エイバル、数的不利ながらもグラナダに2-1勝利 乾は招集外《リーガエスパニョーラ》

2016.09.12 03:17 Mon
11日のリーガエスパニョーラ第3節、エイバルは敵地ロス・カルメネスでのグラナダ戦を2−1で制した。日本人MF乾貴士は招集外となっている。

超攻撃サッカーを実践するリーガの名物指揮官、パコ・ヘメス監督率いるグラナダと対戦したエイバル。序盤からホームチームのボールポゼッションを許すと、32分にはGKリエスゴがペナルティエリア手前でポンセを倒して一発退場となり、数艇不利に陥る。

しかしながら43分、ペドロ・レオンがエイバルに先制点をもたらした。今夏にエイバルに加わった元レアル・マドリーMFは、バイタルエリアでウチェを抜き去りスペースを得ると、右足を一閃。ボールはGKオチョアの目前でバウンドし、枠内に収まった。

後半、グラナダは左サイドバックのタバノウ、ボランチのウチェに代えてブエノ、クラヴェツとアタッカー2選手を投入。パコ・ヘメス監督お馴染みのビハインド時の3バックシステムへの変更で同点、さらには逆転を狙う。対して10人のエイバルは押し込まれながらも、速攻やセットプレーから幾度か決定機を迎えた。

けれども79分、グラナダがついにその攻勢を実らせる。コーナーキックからポンセがヘディングシュートを放つと、ボールはクロスバーに直撃。そのこぼれ球をクラヴェツが押し込み、スコアをタイに戻した。

その後エイバルは、今季初勝利への執念を見せるグラナダの猛攻に耐え続ける。数的不利であることを考慮すれば勝ち点1でも上出来だと思われた。が、試合終了間際の93分に仕掛けたカウンターから、途中出場のエンリッチが勝ち越し弾を記録。劣勢だったエイバルが、劇的な形で勝ち点3を持ち帰ることに成功している。

ここまでの成績を2勝1敗としたエイバルは暫定で6位に浮上。1分け2敗のグラナダは暫定で16位につけている。


提供:goal.com

PR

グラナダの関連記事

元フランス代表MFマキシム・ゴナロン(35)が現役を引退したことを発表した。 今夏にクレルモンを退団して以降、フリーの状態が続いていたゴナロンは16日、自身のインスタグラムを通じてスパイクを脱ぐ決断を明かした。 「長年ピッチの上で過ごしてきたこのキャリアに終止符を打つことを発表します。常に夢の実現だと考えて 2024.10.17 07:00 Thu
レアル・マドリーは30日、元U-23ブラジル代表MFヘイニエル(22)がセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のグラナダに1年間のレンタル移籍で加入することを発表した。 フラメンゴの下部組織で育ったヘイニエルは、“NEXTカカ”として大きな期待を受けて2020年1月にマドリーへ完全移籍で加入した。 しかし、 2024.08.31 00:07 Sat
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のグラナダは8日、ビジャレアルのスペイン人MFマヌエル・トリゲロス(32)をフリーで獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの2年間となっている。 バルセロナ、ムルシアの下部組織で育ったセントラルMFのトリゲロスは、2010年夏にビジャレアルに移籍。2013年8月 2024.08.09 06:30 Fri
プリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)のマルベージャFCは23日、グラナダの元スペイン代表FWホセ・カジェホン(37)が完全移籍で加入することを発表した。契約期間は1年間となる。 カジェホンは、レアル・マドリーの下部組織育ちで、カスティージャからエスパニョールへと完全移籍するも、2011年7月にマドリーに復帰 2024.07.24 23:25 Wed
ラージョ・バジェカーノは17日、グラナダからスペイン人MFジェラール・グンバウ(29)がレンタル移籍で加入することを発表した。 グンバウは、ジローナの下部組織で育ち、バルセロナB(現:バルサ・アトレティック)へ移籍。レガネスへの移籍を経て、2019年8月にジローナに復帰した。 その後、エルチェへと移籍すると 2024.07.17 18:40 Wed

ラ・リーガの関連記事

リバプールからの退団を発表したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(26)だが、移籍先の候補となっているレアル・マドリーは早期契約を望んでいるという。 アレクサンダー=アーノルドはアカデミー時代からリバプールで20年を過ごした中、契約満了を迎える今シーズン限りでの退団を発表した。 右サイ 2025.05.06 19:50 Tue
去就が注目を集めているレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督(65)だが、どうやら退任の条件で合意に至ったという。『The Athletic』が伝えた。 2度目のマドリーを指揮しているアンチェロッティ監督。2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を制するなど、結果を残している一方で、今シーズン 2025.05.06 07:45 Tue
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、イタリア代表としてプレーしていたキャリアがあったことを明かした。 ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスでプロキャリアをスタートさせたハフィーニャはスポルティングCP、スタッド・レンヌ、リーズ・ユナイテッドでプレー。2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入した。 2025.05.05 23:05 Mon
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がまずまずの評価を受けた。 4日、ラ・リーガ第34節でソシエダはアスレティックをホームに迎えた。 久保はこの試合に先発出場。チームはゴールが遠くゴールレスドローに終わった。ソシエダはこれでリーグ戦4試合勝利から遠ざかり、来シーズンのヨーロッパの大会出場権獲得で厳しい状況 2025.05.05 21:25 Mon
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、アスレティック・ビルバオ戦を振り返り、自身の去就にも言及した。スペイン『El Desmarque』が伝えた。 4日、ラ・リーガ第34節でソシエダはアスレティックをホームに迎えた。 久保はこの試合に先発出場。チームはゴールが遠くゴールレスドローに終わった。ソシエダはこ 2025.05.05 18:50 Mon

グラナダの人気記事ランキング

1

グラナダ、リーベル・プレートからGKバタージャをレンタル移籍で獲得!

グラナダは3日、リーベル・プレートからアルゼンチン人GKアウグスト・バタージャ(27)を買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得した。 5歳の頃にリーベル・プレートの下部組織に入団したバタージャは、U-20アルゼンチン代表として南米ユース選手権やU-20ワールドカップで活躍した2015年にレアル・マドリーからレンタル移籍でのオファーを受けたが、これを拒否してリーベル・プレートに残留。 その後、2016年にトップチームデビューを飾ると、クラブを去ったGKマルセロ・バロベロの後釜として守護神の座を獲得。しかし、2017年6月にGKヘルマン・ルクスや2018年1月にGKフランコ・アルマーニが加入したことで序列を下げ、アルゼンチンの国内クラブやチリのクラブへレンタル移籍を繰り返すことに。 2021シーズン途中からレンタル移籍で加入したサン・ロレンソでは、守護神として1年半の在籍で公式戦70試合に出場し40試合でクリーンシートを達成。2023年シーズンのリーガ・プロフェシオナル(アルゼンチン1部)ベストイレブンにも選出された。 2024.01.04 00:01 Thu
2

バルセロナ生まれのグラナダMF、誕生した男の子に“モドリッチ”と名付ける

▽グラナダに所属するスペイン人MFハビ・マルケスは、誕生した男の子にレアル・マドリーのスター選手の名前を授けたようだ。 ▽グラナダは10日、クラブの公式ツイッターを通じ、ハビ・マルケスに男の子が生まれたことを発表。そして、その名前がレアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチを引用したのか、“モドリッチ”であることも明らかにした。 ▽バルセロナで生まれたハビ・マルケスは、エスパニョールのユースからトップチームに昇格し、2009年にリーガエスパニョーラでデビュー。その後はマジョルカやエルチェでプレーし、2014年夏からグラナダに所属している。また、スペイン代表歴はないものの、カタルーニャ選抜としてプレーしている。 ▽左利きのセントラルハーフであるハビ・マルケスは、将来的に息子がモドリッチのようなプレーメーカーになってくれることを願っているのだろうか。 [写真左はマジョルカ時代のハビ・マルケス] 2016.03.11 02:22 Fri
3

Jリーグ移籍も噂された元バルサFWクエンカがイスラエルのハポエル・ベエルシェバに完全移籍

▽イスラエルのハポエル・ベエルシェバは29日、グラナダから元U-23スペイン代表FWイサーク・クエンカ(26)を完全移籍で獲得することを発表した。フリートランスファーでの加入となり、3年契約を締結したとのことだ。 ▽クエンカは、バルセロナの下部組織出身で、2012年1月にトップチームに昇格。2013年1月からはアヤックスへレンタル移籍すると、2014年7月にデポルティボ・ラ・コルーニャへ完全移籍。2015年8月にはブルサシュポルへ移籍し、2016年2月からグラナダでプレーしていた。 ▽今シーズンのリーガエスパニョーラで25試合に出場し2ゴールを記録していた。 ▽フリーのクエンカにはJリーグ移籍の噂も浮上していたが、新天地には日本ではなくイスラエルを選択。ハポエル・ベッルシェバはチャンピオンズの予選1回戦に出場している。 2017.06.30 12:38 Fri
4

グラナダ、今季7GのベテランFWホルヘ・モリーナと2023年まで契約延長

グラナダは23日、スペイン人FWホルヘ・モリーナ(39)との契約を2023年6月30日まで延長したことを発表した。 アルコヤーノやベニドルムなどのスペイン下部リーグでプレーしてきたホルヘ・モリーナは、2007年に加入した当時セグンダ(スペイン2部)に所属したポリ・エヒドでプロ契約を締結。 その後、エルチェ、ベティス、ヘタフェでのプレーを経て、2020年の夏にグラナダに加入。グラナダでは準主力としてプレーし、ここまで公式戦79試合に出場し24ゴール9アシストをマーク。今季もラ・リーガ27試合(途中出場:13試合)に出場し7ゴールを記録している。 2022.03.24 01:30 Thu
5

レアルで不遇のDFバジェホが3度目のグラナダ行き! 1年間のレンタルで昇格組の力になれるか

ジローナは15日、レアル・マドリーのスペイン代表DFヘスス・バジェホ(26)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 レンタル期間は2024年6月30日までの1年間となる。 バジェホはレアル・サラゴサの下部組織出身で、2015年7月にマドリーへと完全移籍。その後は、サラゴサ、フランクフルト、ウォルバーハンプトン、グラナダへとレンタル移籍を経験した。 2022-23シーズンはマドリーでプレーしたものの、ラ・リーガでは1試合で21分間のプレー。チャンピオンズリーグでも1試合で17分、コパ・デル・レイでも1試合で39分、クラブ・ワールドカップでも1試合で11分の出場に終わっていた。 センターバックと左右のサイドバックでプレーできるバジェホは、過去に2度グラナダで武者修行をしていたバジェホだが、今回が3度目のグラナダ行きとなった。 グラナダは昨シーズンはセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)に所属していたが、見事に優勝を果たし1部に昇格。残留を目指す中で大きな補強となった。 2023.07.15 19:20 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly