今回の決定を快く思っていないようだ。 「これによって、アドバンテージを得ることができる誰かがいる。そして、そのアドバンテージを利用する誰かが居るならば、苦しむことになるのは乾だ」 「これは外交を目的としたものであり、我々は誰かを欠くことことなど考えていなかった」 2017.04.01 12:08 Sat3
“セクシーフットボール”で脚光浴びた野洲高同期が再会! その場にマドリー下部組織所属の“ピピ”こと中井卓大も
▽エイバルに所属する日本代表MF乾貴士と清水エスパルスに所属するFW村田和哉が野洲高校の同期らと再会を果たしたようだ。 ▽乾はセゾンフットボールから野洲高校に進学。2年生でレギュラーの座を掴み取ると、1学年上の現在ウェスタン・シドニー・ワンダラーズに所属するMF楠神順平や同級生の北海道コンサドーレ札幌DF田中雄大らと共に2006年度の第84回全国高等学校サッカー選手権大会優勝を果たした。淡海ジュニアユースFCから進学した村田は、3年時にレギュラーとして乾や田中と共に第85回全国高等学校サッカー選手権大会に出場。3回戦で敗退となったものの、個人技を重視したトリッキーなドリブルやヒールパスを駆使したスタイルが「セクシーフットボール」と称され、いち躍脚光を浴びた。 ▽ウィンターブレークで帰国中の乾とオフシーズン中の村田は、高校時代の盟友たちと再会。そこには現在マドリーの下部組織でプレーする滋賀県出身の中井卓大の姿もあり、共に身体を動かしたようだ。 ▽乾は自身のツイッター(@takashi73784537)で高校時代、共に戦った仲間と旧交を温めたことを報告。村田もツイッター(@mkazu8)を更新し、将来が期待される中井に衝撃を受けたことを告白している。※絵文字省略 ◆乾貴士 「昨日はピピ君と野洲高校の同い年のサッカー部の友達とサッカーしました! 皆んな、ピピ君に会いたくて集まったミーハー野郎です。笑 でも、久しぶりに会えたし、一緒にサッカーできたし、楽しかったー(^^)」 ◆村田和哉 「スペインから乾が帰ってきたので野洲高校で同期たちとサッカーをしました。コンサドーレの田中、奈良クラブでプレーしていた志水、久々にみんなとボールを蹴れて楽しかったです。滋賀県出身で現在レアル・マドリードの下部組織でプレーしている中井卓大くんもきてくれました。日本の宝は凄かったです!」 2017.12.27 14:07 Wed4
バルサ、エイバルが購入したDFククレジャを倍額で買い戻し
バルセロナは16日、エイバルのU-21スペイン代表DFマルク・ククレジャ(20)を買い戻したことを発表した。 ククレジャは、エスパニョールのユースから2012年7月にバルセロナの下部組織に入団。2018年7月にトップチームへと昇格すると、同年8月にエイバルへとレンタル移籍する。 2018-19シーズンはエイバルでレギュラーとしてプレー。リーガエスパニョーラで31試合に出場し1ゴール2アシストを記録。左サイドバックや左サイドハーフなどでプレーすると、エイバルが200万ユーロ(約2億4300万円)の買い取りオプションを行使していた。 しかし、この度バルセロナが400万ユーロ(約4億8500万円)に設定された買い戻し条項を発動させ、エイバルから買い戻すことに成功している。 ククレジャは2017-18シーズンのコパ・デル・レイ、レアル・ムルシア戦でバルセロナのトップチームデビュー。しかし、それ以降は出場せず、Bチームでは2シーズンで公式戦54試合に出場し1ゴール8アシストを記録していた。 2019.07.16 23:50 Tue5