すみだの開幕連勝記録は“6”でストップ!! 大分が勝ち点1を持ち帰る《ゼビオFリーグ》

▽29日、30日にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第7節の3試合が行われた。29日開催の府中アスレティックFCvsヴォスクオーレ仙台は、4-3で府中が勝利。30日に開催されたフウガドールすみだvsバサジィ大分は3-3のドローに終わり、エスポラーダ北海道vsデウソン神戸は、3-2で北海道が勝利した。

◆府中アスレティックFCvsヴォスクオーレ仙台
▽約1カ月ぶりのホームゲームを迎えた府中は6分に宮田義人のゴールで幸先よく先制する。さらに小山剛史も追加点を奪うなど仙台を突き放した。ところがここから仙台が反撃に出ると、9分に永村八一、12分に木島悠斗がネットを揺らし試合は振り出しへ。しかし13分に柴田祐輔のゴールで府中が勝ち越すと、17分にはオウンゴールにより、前半は府中が4-2とリードした。▽迎えた後半、追いかける仙台が府中ゴールに迫る。さらに残り3分30秒から狩野新をGKに置いたパワープレーにでると、39分に松木裕功のミドルシュートがさく裂。仙台が1点差に詰め寄ったが反撃もここで終わり、府中が3試合ぶりの白星を飾った。◆フウガドールすみだvsバサジィ大分
▽開幕から6連勝と勢いに乗るすみだと、大阪との上位対決を制した大分の一戦は白熱した好ゲームとなった。試合は8分に清水和也のミドルシュートが突き刺さってすみだがせんせいすると、大分も9分にディドゥダが負けじとミドルシュートを突き刺す。15分には、すみだが宮崎の勝ち越しゴールでまたもリードを得る。追いかける大分は前半終了間際に白方秀和をGKに置いたパワープレーを見せたが、追いつくことはできずにハーフタイムを迎えた。
▽すると23分、白方のゴールで大分が試合を振り出しに戻す。しかしすみだはあわてずに攻撃を組み立てると、29分に岡山和馬が勝ち越しゴールを奪取。すると大分も33分に仁部屋和弘のゴールで、三度同点とした。試合終盤はアウェイの大分が再びパワープレーを行い、勝ち点3を目指す。しかし決勝ゴールは生まれずに勝ち点1を分け合う結果に終わった。

◆エスポラーダ北海道vsデウソン神戸
▽前節の府中アスレティックFC戦で引き分けていた北海道が、シュライカー大阪に大敗を喫していた神戸と対戦した。試合は北海道ペースで進んでいくと、4分に水上玄太が先制ゴールを奪い、12分にも水上が追加点を奪った。2点をリードする北海道はその後も神戸を押し込んでいくが追加点を奪えずにハーフタイムを迎えた。▽迎えた26分に酒井遼太郎がネットを揺らし北海道が3点目を奪う。すると神戸は10分を残してGKに稲田瑞穂を置いたパワープレーを開始。35分には原田浩平がゴールを奪い、神戸に勢いが出始めると、36分には得点ランキングでトップに立つ相井忍がシーズン8点目を奪う。1点差に詰め寄った神戸は、その後もパワープレーを仕掛けるが、追いつくことはできずに試合は終了。北海道が逃げ切り勝ちを収めた。