町田がすみだとの東京ダービーを制する!! アジア王者の名古屋は2011年以来となるアウェイ府中戦に勝利!!《ゼビオFリーグ》

▽6日にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第8節の2試合が開催された。ペスカドーラ町田vsフウガドールすみだは3-2で町田が勝利し、府中アスレティックFCvs名古屋オーシャンズは4-1で名古屋が勝利した。

◆ペスカドーラ町田vsフウガドールすみだ
▽前節の浜松戦を5-0の快勝で3連勝と調子を上げる3位の町田(勝ち点12)と、大分と3-3の引き分けで開幕からの連勝が「6」でストップした首位のすみだ(同19)が対峙した一戦。9分、味方のシュートがGKによって弾かれたところをゴール前で見逃さなかった中井健介が押し込み、町田が均衡を破る。すると、その直後、町田はこの試合がホームデビューとなる森岡薫を投入する。

▽ところが、昨シーズンまで町田でプレーしていたボラを森岡とほぼ同じタイミングで投入したすみだが12分に追いつく。ゴール前でボールキープしたボラのヒールシュートがゴール右に吸い込まれた。17分に勝ち越しのチャンスを得た町田だったものの、室田祐希が清水和也に倒されて獲得したPKを金山が失敗してしまう。

▽それでも23分、町田は左サイドでボールを受けた室田がドリブルで中に切り込み、右足のシュートでゴールネットを揺らして勝ち越し。その後、30分にボラにネットを揺らされてまたしても追いつかれるが、36分に滝田学のゴールで試合を決定付けた。結局、3-2で試合終了。4連勝とした町田が森岡のホームデビュー戦を白星で飾り、すみだに今季初黒星をつけた。
◆府中アスレティックFCvs名古屋オーシャンズ
▽前節、約1カ月のホームゲームを迎え仙台を相手に4-3と辛勝した府中が、AFCフットサルクラブ選手権でアジア王者に輝きリーグ戦に戻ってきた名古屋と対戦した。府中はホーム開催の名古屋戦で3年連続勝利を収めており、その記録が更新できるかに期待がかかる。その府中は復帰した渡邉知晃がベンチ入りを果たし、対する名古屋も酒井ラファエル良男の実弟である元ブラジル代表FPダニエル・サカイがメンバー入りを果たした。

▽試合は7分にゴール前の混戦からこぼれ球を押し込んだ田村研人のゴールで名古屋が先手を取ると、9分には前鈍内マティアスエルナンが個人技からゴールを奪い切る。前半を2点リードで終えた名古屋は、32分にも中村友亮のゴールで3点目を奪取した。▽すると府中はここからGKに永島俊を入れたパワープレーを開始。36分には皆本晃のミドルシュートで点差を詰めるが、38分には齋藤功一のパワープレー返しが決まって勝負あり。名古屋が2011年11月3日以来となる郷土の森府中市立総合体育館での勝利を収めた。