【CLグループF展望】レアル・マドリーとドルトムントが本命
2016.09.14 12:01 Wed
▽昨季王者レアル・マドリーとドルトムントが揺るぎない本命。主力が流出したスポルティングが2強に食い込めるかだが、レギア・ワルシャワは蚊帳の外だ。

◎本命:レアル・マドリー
○対抗:ドルトムント
△連下:スポルティング・リスボン
☆大穴:レギア・ワルシャワ
◆現状維持も昨季王者が本命~レアル・マドリー~
◆2年ぶりCLで旋風巻き起こす~ドルトムント~
◆スリマニ&ジョアン・マリオ放出を跳ね除けられるか~スポルティング・リスボン~
◆21年ぶり本選出場も…~レギア・ワルシャワ~

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◆編集部予想◎本命:レアル・マドリー
○対抗:ドルトムント
△連下:スポルティング・リスボン
☆大穴:レギア・ワルシャワ
◆現状維持も昨季王者が本命~レアル・マドリー~

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▽昨季2大会ぶりにCL王者に返り咲いたレアル・マドリーがこのグループの本命だ。ジダン監督就任で最悪のシーズンになりかけていた昨季を挽回し、11度目のCL優勝を果たした白い巨人は新シーズンに向けて大きな動きを見せなかった。補強はモラタを買い戻したのみで、放出も若手を除いてなく継続路線を採っている。ただ、カンテラ出身のアセンシオがブレイクの兆しを見せており、ジダン体制2季目の今季も十分に期待が持てそうだ。連覇を目指すレアル・マドリーにとってGS突破は単なる通過点に過ぎない。◆2年ぶりCLで旋風巻き起こす~ドルトムント~

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▽トゥヘル体制となって復活し、ブンデス2位となったドルトムント。2年ぶりのCL出場となった中、フンメルス、ムヒタリャン、ギュンドアンの主軸3選手がクラブを離れたが、フロントは十分な補強を施した。ゲッツェを買い戻し、フランスの新星デンベレ、トルコの新星エムレ・モル、恩師の下で復活を目指すシュールレ、ハードワーカーのローデ、ビルドアップ能力に優れるバルトラにユーロ王者ポルトガルの左SBラファエウ・ゲレイロと好補強が敢行された。毎試合メンバーを変える豊富な戦術を持つトゥヘル監督の下、まずはGSで大暴れといきたい。2列目にはライバルが非常に多いが、香川の欧州での活躍にも期待だ。
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▽ポルトガルリーグで2位となったスポルティングが、2大会ぶりにCLへ戻ってきた。ただ、昨季ポルトガルリーグで27ゴールのスリマニと、ユーロ王者となったポルトガルの推進力として活躍したJ・マリオの両主軸が莫大な移籍金を残してクラブを離れた。代役にはドストやジョエル・キャンベル、マルコビッチといったアタッカーを補強。2季目を迎えるジョルジュ・ジェズス監督の下、攻撃陣を再構築できれば2強に風穴を開けられるかもしれない。◆21年ぶり本選出場も…~レギア・ワルシャワ~

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▽予選2回戦から勝ち上がり、1995-96シーズンにベスト8進出を果たして以来、21年ぶりにCL出場を果たしたポーランド王者。過去5年で2度ELに出場し、欧州での経験値を積み上げてきた。そのレギア・ワルシャワの中心選手はキャプテンのポーランド代表DFパズダン、同国代表MFヨドロヴィエツの2選手。ただ2強はおろか、スポルティングを上回ることも難しい戦力だ。レアル・マドリーの関連記事
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