国際大会初出場のコソボが歴史的勝ち点1!《ロシアW杯欧州予選》

2016.09.06 06:27 Tue
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループI第1節のフィンランド代表vsコソボ代表が5日に行われ、1-1のドローに終わった。

▽2016年5月にFIFA加盟が認められたコソボは、今大会が同国代表として参加する初の国際大会となる。この歴史的な初戦に向けてコソボは、それぞれアルバニア代表やノルウェー代表としてプレー経験のあるウイカニやヴァロン・ベリシャなど、数人の国籍変更組を含めたメンバーで臨んだ。

▽立ち上がりからアグレッシブな入りを見せたコソボは、ベルナルド・ベリシャがいきなり決定的なシュートを放つと、その数分後にはパカラダがクロスバー直撃のシュートを放つ。
▽だが、18分にミスから相手に決定機を許すと、エレメンコとの一対一をGKウイカニがビッグセーブで阻む。だが、このプレーで与えたCKの流れからアラユーリに先制点を決められる。

▽その後、必死の反撃を見せるコソボは、0-1で折り返した後半序盤に追いつく。60分、ボックス内での積極的な仕掛けから得たPKを元ノルウェー代表のヴァロン・ベリシャが冷静に左上隅に突き刺し、コソボ代表の歴史的な初ゴールを決めた。
▽この同点ゴールで勢いに乗るコソボは、格上のフィンランド代表に対して、一進一退の攻防を繰り広げる。だが、相手に勝ち越し点こそ与えないものの、再三の決定機をモノにし切れず、試合は1-1のままタイムアップ。それでも、敵地で終始チーム一丸となった戦いを見せたコソボが、初の国際大会で歴史的な勝ち点1を手にした。

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