飛行機事故のパイロットに例えられたマルセリーノ「撤回しなければ訴える」…ラージョ会長は「メディアに訂正を求める」と声明
2016.09.07 12:44 Wed
▽ラージョのマルティン・プレンサ会長が、ビジャレアルのマルセリーノ・ガルシア・トラル前監督への発言について声明を発表。ねじ曲げられているものだと反論した。クラブ公式サイトで声明を出している。
▽この1件は八百長疑惑が懸けられ、マルセリーノ監督はビジャレアルの監督を追われたが、チームが降格の憂き目にあったプレンサ会長が便乗。ルフトハンザ傘下ジャーマンウイングスの旅客機墜落事故を起こしたパイロットを例に挙げてコメントした。
「マルセリーノ・ガルシア・トラルは、飛行機を墜落させたルフトハンザのクレイジーなパイロットの様なものだ」
▽この発言を受けたマルセリーノ氏は、「公に、マルティン・プレンサのコメントの撤回を求める。私は殺人犯ではない。この例えは酷すぎる」とコメント。「マルティン・プレンサは、私を侮辱している。もし、コメントを撤回せず、公に謝罪しない場合は、裁判所に訴えるだろう」と語っていた。
PR
▽プレンサ会長のラージョは、昨シーズンのリーガエスパニョーラ最終節で2部へ降格した。しかし、最終節ではマルセリーノ監督率いるビジャレアルが、ラージョの残留争いのライバルであるスポルティング・ヒホンと対戦。試合前にヒホンの残留を願っていると語ったマルセリーノ監督率いいるビジャレアルは、ヒホンに0-2で敗戦していた。「マルセリーノ・ガルシア・トラルは、飛行機を墜落させたルフトハンザのクレイジーなパイロットの様なものだ」
▽この発言を受けたマルセリーノ氏は、「公に、マルティン・プレンサのコメントの撤回を求める。私は殺人犯ではない。この例えは酷すぎる」とコメント。「マルティン・プレンサは、私を侮辱している。もし、コメントを撤回せず、公に謝罪しない場合は、裁判所に訴えるだろう」と語っていた。
▽これを受け、プレンサ会長は声明を発表。自身の発言がねじ曲げられているとし、「不運なパイロットとマルセリーノ、ルフトハンザ機の悲劇とは比較するつもりがなかったのは明白だ」とコメント。「私の発言は誤解され、前後関係なく取り出された。メディアには訂正することを求める」とし、ねじ曲がった報道に釘を差した。
PR
|
関連ニュース