カバーニ2発にスアレスもPK弾!! 役者揃い踏みのウルグアイがパラグアイに4発快勝!!《ロシアW杯南米予選》

▽日本時間の7日に、ロシア・ワールドカップ南米予選第8節のウルグアイ代表vsパラグアイ代表が行われ、4-0でウルグアイだ快勝した。

▽前節のアルゼンチン代表戦で1-0の敗戦を喫して2位に後退したウルグアイが、チリ代表に2-1と競り勝ったパラグアイをホームに迎えた。連敗は避けたいウルグアイは、前節同様にカバーニとスアレスの2トップを送り出すなどベストメンバーで臨んだ。

▽試合は圧倒的にウルグアイが主導権を握る展開の中、18分に2トップの力でゴールをこじ開ける。ボックス中央に位置したカバーニがスアレスのクロスを右足で捉えると、これがゴールマウスに吸い込まれて先制点を奪った。追いかける展開となったパラグアイは、前線のレスカノへと早めにボールを入れて縦に速い展開に持ち込んでいく。
▽しかし決定機を作れずにいると、42分にはウルグアイが2点目を奪った。右CKを獲得したウルグアイは、ガストン・ラミレスが入れたボールをC・ロドリゲスが頭で合わせてゴールネットを揺らす。さらに46分にはスアレスがボックス内で倒されてPKを獲得。これを自身できっちりと決めきり、ウルグアイが3-0と大きくリードして前半を終えた。

▽すると後半もウルグアイが立ち上がりから攻勢に出ると、54分にはカバーニがヘディングシュートを沈めて試合の大勢が決する。4点差とされたパラグアイは、65分までに全ての交代カードを切るなど手を施すも、攻撃の形を見せられないまま時間が経過していく。▽一方のウルグアイは72分にカバーニ、76分にスアレスを下げるなど余裕の采配を見せた。試合終盤はパラグアイがウルグアイ陣内に攻め込む場面も見られたが、守備陣は落ち着いた対応を見せてシャットアウト。ウルグアイが前節の敗戦を払しょくする快勝を見せた。