南米王者のチリが下位のボリビアにゴールレスドロー…《ロシアW杯南米予選》
2016.09.07 10:44 Wed
▽チリ代表は日本時間の7日、ロシア・ワールドカップ南米予選第8節でボリビア代表と対戦し、ゴールレスドローに終わった。
▽それでもチリは41分、イスラのラストパスからサンチェスがボックス内から右足でシュートを放つ。枠を捉えたシュートだったが、ここはGKダニ・エルナンデスの好セーブにより阻まれるなど、チャンスを作りながらも無得点で試合を折り返した。
▽後半も立ち上がりはチリが主導権を握ったが、徐々にボリビアが押し返していく。迎えた65分にはゴール前の混戦からボリビアのエースに決定機が訪れるが、ここはGKトッセリが好セーブを見せてチリは失点を免れた。さらに76分にはアゾゲがボックス内からシュートを放つなど、再びボリビアが決定機を作り出す。
PR
▽南米王者であるチリは前節のパラグアイ戦で1-2の敗戦を喫して7位に後退している。連敗は避けたい一戦で、ペルーに勝利した8位のボリビアをホームに迎えた。▽サンチェスとE・バルガスの2トップに加え、ビダルらの主力を送り込んだチリは、序盤から相手陣内でのプレーを続けていくが、なかなかゴールが奪えない。さらにボリビアが球際に激しい守備を見せることでチリは思うようにリズムを作れない展開となった。▽後半も立ち上がりはチリが主導権を握ったが、徐々にボリビアが押し返していく。迎えた65分にはゴール前の混戦からボリビアのエースに決定機が訪れるが、ここはGKトッセリが好セーブを見せてチリは失点を免れた。さらに76分にはアゾゲがボックス内からシュートを放つなど、再びボリビアが決定機を作り出す。
▽試合終盤にかけてはお互いに球際で激しさを見せ、ピッチ内で転倒する場面が増える。6分間のアディショナルタイムではチリが猛攻を見せるがボリビアもGKを中心に必死に守り切って試合は終了。南米予選2連戦でチリは勝ち点1の獲得に終わった。
PR
チリ代表の関連記事
ワールドカップの関連記事
|
チリ代表の人気記事ランキング
1
ブラジル代表が最後の最後に逆転劇 アルゼンチン代表はメッシ復帰もドロー【2026年W杯南米予選】
北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第9節が行われ、ブラジル代表が敵地のチリ代表戦をなんとか勝利した。 8試合を戦ってW杯ストレートインの5位につけるものの、3勝1分け4敗と負け星が先行するブラジル。今活動ではリハビリ中のネイマールが引き続きメンバー外のなか、ヴィニシウス・ジュニオールまでもをケガで欠く。 そんなブラジルが今活動の初戦で対戦したのは9位チリだが、苦しい展開。開始2分にチリが自軍GKのキックを敵陣で拾った流れを攻撃に繋げ、右サイドからのクロスにエドゥアルド・バルガスがヘッドでネットを揺らす。 追いかけるブラジルはその後も凌ぎながらの戦いを強いられるが、45+1分に右サイドを抜け出したサヴィーニョの折り返しからイゴール・ジェズスがヘディングシュート。前半のうちに追いつき、ハーフタイムに入る。 後半は一進一退の攻防が続き、次のゴールが遠い展開になるが、最終盤にブラジルが動かす。89分、68分から出場したルイス・エンヒキが右サイドで受けると、ボックス右から左足。ファーに突き刺さり、逆転した。 最後の最後に勝ち越しのブラジルは2戦ぶり白星。パラグアイ代表と引き分けのエクアドル代表を抜き、4位に浮上している。 また、首位をひた走るアルゼンチン代表は6位のベネズエラ代表とアウェイで対戦し、代表復帰のリオネル・メッシが先発。悪天候で30分遅れのキックオフとなるなか、13分に敵陣左でのFKからニコラス・オタメンディのゴールで先手を奪う。 その1点リードで試合を折り返すが、65分に左サイドからのクロスにサロモン・ロンドンがヘッド。このまま1-1で終わり、アルゼンチンは首位の座こそキープするものの、2戦勝ちなしとなっている。 8位のボリビア代表と対戦した2位のコロンビア代表は20分の相手に退場者が出て数的優位になるが、58分の失点でそのまま敗戦。ボリビアは本大会出場圏の6位に浮上した。 ◆第9節結果 ▽10/10(木) ボリビア代表 1-0 コロンビア代表 エクアドル代表 0-0 パラグアイ代表 ベネズエラ代表 1-1 アルゼンチン代表 チリ代表 1-2 ブラジル代表 ▽10/11(金) ペルー代表 vs ウルグアイ代表 ◆順位表 1.アルゼンチン代表(19/+8) 2.コロンビア代表(16/+3) 3.ウルグアイ代表(15/+8) 4.ブラジル代表(13/+2) 5.エクアドル代表(12/+2) 6.ボリビア代表(12/-4) ーーーW杯出場ーーー 7.ベネズエラ代表(11/-1) ーーー大陸間POーーー 8.パラグアイ代表(10/-1) 9.チリ代表(5/-9) 10.ペルー代表(3/-8) ※()内は勝ち点/得失 ※エクアドルは選手の国籍詐称で-3ptからスタート <span class="paragraph-title">【動画】ブラジルが土壇場の逆転劇!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5ObJt_71AYc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.11 14:30 Fri2
36歳ビダルが母国チリの名門コロコロに17年ぶり復帰! かつての世界最強ボックス・トゥ・ボックス
チリ1部プリメーラ・ディビシオンのコロコロは23日、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(36)の加入を発表した。 ユベントス、バイエルン、バルセロナ、インテルと欧州随一の名門を渡り歩いたビダル。かつて世界最強のボックス・トゥ・ボックスと称えられた36歳は、2022年夏のインテル退団を最後に欧州でのキャリアに終止符を打ち、ブラジル1部の名門フラメンゴへと移籍した。 欧州時代に身につけた圧倒的な存在感、そして対戦相手への威圧感はサッカー王国でも健在で、2022シーズンはフラメンゴのコパ・リベルタドーレス制覇(南米制覇)に貢献。 ただ、2023シーズンは夏の移籍市場でアトレチコ・パラナエンセへ移籍も、加入からまもない昨年9月、代表ウィーク期間中にヒザを負傷し、復帰できぬまま契約満了に。同クラブでの公式戦出場は9試合にとどまった。 それでも、チリのサッカー史上最も偉大な選手と言われる男は、下部組織時代を過ごし、プロデビューも飾った古巣コロコロに帰還。2007年夏に20歳で巣立ってから17年ぶりの復帰ということになった。 ちなみにだが、ビダルはアトレチコ・パラナエンセへ移籍直後の昨年8月、「リケルメからの電話を待ってる」と将来のボカ・ジュニアーズ行き希望を示唆したり、10月には古巣フラメンゴが南米制覇から1年となったことをお祝いするSNS投稿をして両クラブサポーターから顰蹙。 また、11月に入ってボカのフアン・ロマン・リケルメ会長(当時は副会長)が自身に関するコメントを寄せると、今度はその直後に公の場で青黄のボカカラーの服装を着てまでして“お偉いさん"へアピール…ちょっとしたお騒がせ男となっている。 コロコロ復帰で落ち着けば良いのだが...。 2024.01.23 16:19 Tue
3
レーティング:チリ 2-0 エクアドル《コパ・アメリカ2015》
▽コパ・アメリカ2015が日本時間12日に開幕し、サンティアゴのエスタディオ・ナシオナル・デ・チリで行われたホスト国のチリ代表とエクアドル代表の開幕戦は、2-0でチリが勝利を収めた。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。 ▽チリ採点 GK 1 ブラーボ 6.0 守備機会が少ない中で、的確なセービングで無失点に貢献 DF 17 メデル 5.0 モンテーロの突破に苦慮するも最後まで乗り切った 18 ハラ 5.5 時折、集中力を欠くシーンもあったが、E・バレンシアをほとんど試合から消した 2 メナ 5.5 後半から左サイドバックとしてプレー。攻守にそつなくこなした MF 4 イスラ 6.0 味方との好連係から右サイドを崩してチャンスに関与。あとは最後の精度 10 バルディビア 6.0 正確かつ意表を突くパスでチャンスを創出した (→M・フェルナンデス 4.5) 試合終了間際に2枚目の警告を受けて無駄な退場 20 アランギス 5.5 無難なプレーに終始した (→ピサーロ -) 21 ディアス 6.0 気の利いた動きで中盤を締めた 8 ビダル 6.5 簡単なミスもあったが要所で閃き溢れるプレーを披露。自身が獲得したPKを持ち前の強心臓でしっかりと沈めた 15 ボセジュール 6.0 攻撃面では物足りなかったが、的確な絞りでピンチを防いだ。戦術的交代でハーフタイムに退く (→E・バルガス 6.0) うまくボールを引き出して追加点を奪取 FW 7 サンチェス 6.5 巧みな動き出しとキレのあるドリブルで攻撃をけん引した 監督 サンパオリ 6.0 苦しみながらもシステム変更やリードを守りにいく交代策で勝利を掴んだ ▽エクアドル採点 GK 23 アレクサンデル・ドミンゲス 5.5 安定したゴールキーピングでチリの攻撃を防いでいた DF 4 パレデス 5.5 フィジカルの強さを生かしてサイドを突破させず 21 アチリエル 6.0 最後の局面で体を張る懸命な対応が目立った 3 エラソ 6.0 アチリエルと同様に守備で奮闘 10 W・アジョビ 5.0 攻撃面では得意の左足でチャンスにつなげるが、イスラの動きについていけず、何度か自身のサイドを崩される MF 9 F・マルティネス 5.5 クロスに飛び込む動きや積極的なシュート存在感を示した (→イバーラ -) 痛恨のパスミスで追加点を献上 6 ノボア 5.5 中盤でハードワーク。相手の細かなパスワークに何とか対応した 14 ラストラ 5.5 守備面で忠実に任務をこなした (→キニョネス 5.0) 効果的なプレーをあまり見せられず 7 モンテーロ 6.0 鋭い突破で攻め手となり、チャンスを幾度も創出 FW 13 E・バレンシア 5.0 良い形でボールが入らなかった。最後に持ち前の身体能力を生かして決定機を迎えたが、決めきれず 8 ボラーニョス 5.0 前線から守備を繰り返していた。微妙な判定だったが、ビダルのうまさにやられてPKを献上 監督 キンテーロス 5.5 守備陣の奮闘もあり、十分に勝ち点を奪える試合だった ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! サンチェス(チリ) ▽先制点をもたらしたビダルもMOMに相応しいが、試合を通してキレのあるプレーを連発したサンチェスを演出。自ら強引に仕掛けながらも、味方をうまく生かしてチャンスを創出した。 チリ 2-0 エクアドル 【チリ】 ビダル(後22[PK]) E・バルガス(後39) 2015.06.12 10:44 Fri4
カバーニ、先発チリ戦で負傷交代…右ふくらはぎのケガか
マンチェスター・ユナイテッドのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが新たなケガを負ったようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 いよいよ残り2試合のカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選に向け、今月の代表活動に参加したカバーニ。チームが本大会ストレートインの4位以内を決めた24日のペルー代表戦に途中出場するなど、今活動中の全2試合でプレーした。 だが、先発した29日のチリ代表では前半途中に右ふくらはぎを気にしながらピッチに座り込み、29分にベンチからスタートしたアトレティコ・マドリーのFWルイス・スアレスと交代している。 今季を迎えるにあたり、南米移籍も取り沙汰されながらユナイテッドと1年間の新契約を結び、残留したカバーニ。だが、度重なる故障にも苦しみ、ここまで公式戦17試合の出場のみと稼働率を悪くし、得点数も2ゴールにとどまっている。 そんな35歳のフィニッシャーは今回の代表活動に合流する前までもユナイテッドで負傷離脱が続き、12日に行われたプレミアリーグ第29節のトッテナム戦で復帰したばかりだった。 今回の代表ウィークが終わると、熾烈さを極めるプレミアリーグのトップ4争いに向けて、ギアを上げていく必要があるユナイテッドだが、ケガの程度でカバーニを頼りにできなさそうだ。 2022.03.30 17:55 Wed5